私は、ファミリーカーを購入する際に、値引きや下取り交渉など、
いかにお得に購入できるのか?というところを、とことん突き詰めて考えた、とそこにはちょっとした自信を持っています。
ただ、なかなか車の購入なんて大きな買い物は頻繁にするものじゃありません。慣れないことも多く、色々と試行錯誤しながらの購入になりました。
実際、車の購入するときは担当者から伝えられるままに「ふんふん・・」とそのまま誘導されるままに購入してしまうことも少なくないと思います。それだと、「これって本当に損してないのか?」と不安にもなってしまうもの。
今回は、私の経験を踏まえて、あなたの今抱えている不安を払拭し、本当に損しない車の購入・買い替え術について紹介していきたいと思います。
車の値引き相場を知る
ディーラーでライバル車同士の見積もりを取って値引き競争させる
まずは、同じような価格帯、機能備えた各メーカーの車種の見積もりを取ること。そして、そのライバル車同士の見積もりを値引き材料に使う方法はかなり一般的です。
それは、同じメーカーのディーラーであっても、販売店によって値引き金額が違ってくるからなんですね。
例えば、トヨタはトヨタカローラ、トヨペット、ネッツトヨタなど販売代理店がいくつもあったりしますが、どの代理店でも扱っているプリウスなんかは、各代理店に相見積もりを取って値引きの材料できます。
また、違う車種であっても外観が違うだけでほぼ同じアルファードとベルファイア、ヴォクシーとノアなどはお互いにライバル社として値引き材料にできたりします。
アルファード | ベルファイア |
トヨペット系列 |
ネッツトヨタ系列 |
また、日産のように系列が一元化されているようなメーカーでも、他社の競合車種の見積もり金額を引き合いに、値引きや下取りの上乗せを引き出します。
ちなみに、ミニバンの売れ筋ラインでいうと、日産のセレナとホンダのステップワゴン、トヨタのヴォクシー(ノア)が競合車種になります。
セレナ | ホンダステップワゴン |
日産 |
ホンダ |
なので、購入を決める際には、必ず競合車種を取り扱っているディーラーをできれば全て回って、見積書を揃えることが大切です。
全て回るのは時間的に難しい…という方でも、最低2~3社は回って競合させるようにはしてください。
人によってはなかなか大変かもしれませんが、できるだけ土日を使ったり、時間をやりくりして頑張ってくださいね。
ディーラーの下取りと値引きの線引きをしっかり
初めにも言いましたが、ディーラーで新車購入する際に気をつけたいのが、下取り価格と値引き価格をごっちゃにしてしまうこと。
よくあるのが、見積書に値引きと書かれていた項目に下取り価格が含まれていて、一見値引き額が非常に大きいと勘違いをしてしまうところ。
ディーラーには、「下取り価格はしっかりと中古車販売店の買取価格と比較したいから」という風に伝えて、下取りと値引きをしっかりと分けて提示して貰うと良いですよ。
できれば購入タイミングも考えて
ここは人によってはなかなか難しいかもしれませんが、車を購入するタイミングによっても値引き額に幅が出るのも確かです。
例えば、ディーラーの決算時期などは他の月と比べて値引きを上積みさせることも可能です。(※1年でいうと大体3月などがディーラーの決算期で多いですね。)
オプションや各種サービスの申し込みなど
ディーラーのオプションや、ロードサービス、定期メンテナンスなどの各種のサービスに加入することで、値引き額を上乗せすることが可能です。
この辺は、実際にディーラーの担当者に聞いてみて、入れるものは入って僕とさらに値引きを上乗せできるチャンスです。
ただ、実際の値引き額と加入するサービスが本当にいるのかどうか?といところとの兼ね合いも考えるべきですね。
車の下取り・買い取り相場を知る
基本は下取りよりも買取が高く売れる
車を買い替える際、今乗っている車は基本的にディーラーに下取りしてもらうか、中古車販売業者に買取をしてもらうかの2つになります。
下取りと値引きをしっかりと分けて考えるということを上では紹介しましたが、その理由としては基本的に下取りよりも買取の方が高く売れるというのが一般的だからです。
というのも、ディーラーは新車購入が一番の目的であり、極端に言うと下取りは値引き交渉の一部であり、それほど力を入れる項目ではありません。
一方、中古車の売買を主な商売としている中古車販売店は、中古車は儲けの原資であり、中古車を買い取ることには非常に貪欲です。
そもそも、ディーラーの下取りよりも買取価格が低いならば、中古車買い取り業者が買取業務をする必要はないので、業者の買い取り価格のほうがディーラーの下取り価格を上回るのはある意味必然なのです。
買取店といえば、ガリバーやビッグモーター、ティーバイティーガレージなどが有名ですが、
もっと言うと、買取店でもどれか1社よりも、少なくとも2~3社の見積もりをとって比較することは必須。業者によっても当然、車の査定額は違ってきますからね。
休みの日に近くの買取店を回ってみて下さい。
ただ、そんな時間がない場合や、すぐに現時点での相場が知りたい、という場合に便利なのが最大10社の中古車業者から査定額を請求できる車の一括査定サービス。
ネットから必要事項を入力するだけで各社の見積額が分かる=現在の愛車の相場が分かる、ということです。
「え、でも査定を受けたらどこかに売らないといけなくなるんじゃないの?」
と思ったかもしれませんが、安心して下さい。
査定を受けたからといって、必ずしも売る必要はありません。
あくまでも値段を比較して、条件の良い方に売却(下取り)に出すのが目的です。値引きの交渉材料にもなる可能性もあります。
ただ、まだここからも話は続きます。
実際に、買取店からも安く買いたたかれることなく、より損をしない方法を突き詰めて次からは紹介します。
オークション相場から買取相場の上限を知る方法
では、中古車販売業者に車を安く買い叩かれずに、より高く買ってもらうにはどうすればいいのか。
先ほど買い取り価格は取得価格よりも必然的に高くなるということ話しましたが、その中でもより高い買い取り価格を勝ち取るにはコツがあります。
中古車販売店からしても、できれば買取り相場よりもできるだけ安い値段で中古車を買い取って大きな利益が得たいのです。
そこでまず頭に入れなければいけないのが、中古車の販売価格はどうやって決まっているのか?ということ。
売られている車の値段がある程度決まっている(相場がある)ため、幅はあるものの、実は買い取り価格にもある程度買取相場というものが決まってくるのです。
オークション相場から買取価格の上限を大体予想する
ここからは、中古車のオークション相場を調べる方法を紹介します。
この2つが車のオークション相場を確認できる有名なサイトで、車の車種や年式、走行距離などを入力すれば現在売買されている車の販売相場がわかります。
車の販売相場が分かれば、ここから逆算をしていくことで買取相場の上限も大体予想がついてきます。
大体中古車販売店のマージンは車の販売価格の10%から15%であることが多いようです。(※もちろん、これは販売店や店舗の状況にあっても違いは出てきます。あくまで目安として考えてください。)
ざっくりとですが、オークションサイトで調べた販売価格に買取店のマージン10%から15%を差し引いた価格というのが、買取価格の天井の目安と考えていいでしょう。(※実際には、ここから車の状態や諸条件によってマイナス査定がされていくので、これもあくまで目安です。)
オークションサイトに出品してみる
また、一歩進んで、自分でオークションサイトに出してみるのもあり。
ただ、自分で出品したりするのはそもそも無理だったり(※業者のライセンスが必要なため)、ハードルが高かったりもします。
そこでお勧めなのが、オークション代行サービス。簡単申し込みをネットから済ませるだけで、全国最大2000社の買取業社から入札され、一番高値がついた業者に売却ができるサービス。
何より良いのは、一般の一括査定と違って、対応するのが代行業者の一社だけで良いとところ。一括査定でありがちな、電話の殺到や複数業者とのめんどくさいやり取りがありません。
もちろん、代行手数料などはかからず、完全無料で利用できるので、お勧めです。
中古車のプラス査定になる項目
中古車のプラス査定なる項目として、日々の定期点検を受けているか、カーナビの人気オプションが付いているか、車検までの期間が長いかどうかなどの項目があります。
ただし、基本的には査定にプラスに働く項目は少なく、状態によってマイナス査定の方が多くなっていくのが実情です。
中古車のマイナス査定になる項目
査定にマイナスに働く項目としては、車の傷や修復歴、事故歴、そしてわかりにくいところで言えば、車内の匂いまで非常に多岐にわたります。
査定してくれる買取業者の査定士さんは初めに車の買取額の相場を調べた後、車の状態を見ながら、マイナス査定をしていきます。
うちはペットの犬を飼っていいのですが、この辺も匂いや車内に毛が残っていたりなど、結構マイナス査定になる要素は多いようです。
【注意!】中古車買い取り価格に含まれている項目
最後に、中古車買い取り業者から最終的な査定額を受け取ったときに確認しておかないといけないことがあります。
それは、車の保険やリサイクル料など車売却した時に戻ってくるお金を査定額の中に含んでいるかどうかです。
多くの買取店は、この辺を全て含んだ支払額という形で、査定額を提示してくることが多いです。
なので、買取業者から査定額を提示された際には、その内訳を細かく確認したほうがより正確に車の価格を知ることができます。
新車購入時の下取り+値引き総額を最大にするやり方
- 購入したい車のライバル車の見積もりを取る
- ライバル社の見積もりを持って、購入したい車のディーラーへ値引き交渉。
- 複数の中古車販売業者へ相見積もりをし、買取価格を比較。
- 一番買い取り額を高かった買取業者へ車売却し、値引き額と下取り額(買い取り額)を最大化する。
この手順を踏んでいけば、自然と下取り額(買い取り額)と値引き額の総額が最大化し、最もお得に新車購入ができるのではないでしょうか。
新車値引き最大化のコツ、それは・・・
- 決算月を狙う。→販売台数を挙げるための大幅値引きも!
- 知り合いの営業マンを頼る。→特に裁量権のある店長なら尚良し。
- 下取り額を上げる。→下取りより高値のつく買取査定で今すぐ見積もり→
車種:ダイハツミラジーノ
年式:不明
走行距離:50,000キロくらい
状態:無事故・修復歴なし、へこみ・大きなキズ無し
査定見積もり業者数:3社くらい
買取金額:25万円
古い車だったのと、ディーラーや他社さんはもっと低い買取価格だったので予想以上に高く買取していただけて大満足でした。
車種:ヴェルファイア
年式:2016年
走行距離:24000㎞
状態:事故、傷なし
査定見積もり業者数:12社
買取金額:333万円
満足しています。ディラーとの差額で100万円近く下がらるので満足です。
車種:ホンダ ステップワゴン スパーダZ
年式:H21年式
走行距離:10万キロ
状態: 外装は傷、凹みは極少ない、内装もかなり綺麗、禁煙車
査定見積もり業者数:7〜8社
買取金額:85万円
売却金額には満足しています。
買取相場よりも20万近く高く買い取ってもらえたので、あとは少しカスタムカーだったのですがそこも部品の価値をしっかりわかってくれていました。
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