妊娠中に多くの女性が悩まされる貧血。
たかが貧血と侮ることは出来ません。
貧血によっておこる立ちくらみやめまい、転倒は、
お腹に赤ちゃんがいる時には大惨事につながりかねないからです…。
それに妊娠中は通常時よりも体力を使うもの。
足りない鉄分をしっかりと補って、元気に毎日を送りたいですね。
しかし食べ物だけで補うのが難しい鉄分。
妊娠中は食べ物に気を付けたい時期ですので、
余計にどうやって補えばいいか分からなくなってしまいます。
鉄分を効率的に摂取するにはどうすればいいのでしょう?
鉄分以外にも摂取するべき栄養素はあるのでしょうか?
一緒に考えてみましょう!
鉄分を上手に摂取するために必要なのは?
鉄分を効率的に摂取するために、
まずは鉄分の種類について考えてみましょう。
鉄分は、多くの食べ物に含まれています。
レバーや貝類、ほうれん草や大豆製品などなど…
しかし食べ物に含まれる鉄分は、大きく二つに分けることが出来ます。
それがヘム鉄と、非ヘム鉄です。
2種類の鉄分
- ヘム鉄
- 非ヘム鉄
ヘム鉄とは、レバーや青魚などの動物性の食品に多く含まれる鉄分。
そして非ヘム鉄とは、ほうれん草や小松菜などの野菜などに多く含まれる鉄分です。
実はヘム鉄と非ヘム鉄とを比べてみると、
ヘム鉄のほうが鉄分の吸収率が高く、
さらにヘモグロビンの構成物質になっていることが分かっています。
ということは、ヘム鉄を多く摂取する方が
妊娠中の鉄欠乏性貧血には効果的ということになりますね。
しかし動物性の食品は、妊娠中に摂取を気を付けたいものもあります。
レバーには多くのビタミンAも含まれていますが、
ビタミンAは過剰摂取によって胎児の奇形症のリスクを高めると言われています。
また鉄分を多く含む魚であるマグロは、水銀を摂取してしまうリスクを考えて
妊娠中にたくさん食べることは控えるよう勧められています。
とすると、食べ物から鉄分を摂取するのは難しいのでしょうか?
実は食べ合わせをしっかり考えることで、
効果的に鉄分を摂りいれる方法もあるんです♪
鉄分だけじゃない!血液を作る成分を摂りいれよう
血液の成分を作り、貧血から守ってくれる栄養素は他にもあります!
例えば葉酸もそのひとつ。
妊娠中は胎児の先天性異常のリスクを避けるため、
大目に摂取した方が良いと言われている葉酸。
実は葉酸は、ヘモグロビンの生成に大きく役立つ栄養素なんです。
せっかくだったら鉄分と一緒に、積極的に摂りいれていきたいですね。
またビタミンB12も、貧血を抑えるために効果的な栄養素。
ビタミンB12は赤血球が生成されるのを促す効果があるため、
ヘモグロビンが身体儒に酸素を運ぶのを助けてくれます。
手軽に確実に鉄分を摂取するために…鉄サプリメントをチェック!
鉄分にビタミンC、葉酸やビタミンB12…
妊娠中の貧血予防のため、
摂取した方が良い栄養素がたくさんあることが分かりました。
しかし大変な妊娠の時期に、そこまで栄養管理をして食事をつくるのは大変!
体調によっては食事の準備すらままならないこともある妊娠の時期。
出来れば手軽に、しかし確実に必要な栄養を賄いたいところです。
そこで役立つのがサプリメントです♪
プレママさんのために用意された鉄サプリは、
効率的に吸収されるヘム鉄を中心に
妊娠中に必要な葉酸などの栄養素も含まれたものが多くあります。
不足しがちな鉄分を始めとした栄養素をしっかりと、
しかし手軽に摂取しつづけるのにぴったりです。
普段はあまりサプリを用いない方でも
妊娠中は体調改善のため、サプリメントの使用を始める方も多いのだとか。
あなたも妊娠中の貧血に悩まされていたら、
鉄サプリもいいですが、鉄成分も入っている葉酸サプリを検討してみるのはいかがでしょうか?
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