東京に実家があったために30歳を過ぎても一人暮らしの経験が無く、
料理など家事全般は恥ずかしながらずっと母親任せにしていました。
32歳で結婚が決まってから料理教室に通ったり、
母に習ったりして少しずつ料理を覚え始めました。
母は心配していましたが不思議と新婚生活に対する不安はあまりありませんでした。
新居への引っ越しの荷物は自分で運ぶ
家族と離れて暮らすのが寂しくて、新居は実家と同じ沿線で探しました。
引っ越しは私の分は数日間に分けて自分で運びました。すぐに終わると思いましたが、
不要な物を処分して荷造りし、新居での荷ほどきや家具設置などやる事が沢山ありすぎて大変でした。
お金を払っても引っ越し業者に頼むべきだったと後悔しました。
夫は業者に頼んでいて賢い選択だと思いました。
都心で夫婦の新居は築30年の一軒家
新居は都心で人気のエリアのため築30年でもそれなりに家賃は高かったです。
一人暮らしの経験が無い私は家賃の高さに驚きました。
しかし、築年数が古くても部屋の中はリフォームされていて意外と綺麗でした。
2DKの間取りは夫婦二人で住むには十分な広さでした。この部屋が私たち夫婦の結婚生活のスタートになるのだとワクワクしました。
新婚生活の辛さ、大変さ
家事と仕事の両立
しかし、共働きだったために家事と仕事の両立は思っていた以上に大変でした。
新居が決まったタイミングで職場(調剤薬局)には異動願いを出して、
新居から自転車で通える店舗に異動させてもらっていました。
それでも仕事から帰宅してから料理を作ったり家事をこなすのは体力的にも辛かったです。
例えば、仕事が終わるのが18時過ぎでそこから食材の買い出しをして、夕飯を作り始めると終わる頃にはもうクタクタです。
料理が慣れていないためにレシピ本を見ながら調味料もきっちり測って作っていると1時間は余裕でかかってしまいます。
やっと終わってひと休みしたいと思っても夫が帰ってくるまでにお風呂を洗って洗濯物を取り込んでとなると時間が全然足りませんでした。
全て完璧にこなさなければと自分を追い詰めてしまって、
結果いっぱいいっぱいになり泣いたこともありました。
共働きなのに・・・旦那への不満
共働きなのに家事全般を私が行っていることに次第に不満を抱き始めました。
夫に頼んで協力してもらえば良かったのですが当時はそれが出来ませんでした。
今では手を抜ける所は抜いてあまり頑張り過ぎないようにしています。
例えば、苦手な料理に関しては生協でお料理キットや冷凍食品を買って簡単に済ませる日もあります。
また、買い出しの時間が勿体無いのでネットスーパーも利用するようにして時間を有効的に使っています。
毎日かけていた掃除機も2日に1回くらいに減らしています。そうすることで気持ちに余裕が出来ました。
夫にも不満が言えるようになり、自分の中で溜め込んでしまうことは無くなりました。
夫はそんな私の豹変ぶりに驚いているかもしれません。
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