車の選び方

車高1550mm以下の中古車おすすめ一覧|立体駐車場に入るファミリーカーを探すコツ

サルヂエママ
「せっかくのマイホームなのに、マンションの立体駐車場の高さ制限が1550mmってどういうこと!?」

引っ越しを機に車を買い替えようとした私たちサルヂエファミリーは、マンションの管理規約を見て夫婦で絶句しました。子どもが2人になり、「次は絶対スライドドアのミニバンか、荷物が積める大きめのSUVがいいね!」と毎晩カタログを眺めて盛り上がっていたのに、その夢は一瞬で打ち砕かれたのです。

ディーラーに行って新車を探してみても、ミニバンや背の高いSUV、人気のスライドドア車はことごとく全高1550mmを超えており、「お客様の駐車場ですと、新車だとこのコンパクトカーくらいしか……」と苦笑いされる始末。パパは「せっかくの買い替えなのに、妥協して小さな車にするしかないのか……」と肩を落とし、ママは「でも、これじゃあ毎週末の買い物やベビーカーの積み下ろしが大変すぎる!」と大反対。

そこで私たちが目を向けたのが、「中古車」という選択肢でした。

実は中古車まで範囲を広げると、過去のステーションワゴンやセダン寄りのワゴン、少し前の低全高SUVなど、立体駐車場にスッと入りつつ、家族でも使い勝手の良い車が見つかるんです。「なんだ、中古なら選べるじゃん!」と舞い上がった私たちですが……ここからが本当の地獄の始まりでした。

ネットで「全高1550mm以下」と検索して実車を見に行くと、なぜかルーフに飾り(ルーフレール)がついていて1550mmをオーバーしていたり、年式によって微妙に高さが違ったりして、「あやうく駐車場に入らない車を買うところだった……」というヒヤリハットを何度も経験することに。

この記事では、そんな我が家の冷や汗モノの失敗談を交えつつ、車高1550mm以下の中古車を探すときの具体的な候補や選び方、そして絶対にやってはいけない確認漏れの注意点を赤裸々に解説します。立体駐車場の制限に悩むご家族が、私たちと同じ失敗をせず、納得のいく一台に出会えるヒントになれば嬉しいです。

結論|車高1550mm以下の中古車は新車より選択肢が広がる

「新車で買えないなら、もう車は諦めるしかないのかな……」
ディーラー巡りに疲れ果てたパパが弱音を吐いた夜、私たちはふと中古車サイトを検索してみました。すると、新車では見向きもされなかった過去のモデルたちが、キラキラと輝いて見え始めたのです。結論から言うと、1550mm以下の制限があるなら、新車にこだわるよりも中古車に視野を広げた方が、圧倒的に家族の笑顔を守れます。

新車では選べる車が限られる

そもそも、なぜ新車だとこれほどまでに選べないのでしょうか。ディーラーの営業さんに聞いてみて納得したのですが、最近の新車は「室内空間の広さ」を重視する傾向が強いため、どうしても背が高くなりやすいのだそうです。

私たちが当初狙っていたミニバンやスライドドア車はもちろんのこと、人気のSUVも軒並み1600mmオーバー。「これ、ちょっといいかも!」と思った新車のコンパクトカーですら、デザインや居住性を追求した結果、1550mmを数ミリ超えてアウト、ということが何度もありました。新車カタログの「全高」の欄を見るたびにため息をつき、「もう車選び楽しくない……」と夫婦でテンションがダダ下がりになったのを覚えています。

中古車なら過去モデルも候補に入る

そんな私たちを救ってくれたのが中古車市場でした。検索条件の「全高」を「1550mm以下」に設定して検索ボタンを押した瞬間、パパが「おっ、これならいけるぞ!」と声を上げました。

そこには、今では新車ラインナップから消えてしまった低全高のステーションワゴンや、セダン寄りのスタイリッシュなワゴン、さらには一部の低めSUVまで、ずらりと候補が並んでいたのです。「このステーションワゴンなら、ベビーカーもキャンプ道具も余裕で積めるじゃん!」と、新車選びでは味わえなかったワクワク感が戻ってきました。現行モデルでは背が高くなってしまった車種でも、ひとつ前の先代モデルなら1550mm以下に収まっているケースも多く、「中古車というタイムマシン」を使えば、諦めていた使い勝手を取り戻せることに気づいたのです。

ただし「中古なら何でもいい」は危険

「よし、じゃあこの安いワゴンに決めちゃおう!」と前のめりになるパパを、「ちょっと待って!」とママが必死に引き止めました。中古車で選択肢が広がったとはいえ、安さや高さだけで飛びつくのは本当に危険です。

私たちも危うく見落とすところだったのですが、古い車は現代の車に比べて自動ブレーキなどの安全装備がついていなかったり、燃費が極端に悪かったりします。「これ安い!」と思った車が、実は税金が高くなる古い年式だったり、購入後に修理費がガンガンかかりそうな状態だったりと、家計を直撃する地雷がゴロゴロ潜んでいました。さらに怖いのは、「同じ車種だから高さも同じだろう」と思い込んでしまうこと。これについては、我が家が一番苦労した「全高の罠」として、後ほど詳しくお話しします。

車高1550mm以下の中古車を探す前に確認すべきこと

中古車サイトを毎晩血眼になって眺めていたパパは、「おっ、この車高調(サスペンション)が入った車、カッコいいし車高も下がってるから駐車場も余裕だな!」と得意げに言いました。しかし、これも大きな落とし穴。実は「車高」と「全高」は全くの別物で、立体駐車場との戦いにおいて、私たちがまず直面したのがこの「言葉の定義と確認の甘さ」でした。

見るべきなのは「車高」ではなく「全高」

日常会話やネットの検索では「車高が低い」などと言いがちですが、立体駐車場に入れるかどうかを判断するために見るべき数値は、カタログや車検証に載っている「全高」です。全高とは、地面から車のルーフ(屋根の最も高い部分)までの距離のこと。一方、カスタム界隈でよく言う「車高を落とす」というのは、地面から車体の底面までの隙間(最低地上高)を狭くしているだけのことが多いのです。

私たちが実車を見に行ったある中古車は、足回りをいじって「車高」は低く見えたのですが、屋根には立派なアンテナがそびえ立っており、メジャーで測ってみると見事に1550mmをオーバーしていました。「車高が低そうに見えるから大丈夫」という直感は、機械式駐車場のセンサーには通用しないと痛感した瞬間です。

駐車場の高さ制限は本当に1550mmか確認する

「うちの駐車場、1550mmまでだよね?」と、なんとなくの記憶で中古車を探し始めた私たちでしたが、これも非常に危険な行為でした。パパがマンションの管理室に出向き、改めて駐車場の仕様書を引っ張り出してもらったところ、驚愕の事実が発覚したのです。

なんと、我が家が割り当てられている区画は確かに「高さ1550mm」だったのですが、実は「幅1850mm」「長さ5000mm」「重量1800kg」という別の制限もガッツリ設けられていました。「高さだけクリアすればいいと思って、重い外車のワゴンを買おうとしてた……」とパパは青ざめました。さらに、機械式駐車場はパレット(車を乗せる鉄板)の形状によって、タイヤの外幅(トレッド幅)や最低地上高の制限があることも。管理規約や管理会社への確認をサボると、納車日に「駐車場に入らない! 契約破棄もできない!」という悪夢を見ることになります。

1550mmギリギリの中古車は注意

「よし、カタログの全高が1550mmピッタリの中古車を見つけたぞ! これならギリギリセーフだ!」
過去の私たちのように、こう考えている方がいたら全力で止めたいです。1550mm制限の駐車場に1550mmの車を入れるのは、針の穴に糸を通すようなもの。

実車を見に行ったとき、中古車屋さんの店長に「これ、カタログ値は1550mmですけど、前オーナーが少し大きめのタイヤを履かせてるので数ミリ上がってますよ」と言われてゾッとしました。他にも、トランクに重い荷物を積んでいない空荷の状態だとサスペンションが伸びて車高がわずかに上がったり、屋根の後ろにツノのように生えている「シャークフィンアンテナ」が一番高い位置にあってセンサーに引っかかったり……。中古車は新車時とは状態が異なるため、「カタログ値がギリギリ」の車を選ぶと、タイヤの空気圧や積載状態というわずかな変化で、パレットの天井にルーフをガリガリッと擦る悲劇が起きてしまうのです。

車高1550mm以下の中古ファミリーカー候補

「1550mm以下=狭い車」と諦めかけていた私たちですが、実際に探してみると、意外にも家族で使えるサイズの車がたくさん存在していました。ただ、どれも一長一短があり、ミニバンのように「広くて、スライドドアで、何でも積める」というわけにはいきません。我が家が実際に見て乗って感じた、リアルな感想をお伝えします。

ステーションワゴン系

パパが真っ先に目をつけたのが、このステーションワゴンでした。セダンのルーフを後ろまで伸ばしたような形で、全高は1450mm〜1500mm台前半に収まるものが多く、立体駐車場には余裕で入ります。

実際に試乗してみると、これが想像以上に優秀でした。「スライドドアじゃないのが不便かも……」と渋っていたママも、トランクを開けた瞬間に「えっ、ベビーカーを畳まずにポンって置けるじゃん!」と手のひら返し。後部座席も広く、子ども2人が並んで座っても窮屈さがありません。ただし、ミニバンのように車内で子どもが立って着替えるような高さはないので、そこは「駐車場のため」と割り切る必要がありました。

コンパクトカー系

「維持費を安くしたいし、私が運転しやすいのがいい!」というママの猛プッシュで候補に挙がったのがコンパクトカーです。全高は1500mm前後のものが多く、高さ制限は全く問題なし。税金も安く、毎年の自動車税の通知に怯える我が家にとっては救世主のような存在です。

しかし、実際に家族4人で乗り込んでみると、リアルな問題に直面しました。「……パパ、荷物どこに積むの?」そう、後部座席にチャイルドシートを2つ付けると、トランクスペースが極端に狭くなる車種が多かったのです。週末にまとめ買いをする我が家にとっては、オムツの特大パックと食材、ベビーカーを同時に積むのはパズル状態。「子どもが1人なら完璧だけど、2人だとちょっと厳しいね」というのが、正直な結論でした。

低全高SUV系

「やっぱりSUVのカッコよさは諦めきれない!」とパパが執念で探し出してきたのが、低全高のSUVです。実は、少し前のモデルのクロスオーバーSUVなどには、全高1550mm以下に抑えられた車種がいくつか存在します。

見た目は文句なしにオシャレで、夫婦で「これに乗りたい!」と一番テンションが上がりました。しかし、ここでも思わぬ落とし穴が。SUVは最低地上高(地面から車体までの距離)が高いため、全高が1550mm以下だと、その分「室内の天井が低くなる」のです。さらに、荷室の位置が高いので、重いベビーカーを持ち上げて積むのがママにとっては一苦労。「見た目は最高だけど、毎日の買い物で腰をやらかしそう……」と、実用面で少し不安が残りました。

セダン・ハッチバック系

「いっそ、普通のセダンにしたら? 安いし絶対入るよ」という意見も出ました。確かに中古車市場ではセダンやハッチバックは価格が手頃で、全高も1400mm台と高さ制限には圧倒的に強いです。

でも、子育て世代の我が家が実際に後部座席にチャイルドシートを乗せてみて、数秒で「これは無理だ」と悟りました。背が低いため、子どもを乗せ降ろしするたびに親が深く屈まなければならず、パパは「これ毎日やったらギックリ腰になるわ」とギブアップ。子どもが小学生くらいで自分から乗り降りできるならアリですが、抱っこが必要な乳幼児がいる家庭には、かなりハードルが高い選択肢でした。

車高1550mm以下の中古車をタイプ別に比較

4つの候補を前にして、「結局、我が家は何を優先するべきなの?」と夫婦でウンウン唸りました。「全部入り」の車が存在しない以上、何かを妥協して、何かを優先するしかありません。私たちサルヂエファミリーが、あーでもないこーでもないと議論した末に行き着いた「目的別の選び方」を整理します。

子育て重視ならステーションワゴン

我が家が最終的に一番「現実的だね」と納得したのがステーションワゴンです。
スライドドアがない不便さは確かにありますが、それを補って余りある「圧倒的な荷室の広さ」が決め手でした。子育て中は、自転車、ストライダー、キャンプ道具など、とにかくかさばる荷物が増え続けます。ステーションワゴンなら、立体駐車場の制限をクリアしつつ、これらの荷物を飲み込んでくれます。また、重心が低くて走りが安定しているので、後部座席の子どもが車酔いしにくいという思わぬメリットも発見しました。

維持費重視ならコンパクトカー

もし我が家が「今はとにかく教育資金を貯める時期!」と家計の節約を最優先していたら、間違いなくコンパクトカーを選んでいたと思います。
車両本体価格が安いだけでなく、タイヤ代や燃費、税金といったランニングコストの安さは魅力的です。ベビーカーなどの荷物問題も、「ルーフボックスを付けると駐車場に入らなくなるから、荷物は最小限にする」「買い物は宅配スーパーを併用する」など、ライフスタイルを少し工夫すれば乗り切れます。狭い駐車場でもスイスイ停められるのは、ママにとって大きな安心材料です。

見た目重視なら低全高SUV

「車はやっぱりテンションが上がるデザインじゃないと!」というパパのようなタイプなら、低全高SUV一択です。
ただし、前述の通り1550mm以下に収まるSUVは非常に種類が少なく、中古車市場でも人気があるため価格が少し高めになりがちです。また、「同じ車種でもルーフレールが付いているグレードはアウト」という罠が多発するジャンルなので、車探しの難易度は一番高くなります。それでも、週末に家族でお出かけするときに「うちの車、カッコいいな」と思える満足感は、何物にも代えがたい魅力があります。

走行性能重視ならセダン・ワゴン

車高が低いことの最大のメリットは「走りの良さ」です。ミニバンのようにカーブで車体がグラグラ揺れることが少なく、高速道路でもピタッと安定して走ってくれます。
我が家のように小さな子どもがいるとチャイルドシート問題で苦労しますが、もし「子どもがもう小学生以上で、チャイルドシートを卒業している」「実家に帰省するため、長距離運転が多い」というご家庭であれば、セダンやスポーティなワゴンは最高のパートナーになります。パパは「いつか子どもが大きくなったら、絶対にこれにする!」と密かに誓っていました。

中古車で探すときに注意したい全高の落とし穴

「ねぇパパ、この車、さっき見たのと同じ名前なのに、なんでこっちは全高1560mmになってるの?」
ママの鋭いツッコミから、我が家の車探しの難易度は再び跳ね上がりました。そう、同じ名前の車でも、中古車の場合は条件によって高さが変わるという、新車選びにはないトラップが潜んでいたのです。

同じ車種でも年式で全高が違う

私たちが最初に見つけたのは、ある人気のステーションワゴンでした。「これ、デザインもいいし全高1530mmだって! 決まりでしょ!」とパパが意気揚々と見積もりを取ろうとしたのですが、よく見るとそれは「先代モデル(古い年式)」の話。

「現行モデル(新しい年式)」の同じ車を調べてみると、フルモデルチェンジでボディが少し大きくなっており、全高が1550mmをオーバーしていたのです。「危なっ! 新しい方が良いと思って高年式のやつ買ってたら、駐車場に入らなかったじゃん!」と夫婦で顔を見合わせました。車はモデルチェンジやマイナーチェンジのタイミングでサイズが数センチ変わることがよくあります。「〇〇(車種名)なら絶対に入る」というネットの口コミや思い込みだけで判断するのは本当に危険です。

同じ車種でもグレードで全高が違う

さらに厄介だったのが、グレードによる違いです。
「おっ、雪国に帰省することも考えて、4WD(四輪駆動)のグレードにしようぜ!」とパパが提案したのですが、調べてみると同じ車種の2WD(二輪駆動)は全高1545mmなのに、4WDになると最低地上高が高くなり、全高1560mmになってアウト、という車種がゴロゴロありました。

また、一番引っかかりやすかったのが「ルーフレールの有無」です。SUVやワゴンでよくある、屋根の上についている荷物を載せるためのバーですね。ルーフレールなしの標準グレードなら1550mm以下なのに、少し豪華なグレードになると標準装備でルーフレールが付いてきてしまい、数センチ高くなって全高オーバー。「このグレード、本革シートで最高なんだけど、屋根の飾りのせいで買えない……」と涙をのんだことが何度もありました。

販売店の表記だけで判断しない

「でも、中古車サイトのスペック表に『全高1540mm』って書いてあるから、この個体は大丈夫でしょ?」
そう思っていた時期が私たちにもありました。しかし、中古車屋さんに実車を見に行き、念のため店長さんに確認してみると、「あ、ごめんなさい。ネットの表記は標準グレードのカタログ値が自動で入力されていて……実車はこのルーフレール分高いですね」と言われたことがあります。

販売店のスタッフさんも悪気があるわけではないのですが、ネット上のスペック表が間違っている(あるいはベース車両のデータのままになっている)ことは珍しくありません。サイトの数字だけを信じて契約せず、必ず「メーカー公式カタログの該当グレード・年式の数値」と照らし合わせる癖をつける必要がありました。

実車確認で見るべきポイント

ネットの情報に疑心暗鬼になった私たちは、気になる車があれば必ずメジャーを持参して実車確認に行くようになりました。その際、必ずチェックしていたのが以下のポイントです。

  • ルーフレールやルーフスポイラーが後付けされていないか
  • ルーフ後方のアンテナ(シャークフィン型など)が斜め上に飛び出していないか
  • 前オーナーがカタログ値より外径の大きなタイヤを履かせていないか
  • 車高調(サスペンション)がイジられていないか

中古車は「前オーナーのカスタム」という不確定要素が入ります。カタログ値ではセーフでも、少し大きめのタイヤに変えられているだけで数ミリ高くなり、立駐のセンサーに引っかかるリスクがあります。実車を見て、少しでも屋根周りや足回りに違和感がある場合は、店員さんに「車検証の記載」を確認してもらうのが一番確実でした。

立体駐車場に入る中古車選びで失敗しない手順

数々の罠に引っかかりかけ、毎晩のように夫婦で「これもダメだ!」「こっちもギリギリアウト!」と絶望していた我が家ですが、失敗を重ねるうちに「絶対に失敗しないための確認手順」が確立されていきました。

これから立体駐車場に入る中古車を探す皆さんには、私たちの遠回りをショートカットしてほしいので、その鉄壁の手順を公開します。

手順1|駐車場の制限を確認する

「まずは車のサイズ探しから!」とやりがちですが、一番最初にやるべきは「己(駐車場)を知る」ことです。
私たちが危うくやらかしそうになったように、機械式駐車場は「高さ1550mm」という制限以外にも、「幅1850mmまで」「長さ5000mmまで」「重量1800kgまで」「最低地上高11cm以上」といった細かい制限がパレットごとに決められています。

特に重量制限は盲点で、ハイブリッド車や4WD車はバッテリーや駆動系の重さで「重すぎてアウト」になるケースがあります。まずはマンションの管理会社に連絡し、「うちの区画のサイズと重量の制限をすべて教えてください」と確認メモを作るところからスタートしてください。

手順2|候補車の全高を確認する

気になる中古車を見つけたら、絶対に1つの情報源だけで判断しないこと。
我が家では、「中古車サイトの記載」「メーカーの過去カタログアーカイブ(ネットで見られます)」「車検証の記載」の3つをクロスチェックしていました。

特に「車検証の情報」は最も信用できます。中古車販売店に問い合わせるときは、「マンションの駐車場が1550mm制限で厳しいので、実際の車検証に記載されている全高を教えてもらえますか?」と聞くと、スタッフの方も「あ、このお客さんは本気で気にしているな」と察して、適当な回答をせずにしっかり現車を確認してくれます。

手順3|1550mmギリギリの車を避ける

「カタログ値1550mmピッタリ! よし、これでいこう!」
パパがそう言ったとき、ママは「待って。トランクに重い荷物を積んだり、タイヤの空気がパンパンに入ってたりしたら、数ミリ超えたりしない?」と指摘しました。

調べてみると、まさにその通り。車のサスペンションのヘタリ具合や、荷物の積載量、乗車人数によって、実際の車の高さは微妙に変動します。そのため、我が家では「全高はMAXでも1530mm〜1540mmまでの車にする」というマイルールを設け、1〜2センチの余裕(バッファ)を持たせました。毎日使う駐車場で、毎回「天井擦らないかな……」とハラハラしながら入庫するのは精神衛生上よくありません。

手順4|家族の使い勝手を確認する

最後のステップにして、最も重要なのがこれです。
「駐車場に入ること」に気を取られすぎると、「家族が使いやすいか」という本来の目的を見失ってしまいます。

私たちも、高さ制限ばかりを気にして極端に背の低いセダンを選びかけたことがありましたが、いざチャイルドシートを乗せようとすると、親が腰を深く曲げなければならず「これは毎日の保育園の送迎で腰が砕ける」と我に返りました。
駐車場の条件をクリアした候補車をいくつか絞り込んだら、最後は必ず「荷室に今のベビーカーは積めるか?」「後部座席でオムツ替えができるくらいの広さはあるか?」「駐車場の幅が狭くても、ドアを開けて子どもを降ろせるか?」と、リアルな生活動線をシミュレーションしてください。

車高1550mm以下の中古車はどこで探すべき?

最初は「ネットで検索して、一番安い店で買えばいいじゃん」と軽く考えていたパパですが、すぐにその甘さを思い知ることになります。中古車探しは情報戦。どこで、誰に相談しながら探すかが、失敗しないための最大のカギでした。

中古車検索サイトで条件を絞る

まずは王道の中古車検索サイトです。パパは毎晩、ベッドの中でスマホをスクロールし、「全高1550mm以下」「修復歴なし」「走行距離5万キロ以内」と条件をポチポチ入力しては、「おおっ、これいいじゃん!」と独り言を漏らしていました。

確かにネット検索は便利ですが、先ほどお話ししたように「サイトの全高データが間違っている(ルーフレール分が含まれていない等)」というトラップがあります。だから我が家では、検索サイトはあくまで「相場を知る」「どんな車種が候補になるか目星をつける」ためのカタログとして使いました。
具体的には、ボディタイプをステーションワゴンやコンパクトカーに絞り、絶対に譲れない「自動ブレーキなどの安全装備」にチェックを入れて検索。そこで出てきた候補車をエクセルにまとめ(パパの趣味です)、その車種の正式なカタログ値を別のサイトで調べる、という二段構えで探すようにしました。

販売店に「機械式立体駐車場に入る車」と伝える

ネットである程度候補を絞ったら、次は実店舗への訪問です。ここでママが本領を発揮しました。
パパが「このグレードのサスペンションが〜」とマニアックな質問をしそうになるのを遮り、ママは店員さんに開口一番、こう宣言したのです。

「うちのマンション、機械式駐車場で高さ1550mm、幅1850mm、重さ1800kgまでしか入らないんです。この条件に絶対入って、かつベビーカーが積める車を探してます!」

これが大正解でした。中古車販売店のプロは、私たちが知らない「グレードによる高さの違い」や「実はアンテナが引っかかりやすい車種」などのリアルなノウハウを持っています。腕のいい店員さんなら、「あ、その条件だと、この車の4WD仕様はアウトですね。こっちの2WDならギリギリいけますよ」と即座に教えてくれます。逆に、「1550mm? まぁ、たぶん入るんじゃないですかね〜」と曖昧な返事をごまかすようなお店からは、どんなに車が安くてもサッと撤退するようにしました。買った後のトラブルの予感しかしないからです。

ディーラー系中古車も候補に入れる

「街の安い中古車屋さんもいいけど、やっぱり保証とか状態が心配……」
特に車のメカに詳しくないママが不安がったため、少し予算を上げて「ディーラー系の中古車(メーカー認定中古車)」も探しに行きました。

これが立体駐車場ユーザーにとってはかなり安心感が高かったんです。ディーラー系の店舗は、自社メーカーの過去の車について詳細なデータを持っています。営業さんに「1550mm制限の駐車場なんですが」と伝えると、すぐに当時の公式カタログや図面を引っ張り出してきて、「この年式の、このルーフレール無しのモデルなら、全高1530mmなので確実に大丈夫です」と太鼓判を押してくれました。
価格は一般的な中古車店より少し高めでしたが、「駐車場に入らないリスク」をゼロにできる安心感と、購入後の手厚い保証を考えれば、結果的に「安い買い物」になるご家庭も多いはずです。

新車ではなく中古車を選ぶメリット・デメリット

「新車が買えないから、仕方なく中古車にするんだ……」
車探しを始めた当初、パパはそんなふうに少しふてくされていました。せっかくの買い替えなのに、妥協しているような気がしていたんですね。

でも、夫婦で真剣に中古車を探し、実際に何台も試乗してみるうちに、「あれ? むしろ我が家にとっては中古車の方が正解だったんじゃない?」と考え方が180度変わっていきました。もちろん良いことばかりではありません。ここでは、立体駐車場ユーザーが中古車を選ぶリアルなメリットとデメリットを、我が家の本音でお伝えします。

メリット|候補車が広がる

最大のメリットは、何と言っても「選択肢が爆発的に増えること」です。
新車ディーラーで「ミニバンもSUVもアウトです。コンパクトカーのこれ一択ですね」と宣告されて絶望していた私たちにとって、中古車市場は宝の山でした。

すでに生産終了してしまった名車のステーションワゴンや、デザインがどストライクな少し前の低全高SUVなど、「駐車場に入る上に、テンションも上がる車」がたくさん見つかったのです。「新車縛り」をなくした瞬間に、パパもママも車探しが俄然楽しくなりました。「妥協」ではなく「お宝探し」に変わったのは、精神的にも大きなプラスでした。

メリット|買い替え予算を抑えやすい

そして、家計を握るママにとって一番嬉しかったのが、シンプルに「車両価格が安い」ということです。
新車で無理して高いローンを組もうとしていた頃に比べ、中古車なら予算をグッと抑えることができます。機械式立体駐車場は、毎月の駐車場代だけでも結構な出費になります(我が家も毎月ヒーヒー言っています……)。

中古車にして浮いた数十万円の予算を、毎月の駐車場代の足しにしたり、新しいチャイルドシートの購入費に充てたり、さらには家族旅行の資金に回したり。「ピカピカの新車の匂い」は諦めましたが、その分、家族の生活全体にゆとりが生まれました。見栄を張ってカツカツになるより、身の丈に合った中古車で笑顔で出かけられる方が、我が家には合っていたのです。

デメリット|安全装備が古い場合がある

一方で、どうしても妥協できなかった、あるいは悩ましかったデメリットもあります。その筆頭が「安全装備の古さ」です。

「このステーションワゴン、全高もバッチリだし安い! これにしよう!」とパパが見つけてきた10年落ちの車。でもママは、「ちょっと待って。これ、自動ブレーキついてないよ? 子ども乗せるのにそれは絶対に嫌だ!」と猛反対。
最近の新車には当たりのようについている衝突被害軽減ブレーキや、バックカメラ、車線逸脱警報などの安全装備は、古い中古車にはついていないか、性能が低いことが多いです。「安くて駐車場に入る」という条件を満たしていても、家族の命を守る装備が欠けていれば本末転倒。我が家は「最低でもこの年式以降で、自動ブレーキ付き」という譲れないラインを引くことで解決しましたが、その分、少し予算は上がってしまいました。

デメリット|修理費・維持費が読みにくい

もう一つの恐怖が、「買ってからいくらお金がかかるか分からない」という中古車特有の不透明さです。

以前、私の友人が「安く買えた!」と喜んで古い中古車を買ったものの、数ヶ月でバッテリーが上がり、タイヤもツルツルで即交換、さらにエアコンまで壊れて、結果的に新車を買うのと変わらない出費になって泣きを見ていました。
「安物買いの銭失い」にだけはなりたくない私たちは、購入時の車両本体価格だけでなく、「タイヤの溝は残っているか」「車検はいつまでか」「保証期間はどのくらいか」をめちゃくちゃ細かくチェックしました。中古車は、買った後のランニングコストまで含めて計算しないと、家計が火の車になるリスクと常に隣り合わせだということを肝に銘じておく必要があります。

買い替え前に今の車の価値を確認しておく

「よし、中古車で探すぞ! 予算は今の車の下取りが50万円くらいになるだろうから、貯金から出す追い金を考えても、あのカッコいいステーションワゴンが買えるぞ!」
希望の車を見つけてすっかり舞い上がっていたパパですが、この「捕らぬ狸の皮算用」が、我が家に最大の悲劇をもたらしました。

いざ中古車販売店に行き、今の愛車を査定してもらったところ、店員さんから「うーん、年式も古いですし、下取り額は10万円ですね」と残酷な宣告が。アテにしていた予算が40万円も吹き飛び、「えっ……それだと、あのワゴン買えないじゃん……」とパパはフリーズ。ママも「どうすんのよ!」と大激怒です。

立体駐車場に入る中古車探しは、ただでさえ条件が厳しくて大変です。それに加えて「予算不足で妥協する」という悔しい思いをしないために、絶対にやっておくべき準備についてお話しします。

中古車探しは予算確認から始める

我が家の失敗から学んだ鉄則は、「車探しを始める前に、今の車がいくらで売れるか(=軍資金がいくらあるか)を確定させること」です。

「下取りが50万円なら、自動ブレーキ付きの平成28年式が買える!」と思って車を探していたのに、実際は10万円の価値しかなかった場合、諦めて古い年式の車にするか、家計から無理に貯金を崩すしかありません。ママに「駐車場代も毎月かかるのに、これ以上の出費は無理!」と釘を刺されていたパパは、毎晩ため息をつきながら、一度決めた候補車を泣く泣くダウングレードして探し直すハメになりました。最初からリアルな予算上限が分かっていれば、こんな徒労感は味わわずに済んだのです。

下取りだけで決めると損をする可能性がある

「でも、買ったお店でそのまま下取りに出すのが一番ラクじゃない?」
家事や育児で忙しいママはそう言いましたが、この「ラクだから下取り一択」という考え方も要注意です。

以前、私たちも「面倒だからここで引き取ってよ」とディーラーに下取りを出していましたが、後になって「買取専門店ならプラス20万円で売れたのに……」と知って愕然としたことがあります。ディーラーや販売店の下取りは手続きが簡単な分、査定額が低めに出ることが多いです。相場感が分からないまま「そんなもんか」とハンコを押してしまうと、数十万円単位で損をして、本来なら買えたはずの「ワンランク上のグレード」や「状態の良い車」を逃してしまうことになります。

複数社の査定を活用して賢く乗り換える

では、どうすれば買い替え予算を正確に把握できるのか。パパが血眼になって調べ、実践したのが「買取査定も比較して、一番高く売れるルートを見つけておくこと」です。

スマホでポチポチッと車の情報を入力するだけで、複数の業者が「うちならいくらで買います!」と査定額を出してくれるサービスを使えば、足元を見られる心配がありません。我が家もこれを試した結果、「えっ、あのお店で10万円って言われたのに、こっちだと30万円になるの!?」と夫婦でハイタッチしました。浮いた20万円で、妥協しかけていた「自動ブレーキ」と「ママが熱望したシートヒーター」付きの中古車にランクアップすることができたのです。

車高1550mm以下の中古車を探す場合、候補車を決める前に「今の車がいくらで売れるのか」を確認しておくと判断しやすくなります。

中古車は予算によって選べる年式やグレードが大きく変わるため、下取り額だけでなく買取査定も比較しておくのがおすすめです。

複数社の査定額を比較したいなら「MOTA(モータ)」、10万キロを超えた古い車や廃車前提の車も含めて手放しを考えるなら「カーネクスト」を使い分けると、正確な買い替え予算を決めやすくなります。

よくある質問

最後に、私たちサルヂエファミリーが車探しの途中で何度もGoogle検索した「立体駐車場と中古車に関する疑問」をQ&A形式でまとめました。同じように悩んでいるご家族の参考になれば嬉しいです。

車高1550mm以下の中古車は探せばありますか?

あります。私たちも最初は絶望しましたが、中古車まで範囲を広げれば間違いなく見つかります。
ただし、ミニバンや背の高いSUVは全滅に近く、ステーションワゴン、コンパクトカー、セダン、そして一部の低全高SUVが中心のラインナップになります。

中古車なら1550mm以下のスライドドア車も見つかりますか?

可能性はゼロではありませんが、かなり限られますし、見つけるのは至難の業です。
スライドドアの車は「車内で子どもが立てる」「乗り降りがしやすい」ように室内高を高く設計しているため、どうしても全高が1600mmを超えてしまいます。「スライドドアじゃないと絶対に無理!」という場合は、近隣の平置き駐車場を別途借りるという「車以外の妥協案」も視野に入れることになります。

車高1550mm以下の中古SUVはありますか?

一部のモデルなら存在します。
ただし、SUVは「最低地上高」が高い構造上、全高が1550mmの制限に引っかかりやすいです。「これはイケる!」と思っても、ルーフレールが標準装備されていてアウトになったり、四輪駆動(4WD)仕様で車高が上がっていてアウトになったりするトラップが多いので、年式・グレード・装備ごとの入念な確認が絶対に必要です。

1550mmちょうどの中古車は立体駐車場に入りますか?

カタログ上は「1550mm」でも、実車は入らないリスクがあります。
我が家も実車を見て冷や汗をかきましたが、前オーナーが付けたルーフアンテナ、少し大きめのタイヤ、サスペンションのヘタリ、トランクの積載量などで実際の高さは数ミリ〜数センチ変動します。毎日ハラハラしながら車庫入れするのはストレスになるので、1530mm〜1540mmなど、少し余裕のある車を選ぶ方が圧倒的に安全です。

中古車サイトの全高表示を信じても大丈夫ですか?

あくまで「参考程度」にとどめてください。
中古車サイトのスペック表は、基本グレードの数値が自動入力されていることが多く、実車の装備(ルーフレールやインチアップしたタイヤなど)が反映されていないことが多々あります。最終判断は、メーカーの公式カタログ、販売店スタッフの現車確認、そして何より「車検証の記載」で行うべきです。

ファミリーカーとして使うなら何を重視すべきですか?

「全高」をクリアした上で、家族のリアルな生活動線を守れるかを重視してください。
私たちも高さに気を取られて荷室の狭い車を選びかけましたが、後席の広さ、チャイルドシートの乗せやすさ、週末の買い物を積む荷室の容量、そして安全装備(自動ブレーキなど)のバランスが大切です。高さだけで選ぶと、毎日の保育園の送迎や週末の買い物で「使い勝手が悪すぎる……」と後悔することになります。

まとめ|車高1550mm以下の中古車は「高さ+家族の使いやすさ」で選ぼう

「マンションの立体駐車場が1550mmまでって、厳しすぎない!?」
という絶望からスタートした我が家の車探し。

新車のディーラーでは希望の車種がことごとく高さ制限に引っかかり、「せっかくの買い替えなのに、もう車は諦めるしかないのか……」と本気で肩を落としました。しかし、そこで「中古車」という選択肢に視野を広げたことで、状況は一変しました。

中古車市場には、今では背が高くなってしまった名車の「過去モデル」や、スタイリッシュで荷物も積める「ステーションワゴン」、維持費に優しい「コンパクトカー」、そして一部の「低全高SUV」など、新車では見つからない魅力的な候補がたくさん眠っていました。スライドドアやミニバンへの未練は少しありましたが、「中古なら選べるじゃん!」と夫婦でワクワクを取り戻せたのは大きな収穫でした。

ただし、この記事でお伝えしてきた通り、中古車探しには特有の「全高の罠」が潜んでいます。同じ車種でも、年式が違ったり、ルーフレールが付いているグレードだったり、前オーナーがタイヤを変えていたりするだけで、立駐のセンサーは容赦なくエラーを吐き出します。

だからこそ、ネットのカタログ数値だけを鵜呑みにせず、
・駐車場の制限(高さだけでなく幅・長さ・重量も!)を正確に把握する
・販売店で車検証の記載を必ず確認してもらう
・実車のルーフやアンテナの形状を自分の目でチェックする
という泥臭い確認作業が絶対に必要です。

そして、最も忘れてはいけないのが「家族の使いやすさ」です。駐車場に入ることばかりに気を取られて、肝心のチャイルドシートが乗せにくかったり、荷物が積めなかったり、安全装備が古すぎて不安だったりしては、せっかくのマイカー生活が苦痛になってしまいます。

最後にもう一つ、我が家の最大の反省点である「今の車の査定額を先に確認しておくこと」も忘れないでくださいね。予算が正確に分かっていれば、妥協せずに済むラインがはっきりし、より安心して車探しを進められます。

立体駐車場の厳しい制限に悩む皆さんが、この記事を参考に、家族みんなが笑顔になれる素敵な相棒(車)と出会えることを、サルヂエファミリー一同、心から応援しています!

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