【ママナースの転職活動】転職サイトとハローワーク、希望条件に合った職場が見つかるのはどっち?

こんにちは。
私は看護師で、2児のママです。

看護師見習い→准看護師→看護師と、看護に携わり16年になります。

まだまだ、新人であります。
看護の仕事は3Kと言いますが、まさしくです。
辛いこともある中で、やりがいもあり。。。
そんなこんなで、私の就職遍歴のご紹介から。

看護師ママの転職遍歴

  • 18から24歳まで:見習いや准看護師として内科診療所勤務。
  • 25歳から:正看護師免許取得後ターミナル病棟4カ月で退職。
  • 26歳から28歳まで:小さな総合病院勤務。
  • 28歳から33歳まで:産婦人科勤務。
  • 34歳~現在:訪問看護事業所勤務。

【内科診療所勤務】初めての就職はハローワークで学生受け入れ病院へ

初めての就職は、学生受け入れの病院。
そこは住み込みの条件でした。

母とハローワークで求人があり、バタバタと決まったのでよく覚えていませんが、
今思えば楽しかったいい思い出です。

2年住み込みし、そのままそこに准看護師として働きましたが、
3年生になると正看護師免許取得の為の実習があり、辞めないといけなくなりました。

余談ですが、私は母子家庭であった為に、高等職業訓練促進給付金等事業の制度を利用しました。
市役所で手続きをし、市から補助金月15万ほどだったと思いますが、ありました。
私の頃は3年中1/3だったので、三年生の一年間でしたが、今は2/3に増えたとか。。。
お金に困ることなく生活できたので、知らない方にはおすすめします。

正看護師免許取得後ハローワークで【ターミナル病棟勤務】も4か月で退職

正看護師免許取得後、病院の試験(病院の採用試験です。正看護師なら誰でも受けれます。年齢制限がありますが。。。)に落ちた私は、
就職する為に、ハローワークで看護師の求人を探していました。
担当の女性のおすすめで、ある病院に就職しましたが、リサーチが甘く、無知だった事を痛感しました。。。

職員が少なく忙しいかった為、パートの人や学生さんに仕事を教えてもらいました。

ターミナル病棟勤務のときの1日の流れ

朝から病棟の約40名の端から端まで浣腸し、摘便、オムツ交換、陰部・臀部洗浄をし、また端から吸引、口腔ケアに。

そして、また胃瘻や経管栄養をいれ、インスリン注射、食事介助をし、昼休み、昼から吸引、口腔ケア、オムツ交換や尿バックの尿を捨てる。

吸引の水換え、薬の補充、また、経管栄養、胃瘻、食事介助、血糖チェックインスリンを打ち、帰宅。
お風呂の日には一日中風呂で、特浴を行い、体力的にもきつく、最後はシャワーを浴びて帰る。

私は、この仕事も大切な仕事だけど、業務だけをこなして、なんだか、人を扱っているような気にはなれず。
コミュニケーションをとり、患者さんと接したくなりました。
配属先が、まさかのターミナル病棟。
就職し、すぐに6名の病棟からの退職者。。

前にいた婦長が退職。新しく、違う病院からきた婦長に対し、不満を持っていた看護師の先輩方の対立があった様でした。
新人の私に対しても、婦長、先輩方はそれどころでは無いような対応。
教えてもらえるなんてこともできず。
カルテも見れない。雑用ばかりで。。。
きつかったです。

わたしが務めるまえから決まっていたと思いますが、6名の退職は全く知らされていませんでした。

人数不足で体力的にもきついし、サポートしてくれる先輩方もいない。

早く就職したく、気持ちが焦って、リサーチ不足を痛感しました。

4か月ほどで退職しました。

退職を決意したのは、就職して二か月たち、昨日お話しできていた末期がんの患者さんの死。。。
私は、その人の為に、何も出来なかった。
業務に追われてなんの変化にも気づけなかった。
何のために看護師になったのか。悲しくて、悔しくて。。。
もう、こんなとこでは働けないと正直思いました。

全く仕事を教えてもらえない状態で仕事を任され。。。

何も教えてもらってないのに、尿を捨てたら、測ってたのに。。
と言われ、退職の日には、あなたがちゃんとしないからと言われ、私には一体何を怒られているのか、分からない状態で、怒るなら早い段階で怒って欲しかったと思うのでした。

ハローワークで小さな【総合病院勤務】に就職

その後、再就職の為に、ハローワークに行き、就職を進められた方にその旨、伝えると、もう、私は担当じゃありませんの対応。。。
悲しかったのを覚えています。

それから、2年、内科、外科、小児科、整形外科
肛門科のミックス病院に勤め、色々な事を学びましたが、産婦人科に興味があり、転職。

ハローワークで以前から興味のあった【産婦人科に勤務】

産婦人科は、出産を経験し、興味がありました。
死をみるより、私は誕生を見たい。
生命の神秘的なものを目の当たりにして見たかったのです。
働いてみると、出産、ばかりでなく、中絶や死産など悲しいことがありました。色んなドラマがあり、精神的にも、体も、ケアしなくてはならない。
私にとっては看護師になった意味のある内容で。やりがいを感じられ充実していました。

産婦人科5年半。どこよりも多忙な日々でしたが、
充実した私にあった職だったと思います。
しかし私事情で引っ越しをしなくてはならなくなりました。

【訪問看護事業所】へ転職する際に初めて転職エージェントを使ってみた

見知らぬ土地で、仕事探し。。。不安。
どう、リサーチしたらよいのでしょう。。。
そこで、利用したのが、転職サイト。
ナース人材バンクというところに登録しました。

先輩に紹介された、ナース人材バンクのみです。

サイトで、職探しなんて!不安だ。

相手の顔が見えないので、条件を話す時に、母子家庭だとか、夜勤はできないだとか、いうのに、抵抗がありました。
ショートメールや電話、ラインを使って就職を斡旋されるので、面倒な感じもします。

個人情報は大丈夫かな?と思ったのですが、
先輩も登録していて、色んな情報が分かるよ!っと言われ、利用してみました。

転職エージェントを利用してみたときの転職するにあたっての条件

○子供のスポーツの送迎や応援のため、(土)(日)や祝日(学童も休みだから)は基本的には休みたい。
○子供のお迎えの為、五時から五時半には退社したい。
○給料はいい方がいい。(夜勤ができないので)
○雰囲気がいいところ。(職場を見学して、確かめたい)
○職場が近い。(子供が何かあった時にすぐに行けるようなところにい)
○子供の参観日はいきたい。(成長を見たい。)
でした。

ハローワーク、ナース人材バンク両方で仕事を探すことにしました。

ハローワークに出ている求人と、ナース人材バンクで出ている求人を見たかったからです。情報も沢山あった方がいいからです。
知らない土地では、病院の情報や噂などわからないので、ハローワークの人と、ナース人材バンクでの情報を集めて検討したいと思いました。

このときも結局ハローワークで転職を決めましたが、転職エージェントにもハローワークにはないメリットがありました。

ハローワークと転職エージェントのメリットとデメリットについて、次から詳しく比較してみたいと思います。

ハローワークのメリット・デメリット

メリット

ハローワークは、顔を見合わせて相談ができる為、安心感があります。
また、インターネット上にも、求人の情報があり、自宅でも検索する事ができます。(一部検索できないところもあります。)
相談や条件も聞いてくださり、親切に対応してくださいました。
残業ができないので大丈夫か。
オンコールに対応出来ないが大丈夫なのかなど。
直接病院や事業主へ電話し、訪ねてくれます。
また、見学に行く際の調整もしてくださり、助かりました。

デメリット

ハローワークは、近くにあればいいですが、出向かないといけません。
そして、自分に合う条件を求人から探さないといけない。
時間、体力、ガソリン代が、かかります。。。

転職サイトのメリット・デメリット

ナース人材バンクとのやり取りのライン

ナース人材バンクとのやり取りのライン

メリット

転職サイトは、看護専門だけあって病院の内部情報などが豊富。
ここの師長さんは親切な人で、とか、今の勤務状況などを的確に把握され、教えてくださいます。
電話ももちろんですが、ラインを使い、自宅でも連絡がとれます。
条件に合わせた職場の紹介もしてくれます。
見学の調整もハローワーク同様です。
料金もかかりません。

デメリット

転職サイトは、使用するにあたっての不安感ですね。
再就職手当金の手続きが面倒そうという面も不安です。
メール、電話が用事がある時にけっこうきたりもするんですよね。
時々、連絡がしつこく感じる時があります。

就職後も来るナース人材バンクからのショートメール✉️

就職後も来るナース人材バンクからのショートメール✉️

転職サイトとハローワークのメリットデメリットまとめ

求人数はハローワークが多いです。ハローワークにしか出していない病院も多く、まだ人材バンクに求人を出したがらない病院も多くあるようです。
昔から信頼のあるハローワークを使うDr.が多いのではないかと思います。
質は情報の多さではナース人材バンクかと。
ハローワークの紙切れ一枚では情報は少ない。ナース人材バンクは色々リサーチしてあり、現職の方のコメントまで書いてあります。時には大体の1日の流れや、奥様と上手くいくといいとか、詳しく情報を得れます。
担当者はどちらとも親切ですが、ナース人材バンクは突然、電話が来たりして、少し困ることがありました。
ナース人材バンクの担当者とは電話、メール、ショートにメールで連絡があります。直接会うようなこともないようです。ハローワークも、ナース人材バンクも直接病院や事業主へ電話し、訪ねてくれます。見学の申し込みや日時の調整もしてくださいます。
しかし、転職サイト利用の場合、再就職手当の申請が少しだけ面倒だと感じました。
就職が決まり、ハローワークに行き、就職報告するのですが、ナース人材バンクで就職しました。と言うだけだと思いますが、ハローワークで就職が決まっておけばそちらがいいのかなーとただそれだけです。。。
あまりかわりは無いですね。

ハローワーク、転職サイト以外の転職ルートについて

ハローワーク、転職サイト以外の転職ルートは、
スーパーに置いてある求人情報誌に目を通しました。

ただ条件が合うところがなく、相談もできないのでゴミ箱行きになりました。(ゴメンナサイ。。)
よく、CMでやってるインディードも求人の情報がとれます。
また、病院の口コミや事業所のブログなどでも雰囲気や取り組み、
そこがどのような事に力を入れているかなどの情報をよく空き時間などに見ていました。

看護師転職の成功の秘訣

転職を繰り返す中で思ったのですが、
人間関係や職場の雰囲気をリサーチするのは大切なことだと思います。

最近は、お仕事体験、見学などをしている所があるので、利用してみるといいと思います。
仕事内容や人間関係をのぞくことができます。

面接の前に見学で出向く事で、
いざ面接となる前に相手側も理解して頂いてる状況ですし、
緊張もほぐれます。

また、患者として診察や検診を受けてみると先生や看護師の動きがリサーチできます。
まず、そこに出向いて直感的に合う、合わないを、感じ取ることが大事かなと思います。

病院や診療所、事業所、役所、など看護師の就職先は沢山あります。
幸せな事ですが。。。
でもその中での仕事探しは容易ではありません。

自分が何をしたいのか、どんな方を対象とした看護が自分に合っているのか。
そこをしっかり考えて職場を選んだ方がいいと思います。

せっかくやるなら、楽しく、やる気が沸くようなそんな所に努めたいですよね。
色々な情報を収集して、就活頑張りましょう!

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