出産を経験したママには当たり前のキーワードでも、
妊活中だったり、妊娠初期にはよく分からない言葉もありますよね。
例えば、「悪露」とか「産褥」とか。
さらにその時期に必要だと言われているアイテムも、
なんのために必要なのかよく分からなかったり…
でもそれで準備を怠っていると後々大変なことになる場合も!
中には準備が必須のものもありますからね。
その中のひとつが「産褥ショーツ」。
産褥ショーツっていったいなんでしょう?
どんな時に必要なのでしょうか?
そして何枚くらい必要なのでしょう?
産褥ショーツの「産褥」ってなに?その時に起こる「悪露」とは?
産褥とは、妊娠や出産により起きる体の変化が
妊娠前の元の状態に戻るまでの間のことです。
この間、ママの体にはたくさんの変化が起こります…
出産のすぐ後に始まる悪露(おろ)もそのひとつ。
生理の時よりもかなり多い出血や血の塊が出てくるこの症状、
出産直後はかなりの頻度で対応しなくてはなりません。
普通のショーツはもちろん、マタニティショーツでも
生理用のショーツでも間に合わないくらいの出血を伴う悪露。
これに対応するために用いられているのが産褥ショーツなんです。
産褥ショーツってどんなもの?どんな時に必要なの?
たくさんの出血にもしっかりと対応できる産褥ショーツ。
産後に用いる悪露用の大きなナプキンが使いやすくなっていたり、
防水布の部分が大きくて、モレの心配が少ないのが特徴です。
さらにナプキンを当てる部分の布や
腰回りの布が開閉できるようになっているものが多く、
ナプキンの交換がしやすいようになっています。
これも想像以上の出血に対応するのに便利なポイント。
加えて出産の際に会陰の切開や帝王切開を行った場合ですと
傷口の診察を行ってもらう必要がありますが、
産褥ショーツなら開閉できる部分をさっと開くだけで診察してもらえるので楽ちん♪
妊娠前は当たり前に出来た、下着を脱ぐ、ナプキンを変える、もう一度下着を履くという動作が
出産時の母体の状況によってはとっても大変なことがありますので、
診察が楽に出来るというだけでも、産褥ショーツがあって良かったという声は多いようです。
産褥ショーツって何枚必要なの?
さて、出産後には必須アイテムともいえる産褥ショーツですが
何枚くらい必要なのでしょうか?
そもそもこの産褥ショーツ、あまり長い期間使うものではありません。
多くのママは入院中、もっと少ないと産後2,3日しか使わなかったという方も。
そうなると、あんまりたくさん買うのも…という気がしますよね。
しかし産後の出血が思った以上にひどい場合、
あまりに少ないと替えがきかなくて大変だったという声も聞かれます。
とくに会陰切開や帝王切開になるかどうかは、出産に臨まないと分からないもの…
それで先輩ママさんの声を総合してみると、
大体3,4枚ほどあるとちょうどいい、という意見が多いようです。
2枚だと出産時の状況によってはちょっと足りなかったという声や、
さすがに5枚はいらなかったかも、という声などあります。
授乳口つきの服と同じく事前に必要な数が分かりにくい産褥ショーツですが、
必要に迫られたら家族に買ってきてもらえると安心かもしれませんね。
また病院によっては、産褥ショーツが支給される場合もありますので
それに加えて何枚自分で用意した方がいいか、考えておくといいと思います♪
出産直前はバタバタしてしまう時期ですが、
悪露対策には必須ともいえる産褥ショーツ…
うっかり準備を忘れてしまわないように気を付けましょう!
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