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トヨタのディーラーでもらう新車注文書・見積もり書(商談メモ)の見方完全ガイド

車の買い替え

 

ディーラーに行って、新車の見積もりをしてもらったけど・・・帰って読み返してるとよくわからない項目がある・・・。

 

こういう場合は多いと思います。

 

見積書をしっかり確認して、わからないことがなくなるまで調べている人はほとんどいないと思います。

 

ただ、この見積書の中に、実は実質の購入金額をかなり削れる部分というのが出てくるのです。

 

そのためには、入っている項目が、本当に必要なのかどうなのか?というところしっかりと見極めることが大事。

ということでこの記事では、新車の見積書(商談メモ)について、分からない、不安な点は全くない!というところまで、徹底解説していきます

(※この記事を読んでも分からないことがある!という方は、ぜひコメントで教えてくださいね。)

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  • 決算月を狙う。→販売台数を挙げるための大幅値引きも!
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【公式】カービュー

見積書の項目(共通)

ではまずここでは見積書に書いてある項目のうち、トヨタや日産など、各ディーラー共通している部分について紹介していこうと思います。

加えて、必ず支払わなければいけないものや前によっては省けるものなど、本当に必要かどうかというところまで突っ込んで書いていきたいと思います。

税金・強制保険

まずは、税金や強制保険などの部分。
まとめると、この4つになります。

  • 自動車税
  • 自動車取得税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料

ここはディーラーや販売店によって変化はなく、税金なのでどこで購入しても全く同じです。
この辺に関しては、詳しくページを作ってるので気になる方は下のリンクから見てみてください。
⇒諸経費・税金関連の詳細ページ

検査・登録・届け出手続き法定費用

  • 検査登録手数料
  • 車庫証明手数料
  • 下取り車手続き費用

これは新車購入時に必要な車庫証明を出したり、検査や登録の手続きにかかる法定費用です。
詳しくはこちらのページに詳細が載っています。⇒検査・登録に係る主な手数料 – 一般財団法人 自動車検査登録情報協会

ここは法定費用なので理論や販売店によって金額は変わるはずないのですが、、、見積書を見るとどの販売店も結構バラバラ。。
まぁ、違っても数千円なので全体に与えるインパクトは少ないですがちょっとふに落ちない感じもしますよね。

OSS申請代行費用

次に見ていくのがOSS申請代行費用
いきなりよくわからないものが出てきてしまいましたが、OSSとは何ぞや?というのがポイント。

OSSとは、ワンストップサービスのことで、先ほど紹介した検査・登録・届け出の手続きを代行してもらうための費用。この新車購入時に必要なもろもろの手続きを、オンラインで一元化し簡略化をはかったものです。

それをディーラーや販売店に代行してもらうようということですが、これが結構高い。

販売店によっても違うのですが、大体3万円から4万円ぐらいが相場のようです。

ではこれを自分でやって、この代行費用をカットできないものか、、、と考えました。
しかし、いろいろ調べていくと販売店の手数料と考えてる部分もあるようでカットできなくなっていることも多いようです。

また、自分でやるにしても必要な機器などをそろえる必要があったりと、時間的にも労力的にもここは販売店にお任せした方が良さそうです。

納車費用

納車費用に関しては、文字通り車を自宅まで販売店に運んでもらうための費用ですが、
もちろん自分で車を取りにいけばこの費用は省くことができます。

預かりリサイクル預託金

 

次は預りリサイクル預託金
これに関しては、実は支払うものではなくお金を預けるという性質ものです。

どういうことかというと、このお金は車を廃車にしてリサイクルに出す時に必要なお金です。
今は家電リサイクル法もできて、電子レンジなどの電化製品をゴミとして出す場合にも、それをリサイクルするためのリサイクル料金がかかってきますよね。

それと同じで、車をスクラップにしてリサイクルする場合にもお金が必要になってきます。

その廃車になった時の車のリサイクル料金をあらかじめ歩けるのがこのリサイクル受託金。
つまり、このお金は車を廃車にしない限り戻ってきます。

車を購入して、それを売却や下取りに出したときには返金してもらえるのです。
(ただし、車の売却や下取り査定しにはそういった諸経費なども含めて金額を呈されることも多いので、表に分かりやすい形で出てこないことも多いですが・・・。)

(リサイクル)資金管理料金

資金管理料金に関しては、設定しているディーラーとしていないディーラーがありました
おそらく、リサイクル預託金を売却したり廃車にするまで持っている=管理しているという名目の料金なのだと思います。

金額にするとわずか数百円のものですし、ディーラー側もここで儲けようという感じではなさそうなのでとりあえずスルーしておきました。
ただ、先ほども言いましたがこの項目を設定しているところとないところがあるのはなぜなんでしょう?

希望ナンバー申し込み代行費用

これはそのままですね。
自分の好きな車のナンバーを販売店に申請してもらうための費用です。
もちろん、車のナンバーは何でもよいという場合は省くことが可能です。

下取り車査定料

これも見たまんま、文字通りの項目。
ディーラーの下取りをする際の査定料金ですね。

ただし、ディーラーが商談段階で下取り査定をする際、別途査定料がかかってくるということは私の経験上ありません。

実際に車を購入する場合にのみ、項目が入ってきます。
なので、見積もり段階での下取り査定などは無料なので安心してやってもらって大丈夫ですよ。(別途料金がかかったりはしません。)

 

そして大事なのは、下取り査定を受ける前に、大体の売却相場を知っておくこと。

なぜなら、営業マンから下取り価格を提示されたとしても、それが相場からして高いのか?安いのか?が判断つかないからです。

 

もっというと、ディーラーは車を購入してもらうことがメインの事業なので、あまり下取りに力を入れません。

多くの場合が、中古車買取業社へ売った方が高値で売れるのです。

 

ディーラーへ行く前には、少なくとも一社は中古車買取店から事前に査定を受けておきましょう。一度に複数社から査定を受ける一括査定もありますが、正直登録した瞬間から数社から電話がかかってくるので、けっこう煩わしいです。

なので、おすすめは一社ずつ複数社に話を聞いてみるのが、落ち着いて話も聞けます。おすすめはカーネクストユーポスあたりですが、それでも一括査定がいいという方はカービューあたりが無難です。

乗り換える車の相場を知った上で、ディーラー下取りと比較して高い方に売ればOK。

(※ディーラーは値引き価格を高めに設定して、下取り価格で調整することもあるので、必ず値引き額と下取り額ば別々に聞きましょう。)

自動車保険料(任意保険)

自動車保険でも自賠責保険は国からの強制加入で保険料も変わりません。

それに対して、自分で任意に入るのが自動車の任意保険。
任意保険なので、必ず早なければいけないといった法律的な強制力はありませんが、何かあった時の場合に備えてほぼ全てのドライバーが何らかの保険に加入しています。

で、要注意なのが、見積書の段階で、ここにディーラーがお勧め(斡旋)する任意保険の保険料が勝手に入ってる場合があることです。

ディーラーがおすすめする保険は基本的に代理店型と言って、保険料が同じ内容でも割高になります。(複数年契約ができるので、事故を起こしてもすぐに等級が落ちない、といったメリットもあります。)

参考:子育て世代の自動車保険の選び方|毎年比較し、乗り換えをおすすめします。

 

ただ、別に自動車保険までディーラーで決める必要は無いですし、他の自動車保険と比較検討して加入した方が保険料もかなり安くなります。

 

なので、とりあえず見積もり段階では任意保険の自動車保険の保険料は外しておいてもらった方が無難です。

 

で、ここでお勧めしたいのが、ダイレクト型の自動車保険。インターネット型と言われるもので、術rてWeb上で手続きが完了するため、企業的には経費が少なくて済む=保険料が安くなる、のです。

 

 

【無料】ダイレクト(ネット)型自動車保険一括見積もりへ。

 

各社の保険料の見積もりが一括で出る、一括査定サイトも利用しながら、自動車保険も賢く選んでいきましょう。

車検・点検のメンテナンスパック

過去ディーラー、販売店が新車購入のアフターフォローとして定期点検やメンテナンスパックをおすすめするものです。
各社によってサービス内容も違ってきますし、一回目の車検の基本料金が含まれるものなど料金もそれぞれ違ってきます。
なので、これも実際に自分が必要かどうかというところですね。
ただし、車検や点検などはディーラーでやるとやっぱり高めです。
特に、定期点検に加えて1回目の車検の基本料金までプロになると各社10万円を超えてくるので、個人的には別の車検業者に車検や点検を出したほうがいいかなと思っています。
その辺については、私が実際に各車検業者やディーラーの車検について調べたサイトがあるのでもしくはそちらを見てみてください。

⇒安心安全な車検【費用最安値】を相場無視で各社見積もりを徹底比較!

トヨタの各販売店の見積書(商談メモ)特有の項目

次に、各ディーラーや販売店によってあったりなかったりする項目について紹介してきたいと思います。

各販売店によって独自の項目があったりするので、それぞれ販売店別に見ていきたいと思います。

トヨタ店

持ち込み検査費用

ナンバーを取得するために運輸支局へ行って車を持ち込む際の手数料だと思います。

ETCセットアップ

これはおそらく文字通り、ETCを設置するための工賃、手数料だと思われます。

印紙代

トヨタカローラ

アフターサービス料

希望ナンバー法定費用

これは希望ナンバーを登録するための手続き費用ではないかと思います。かほかの販売店やディーラーでは、希望ナンバー代行費用中に含まれているもの分けて表示してるのではないかと思います。

トヨペット

環境整備

下取り車に特定フロン処理が必要な場合に別途かかる費用です。

県外登録

購入した店舗と車庫証明の地域(自宅)が違った場合(ナンバープレートの地域名が異なる場合)、別途必要になる費用です。

ネッツトヨタ

他府県登録費用

こちらは先に紹介しましたが、購入した店舗が自宅と地域が違った場合(ナンバープレートの地域名が違ってくる場合)、別途必要になる費用です。

希望ナンバー法定費用

これも先に紹介しましたが、希望ナンバーを取得するときの法定費用です。

トヨタの各車種別の商談メモ(新車見積書)一覧

では最後に、トヨタ車の車種別の商談メモ、新車見積書の実物を紹介していきます。

車種別の見積書について変わってくるところは、オプションや値引きなどの項目くらいです。なので、それほど確認しても真新しい項目は無いのですが、実際に私がもらった見積書をもとに、気になる部分についてちょこっと解説していきます。(※もし、この辺が分からない!知りたい!という部分があれば、コメントで教えて下さいね。)

アルファード

アルファード新車見積書(商談メモ)

トヨタはそうなのかもしれませんが、車体価格の割にアルファードの値引き額は17万円と、結構渋いですね~。

まぁ、これは初めの商談なので、話が詰まってくれば、もう少し値引きは出てくると思います。その辺は、決算月などの時期的なものと、担当者によっても違ってくるので参考程度に。

オプションについても、とりあえず最低限のものを付けてもらってる感じです。グレードやつけるオプションによっても、もちろん価格は変わってきます。

ちなみに、アルファードを販売する系列店はトヨペットです。

ベルファイア

ベルファイア新車見積書(商談メモ)

アルファードの兄弟車種であるベルファイア。系列店は変わって、ネッツトヨタとなります。

値引き額はアルファードよりさらに渋くなって15万円前後。先ほども言いましたが、この車体価格でこの値引き額はちと厳しすぎやしませんか?

もちろん、初回の商談ということもありますが・・。

今人気はベルファイアよりもアルファードの方が高く、リセールバリューはアルファードの方が上のはず。(つまり、売るときによりアルファードの方が高く売れるってこと。)

なので、コスパの面から言うと、今あえてフェルファイアを買う意味はあんまり見出せません。。オプションは同じく、とりあえず最低限のものを付けてもらってる感じです。

ヴォクシー

ボクシー新車見積書(商談メモ)

続いて、トヨタのファミリーカーといえば、という定番のボクシー。系列店はベルファイアと同じくネッツトヨタ。

ボクシーの値引き額はフェルファイアと同じ15万円ちょっと。

車体価格からすると、ヴォクシーの値引き額の方がまだ良心的かも。(もちろん、初回の商談の値引き額ですけどね。)

オプションに関しては、記載のものですね。こちらも特に特別なものはつけておらず、最低限の構成となっています。

ノア

ノア新車見積書(商談メモ)

ちょっとギラギラ系のボクシーに対して、落ち着いていて雰囲気的にはこちらの方がザ・ファミリーカーかもしれない、ノア。

今度のモデルチェンジでトヨタの3兄弟(ノア・ボクシー・エスクァイア)が統合されてノアになるみたいですが、やはり人気もけっこうあるんでしょうか。

ノアの場合は系列店が変わってトヨタカローラが取り扱い店。ただ、値引き額はボクシーと大体同じの15万円ちょっととなっています。

エスクァイア

エスクァイア新車見積書(商談メモ)

次は、ボクシーよりもさらにラグジュアリー路線で売っているエスクァイア。

ボクシーやノアと筐体は一緒なのに、内装やパーツの豪華さで、2車種よりも30万円前後もベースの金額が高くなっています。

取扱店は〇〇トヨタ(〇〇の中は最寄りの地名が入ります。)価格はボクシー、ノアより高いですが、エスクァイアの値引き額は同等かそれ以下の15万円ポッキリ。

うーん、これならボクシーかノアのハイブリッド買うかな・・。

シエンタ

シエンタ新車見積書(商談メモ)

最後は、トヨタのミニバンでもっともコンパクトなシエンタ。取扱店は、エスクァイアと同じく〇〇トヨタとなります。

早速注目の値引き額はというと、シエンタの初回提示値引きは12万円でした。

まぁ、車体価格からしても他の車種よりは値引き額は抑え気味になるようですね。ここから、商談を詰めていって、どこまで下がるか?が大事ですね。

まとめ

ここまで見積書にある項目についていろいろ見てきましたが、私もこうやって調べてみることでだいぶ内容がクリアになってきました。

と同時に、販売店によってある項目やない項目がでてきていたり、本当によくわからない項目があったりもしました。

私の結論としては、必ずいる法定費用や代行費用などを除いて、結局は販売店側のさじ加減でどうにでもできるような部分が大きいのかなと言うふうに思います。

なので、わかんない項目についてはとことん聞いたらいいと思いますが、車両価格以外で販売店側の手数料を加工しているという面もあるという側面も理解しておく必要があります。

また、それでは逆にいらない場合にはしっかりと指摘することで、費用が削減される項目もあります。

  • 納車費用
  • 自動車保険(任意保険)
  • 希望ナンバー代行費用
  • 点検・メンテナンスパック

主にこういったところの項目は、自分自身本当に必要なのかどうかをよく考えて必要なければ遠慮なくいらないと言って大丈夫です。

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