私は小1・2歳・0歳6ヶ月の3姉妹のママであり、調剤薬局でフルタイム勤務している薬剤師ママです。
この記事では薬剤師ママさんの職場復帰とそれに伴う保育園へ子供を預けるときに私自身が大事にしたポイントについて紹介しています。
あんなに頑張って得た薬剤師免許を使わないなんてもったいない!だけど子どもが小さいうちはパートや時短じゃないと無理?保育園選びってどうすればいいの?一人目の子どもが生まれた時に様々な疑問や悩みが私にもでてきました。
同じような薬剤師ママさんで同じ様な環境にいらっしゃる方の参考になれば嬉しいです^^
保育園に預けて働こうと思ったきっかけ
出産後、夫の収入だけでは生活がギリギリな状態でした。
教育費や子供服代などの出費がどんどん増えるのが目に見えていたため、仕事復帰しようと思いました。
私も夫も地方出身であり、当時住んでいた所には自分たちの親や兄弟はもちろん親戚も全くいない状態でした。
仕事をするにも預けれる人がいなかったため、保育園の利用を検討し始めました。
保育園選び
保育園を選ぶために、様々な条件が出てきます。
ここでは、私が実際に子供の保育園選びをするときに重視したポイントについて紹介していきます。
①預け先の場所
急な発熱や天候不良・災害など、突然の出来事に対処するためには職場に近い方がすぐに保育園に向かえます。
残業や電車の運行状況・交通渋滞により到着まで少し時間がかかっても保育時間内にきちんと到着できる距離でなければいけません。
薬局が閉まるギリギリの時間に患者さんが来たり、
混雑した日は勤務時間内で仕事が終わらないことがよくありますので、
多少残業があっても時間内にお迎えにいけるのがベストです。
自宅から近い園の場合、夫が園まで送っていくことができることや、
何より子供が通園するのに負担をかけずに済むという大きなメリットがあります。
自分が風邪をひいた時など体調不良の際も近い方が助かります。
②保育時間
園によって保育時間が異なります。
朝は何時から預けることが可能か、お迎えは何時までなのか。
園によっては早朝・延長保育ということで、
8時〜18時以外の時間外で登園・お迎えが可能なところもあります。
薬局を閉める時間が遅くなってしまったり薬歴が残って残業となった際、
薬歴が残って次の日に早く出勤したいという時に対応できるような保育時間を考えると、
職場にも保育園にも迷惑をかけずに済みます。
土曜日や年末年始の利用についても確認しておくのも必要です。
最近では土曜日も平日同様に開院している病院が増えているため、
薬局も同じように開局しているところが増えています。
職場の勤務時間との理想に合った保育園選びとなると、
数が限られてしまうこともあります。
認可外保育園の方が遅い時間まで利用が可能だったり、
土曜日や祝日などにも幅広く対応してくれるようです。
しかし、時間外となると保育料が別料金で発生することもあるので入園の申し込み前の確認が大事になります。
③保育料
特に認可外保育園は保育料が幅広いため、認可保育園より保育料が高くなる傾向にあります。
最近では認定こども園になる保育園も増えており、保育料の分け方が更に複雑になってきました。
時間外保育が別料金となる園もあるため、せっかく働いても保育料に消えてしまうという本末転倒な事態にも・・。
その辺も事前にチェックしておきたいところです。
また、園によって英語教育や音楽教育など様々な取り組みをしています。
子供には色々な体験をして欲しい、より良い教育を受けさせたいと思っていると結構お金がかかってきます。
④保育士さんの質
ホームページやパンフレットでいくら内容が良くても、実際に預けてみて感じることがあります。
子供に対する接し方が粗雑だとか冷たいなど、
実際に訪問してみて質問した時の対応の仕方など。
大事な子供をみてもらうのですから、
子供に安心して保育園に通って欲しいですよね。
更に、先生方と自分自身の相性も意外と大事です。
子供とお友達の関係や生活態度など、
密に連絡がとれて相談できると
子供も自分も保育園生活が充実したものになってくると思います。
・仕事の復帰
子供がいることで独身時代とは働き方が大きく変わりますので、
薬剤師ママさんの職場復帰の際は私が考える大事なポイントがいくつかあります。
①人間関係の重要性
急な発熱などの体調不良での早退や欠勤、行事参加のための休みの取得など、
自分の希望を叶えるためには良好な人間関係が必要です。
薬剤師は時給が他の職種より高いため、
人員は最低限となっています。
一人抜けると同僚への負担が大きくかかるため、
仕事を続ける上で人間関係は大事にしなければいけません。
②収入
薬剤師は患者様の命に関わる仕事です。
医師や患者様本人とその家族の方の話を聞いてミスや問題がないか、
患者様の病気や生活の改善に繋がるよう日々神経を使います。
病院への問い合わせや患者様からの相談を聞いて残業が発生している、
にもかかわらずサービス残業となってしまう、手当がつかないとなると、
育児のことで疲れもあるのに仕事を頑張れないですよね。
③就業時間
最終的にはお仕事よりも子供のことが最優先です。
遅くまでお迎えが可能な保育園だとしても、
自宅に帰ってからの子供と触れ合う・話をする時間が短いと寂しいものです。
子供のために働いているつもりが、
逆に子供に寂しい思いや不安にさせないよう、
職場と連携をとりましょう。
パートで働くかフルタイムで働くか、
調剤薬局か病院かドラッグストアかなど自分の仕事のスタイルに合わせて保育園を選ぶか、
利用したい保育園に合わせて仕事を探すのか。
薬剤師ママは様々な視点から育児をすることが可能です。
子供はもちろん、自分自身もハッピーな環境で生活できると育児が楽しくなると思います。
まとめ
同じ職場の方の中には3歳になるまで専業主婦をされ、幼稚園入園を機に9時〜14時までのパートさんになった方もいらっしゃり、求人情報にはママさん向けに午前中勤務を歓迎する薬局も多くありました。
託児所付きの薬局もあり、フルタイム勤務も可能なケースが様々あります。
薬剤師ママさんの育児と働き方には沢山のバリエーションがあるので、色々な情報を集めてみましょう。
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