「こんなツルツルのタイヤで査定士さんに見せたら、呆れられないかな……」
「足元を見られて買い叩かれそうだから、とりあえず一番安いタイヤに替えてから持っていくべき?」
車の買い替えや売却が頭をよぎったとき、足元のタイヤが限界を迎えていると、こんな不安に駆られませんか?実は数年前の我が家(サルヂエファミリー)がまさにそうでした。
当時乗っていたミニバンは、見事なまでにタイヤの溝がなくなり、スリップサインがこんにちはしている状態。「このまま査定に出したら絶対に大損する!」と焦った理屈派のパパは、ネットで見つけた激安タイヤをわざわざ数万円かけて購入し、交換してから意気揚々と買取店へ向かいました。
しかし、結果は惨敗。査定士さんから言われたのは「タイヤが新品になったからといって、交換費用分まるまる査定額に上乗せされるわけではないんですよ」という残酷な一言でした。良かれと思ってやった「事前のタイヤ交換」が、実は我が家にとって数万円の「安物買いの銭失い」になってしまったのです。
この記事では、そんな我が家の痛い失敗談も交えつつ、「タイヤがツルツルの車を、どうすれば一番損せずに手放せるのか」というリアルな解決策をお伝えします。無理に運転して店舗へ行く危険性や、出張査定の上手な活用法など、あの時私たちが知りたかった情報をすべて詰め込みました。
無駄な出費を抑え、少しでも家計にプラスになるよう、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タイヤの溝が少ない車でも査定は受けられる?
「そもそも、こんなツルツルのタイヤで査定をお願いしていいの?」
以前の私たちは、お店に車を持ち込むことすら躊躇していました。ママなんて「店員さんに『こんな危険な状態で走ってたんですか?』って怒られそうで行きたくない」と本気で嫌がっていたほどです。でも、実際にたくさんの買取業者さんとやり取りをして分かったのは、私たちが思っている以上に「業者はタイヤの溝なんて気にしていない(買取不可の理由にはしない)」という事実でした。
溝が少ないだけで買取不可になるとは限らない
結論から言うと、タイヤの溝が全くない状態でも、査定は問題なく受けられますし、それが理由で買取を拒否否されることはほぼありません。
私たちが査定士さんに恐る恐る「タイヤ、ツルツルでごめんなさい…」と伝えたとき、笑顔でこう返されました。「あ、全然大丈夫ですよ!タイヤはあくまで消耗品ですし、自社で提携している工場で安く新品に交換できるので、買い取れない理由にはなりませんよ」と。
業者側からすれば、エンジンやフレームといった車の骨格部分がしっかりしているかどうかのほうが100倍重要なんです。家計を預かる主婦目線だと「タイヤ=高価なもの」という意識が強いですが、業者にとってのタイヤは「ただの消耗パーツの一つ」に過ぎなかったんですね。
ただし状態によっては査定額に影響することがある
とはいえ、「じゃあツルツルでも全く減額されないの?」と聞かれると、答えはNOです。買取不可にはなりませんが、査定額からのマイナス(減額)対象にはなります。
理屈派のパパが後から日本自動車査定協会の基準などを調べたところ、タイヤの残り溝が一定以下(たとえば1.6mm未満のスリップサインが出ている状態など)だと、規定の点数がマイナスされる仕組みになっていました。
ただ、ここで重要なのは「減額される金額よりも、自分で新品タイヤを買う金額のほうが圧倒的に高い」ということです。我が家が失敗したのはまさにここでした。減額を恐れるあまり、それ以上の出費を自ら招いてしまっていたのです。
交換する前に、まず現状の査定額を確認するのがおすすめ
この痛い経験から私たちが学んだ鉄則は、「車を売るかもしれないなら、絶対に自分でタイヤを交換してはいけない」ということです。
もし今、あなたが「車検前にタイヤ交換を勧められて数万円の見積もりを出された。でも車自体の買い替えも迷っている」という状況なら、一旦ストップしてください。タイヤ交換前に車を売るのはアリ?交換してから査定に出すべきか解説した記事でも触れていますが、タイヤ交換にお金を払う前に、まずは「今のツルツルの状態のままで、車がいくらで売れるのか」を確認するのが一番賢い順番です。
査定額を聞いてから、そのまま手放すか、タイヤを替えて乗り続けるかを決めても遅くはありません。我が家のように「先に数万円払ってタイヤを替えてしまったせいで、もう後戻りできなくなった(売るに売れなくなった)」という事態だけは避けてくださいね。
タイヤの状態が査定に影響しやすいケース
「じゃあ、具体的にタイヤのどんな状態が見られているの?」と気になりますよね。私たちも「ただ溝が減っているだけならセーフ?アウト?」と夫婦でよく議論しました。
その後、何度か車の乗り換えを経験し、査定士さんが車の周りをぐるっと回りながら「どこをチェックしているのか」を横でじっと観察(ちょっと嫌な客ですね笑)して分かった、具体的なチェックポイントを整理します。
スリップサインが出ている
一番分かりやすく、そして確実に減額の対象になるのが「スリップサイン」が出ている状態です。
タイヤの溝の深さが1.6mm未満になると現れるこのサイン、実は「これが出ていると法律違反(車検に通らない)になり、公道を走ってはいけない」という明確な基準なんですよね。
私たちが乗っていたミニバンも見事にこれが出ていました。査定士さん曰く、「スリップサインが出ていると、次の買い手に見せる前に確実にタイヤ交換が必要になるため、マイナス評価は避けられない」とのことでした。
溝がほとんど残っていない
スリップサインは出ていなくても、「溝が残り3mm以下」など明らかにすり減っている場合もチェックが入ります。
パパが「まだギリギリいけるでしょ!」と粘ったことがありましたが、業者目線では「買い取った後、すぐに販売できる状態か」が重要です。「購入後すぐにタイヤ交換が必要になりそうな車」は、商品価値が下がってしまうため、やはり少なからず評価に影響しました。
ひび割れが目立つ
溝は残っているのに減額されてショックだったのが「ひび割れ(クラック)」です。
週末しか乗らないセカンドカーを査定に出した際、溝はバッチリ残っていたので「ここはプラス評価でしょ!」と自信満々だったパパ。しかし、ゴムが経年劣化して側面に無数の細かいひび割れが入っていました。
「あー、これはバースト(破裂)の危険があるので、溝があっても交換扱いになりますね」とあっさり言われ、夫婦でポカーンとしたのを覚えています。乗らなくてもタイヤは劣化するという現実を突きつけられました。
偏摩耗している
タイヤの内側だけ、あるいは外側だけが異常にすり減っている「偏摩耗(片減り)」も要注意です。
これは単にタイヤが悪いというより、「足回り(サスペンションなど)に歪みがあるのではないか?」と車体本体の不具合を疑われる原因になります。
私たちが査定してもらった時も、片減りを見つけた査定士さんが、急に車の下を覗き込んで足回りのチェックを念入りに始めました。「ただの空気圧不足によるものならいいですが、骨格の歪みだと大きな減額になります」と言われ、ヒヤヒヤしたものです。
パンク・損傷がある
縁石に擦ってえぐれていたり、釘が刺さってパンクしていたりする状態も当然マイナスです。
特に側面のえぐれは修理が難しく、即交換と判断されます。「見なかったことにしてくれないかな…」という淡い期待は、プロの目には通用しませんでした。
車検に通らない可能性がある
まとめると、査定士さんが見ているのは「このまま車検に通る状態か、それとも販売前に自社でコストをかけて手直しする必要があるか」という点です。
だからこそ、彼らはシビアにチェックします。でも、繰り返しますが「だからといって、査定前に自分で交換するのはNG」です。彼らは業販価格(一般よりずっと安い価格)でタイヤを仕入れられるので、自社で直すコストのほうが圧倒的に安いからです。
タイヤを交換してから査定に出した方が高く売れる?
「査定額から減点されるくらいなら、一番安いタイヤに交換してから持っていけば、結果的に得するんじゃない?」
これは、我が家の理屈派パパがドヤ顔で提案し、そして見事に大失敗した“机上の空論”です。当時の私たちは「マイナス査定=悪」と思い込み、なんとかしてマイナスをゼロにしようと必死でした。
新品タイヤにしても交換費用を回収できるとは限らない
パパはネットで海外製の激安タイヤを4本約3万円で見つけ、「これならいける!」と購入。さらに持ち込み交換の工賃で約1万円。合計4万円の出費をして、ピカピカの新品タイヤ(ただし無名ブランド)で査定に挑みました。
結果はどうだったと思いますか?
査定士さんは「お、タイヤ新品ですね!」と喜んでくれましたが、提示された査定額への“プラス評価”は、たったの1万円程度だったんです。
「えっ、4万円もかけたのに!?」とパパが詰め寄ると、「規定上、タイヤのプラス評価には上限があるんです。それに、私どもは業者価格で安く仕入れられるので、お客様が実費で支払う金額分がそのまま上乗せされることはないんですよ」と冷静に諭されました。
見事に3万円の赤字です。この「安物買いの銭失い」エピソードは、今でも我が家の笑い草(パパにとってはトラウマ)になっています。
車全体の年式・走行距離・状態の方が重視されやすい
この手痛い失敗から学んだのは、車の査定においてタイヤは「あくまで付属品の一つに過ぎない」という事実です。
私たちは足元のツルツルタイヤばかり気にしていましたが、プロが本当に重視しているのは「年式」「走行距離」「エンジンやフレームの状態」です。これらで車の基本価値が9割方決まり、タイヤや外装の小キズなどは、そこからの微調整(プラスマイナス数万円の世界)でしかありません。
足元だけ新品の靴を履いていても、服全体がヨレヨレならトータルの評価は上がらないのと同じですね。
古い車ほどタイヤだけ新品にしても評価は限定的
特に、我が家が乗っていたような「10年落ち・10万キロ目前」の古い車の場合、車体自体の価値がすでに底値に近くなっています。
基礎となる査定額が低い車に、いくら新品のタイヤを履かせても、そこから劇的に査定額が跳ね上がる魔法はありません。冬場にスタッドレスを買う前に車を売るべき?古い車で迷った時の判断基準にも書きましたが、古い車を手放す時ほど「余計な手直し(出費)を一切せず、そのままの状態で引き取ってもらう」のが、トータルの家計で見れば一番損しない方法だったのです。
迷うなら交換前に査定して比較するのが安全
当時のパパにタイムマシンで伝えたいのは、「どうしても迷うなら、絶対に交換前に査定してもらえ!」ということです。
今のツルツルの状態での査定額を聞き、もし査定士さんに「タイヤさえ新しければ、あと5万円高く買い取れますよ」と言われたら、そこから4万円でタイヤ交換をすれば1万円の得になりますよね(そんなケースは稀ですが)。
順番を逆にして「先に交換費用を払う」というギャンブルだけは、絶対に避けるべきです。
タイヤがツルツルの車を売る前に注意したいこと
「ちょっとパパ!そんなツルツルのタイヤで、何店舗も査定回りに行くつもり!?事故でも起こしたらどうするの!」
これは、少しでも高く売ろうと意気込むパパに対し、ママが放った大雷です。実はこの時、小雨が降っていて、家を出発してすぐの交差点で車が「ズルッ」と滑り、家族全員でヒヤッとしたんです。
無理に自走して査定に行かない
スリップサインが出ているようなタイヤは、言うまでもなく危険な状態です。少しでも高く買い取ってくれるお店を探すために、そんな危険な車で何店舗も自走して回るのは、リスクが高すぎます。
もし道中で事故を起こしてしまったら、高く売るどころか、車の価値はゼロ(もしくはマイナス)になり、修理代や賠償金で家計は火の車。まさに本末転倒ですよね。当時の私たちは、数万円の損得に目がくらんで、一番大切な「家族の安全」を軽視しかけていました。
雨の日や高速道路の運転は避ける
特に危険なのが、雨の日と高速道路です。
ツルツルのタイヤは水をかき出す溝がないため、水たまりの上で車が浮いてしまう「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなります。我が家が交差点で滑ったのもまさにこれ。
「近所の買取店に行くだけだから」と油断して雨の日に出かけたり、少し遠くの大型店舗へ高速道路を使って行こうとしたりするのは、絶対にやめてください。
タイヤの状態は査定時に正直に伝える
「少しでも高く売りたいから、タイヤがヤバいことは隠しておこう……」という姑息な考えもNGです(パパは一瞬考えたそうですが笑)。
プロの査定士は車の足回りを必ずチェックしますし、スリップサインなんて一目で見抜かれます。隠そうとして後から発覚するほうが、心証が悪くなり「他にも不具合を隠しているんじゃないか?」と疑われて全体の評価を下げる原因になりかねません。
「タイヤはもう交換時期なんです」と最初から潔く伝えたほうが、お互いに気持ちよく交渉が進みます。
出張査定や引き取り対応の買取業者を選ぶ
危険な思いをしてまで店舗に行かなくても、今はとても便利なサービスがあります。それが「出張査定」です。
我が家もママの猛反対にあってからは、自宅の駐車場まで査定士さんに来てもらう出張査定に切り替えました。これなら、ツルツルのタイヤで公道を走るリスクはゼロ。複数の業者を同じ時間帯に呼んで「一括査定」をしてもらえば、自宅にいながら一番高い買取額を引き出すことも可能です。
もし車検が切れてしまっていたり、自走できないほど状態が悪かったりしても、無料でレッカー引き取りをしてくれる業者(カーネクストの関連記事などを参考にしてください)もあるので、「動かせない=売れない」と諦める必要は全くありませんよ。
タイヤの溝なし・車検切れ間近の車はどこに売るべき?
「ツルツルなのは分かったけど、結局どこに頼めば一番高く、しかも安全に買い取ってもらえるの?」
当時、タイヤ交換で大失敗して落ち込むパパの横で、ママが必死にスマホで探し始めたのが「業者の選び方」でした。タイヤの状態が悪かったり、車検の期限が迫ってきたりすると、焦って近所のお店に飛び込みたくなりますよね。でも、車の状態に合わせて正しいサービスを選ばないと、家計に大きなダメージを残すことになります。我が家が実際に複数社を試して分かった、最適な売却先の選び方を整理しますね。
まだ普通に走れるなら一括査定で比較する
タイヤの溝は少ないけれど、エンジンも元気で「まだまだ普通に走れる」という車なら、迷わず一括査定サービスを利用してください。
我が家も最初は「タイヤがこんな状態じゃ、どこもまともに値段をつけてくれないでしょ」と諦め半分でした。でも、一社目に査定してもらった時、足元を見られたのかかなり安い金額を提示されたんです。そこでパパが「ちょっと待てよ」と、しつこく食い下がって他社にも見積もりを出させたところ、なんと査定額が10万円近く跳ね上がりました。
特に、複数社がネット上で入札して高値を競ってくれる「MOTA一括査定の関連記事」で紹介しているようなサービスは、業者同士がバチバチに競り合うので、タイヤのマイナス分なんて軽く吹き飛ぶくらいの高値がつくことがあります。「タイヤが悪いから…」と遠慮せず、強気に比較するのが家計を守るコツです。
古い車・車検前・状態不安なら廃車買取系も候補
「タイヤだけでなく、10年以上乗っていてあちこちガタが来ている」「車検の期限が今月で切れる」といった状態なら、一般的な買取店よりも「廃車買取サービス」を候補に入れてみてください。
我が家の知り合いに、ボロボロの車をディーラーの下取りに出して「処分費用として逆に数万円請求された」という悲惨な人がいました。でも、カーネクストのような古い車・状態不安の車に強いサービスなら、どんな状態でも「0円以上の買取」を保証してくれますし、何よりレッカー代が無料なんです。
タイヤがツルツルで公道を走るのが怖い、あるいはすでに車検切れの車は売れる?買取・廃車・引き取りの流れを解説した状況に陥っている場合でも、自宅まで無料で引き取りに来てくれるのは、精神的にも家計的にも本当に助かります。無理にお金をかけて直す前に、まずはこうしたサービスで価値を確かめてみましょう。
買い替えも考えるなら中古車探しサービスも併用する
もし車を売るだけでなく、「次はどんな車に乗ろうか」と買い替えもセットで考えているなら、売却と並行して「ズバット車販売の関連記事」で解説しているような、プロに車を探してもらうサービスも活用するのがおすすめです。
我が家がミニバンから乗り換えた時、ママが「次は絶対に安全機能がたくさんついた車がいい!」と譲らなかったのですが、中古車市場の相場が分からず大苦戦。そんな時、非公開車両も含めてプロが希望の車を提案してくれるサービスを使ったことで、次の車の予算が明確になりました。
「新しい車がこれくらいで買えるなら、今の車はこれくらいの値段で売りたい」という交渉の材料にもなるので、買い替え前提の方はぜひ併用してみてくださいね。
査定前に自分で確認しておきたいタイヤのポイント
「出張査定を呼ぶ前に、自分たちでどこまでチェックしておけばいいの?」
いざ査定を申し込もうとした時、パパが急に懐中電灯を持って車の周りをウロウロし始めました。「査定士さんが来る前に、弱点を全部把握しておくんだ!」と鼻息を荒くしていましたが、実はこれ、とても理にかなった行動なんです。
相手に弱みを握られる前に、自分たちで車の現状を客観的に知っておくことで、「ここはマイナスだけど、ここはプラスだよね」と冷静に交渉できるようになります。我が家が実践したチェックポイントをお伝えします。
スリップサインが出ていないか
これはもう基本中の基本ですが、まずは4本のタイヤすべてに「スリップサイン」が出ていないか確認しましょう。
タイヤの側面にある三角マーク(△)の延長線上の溝の中にある、一段高くなっている部分です。これが表面と同じ高さまで削れていたら、残り溝は1.6mm未満。
パパは「前輪はまだ大丈夫だけど、後輪が出てる!」と大騒ぎしていましたが、1本でも出ていれば減額対象になります。まずは現状を正確に把握してください。
ひび割れがないか
溝が残っていても油断できないのが「ひび割れ(クラック)」です。
スマホのライトを当てて、タイヤの側面や溝の底をじっくり見てください。細かいシワのようなものならまだセーフですが、パカッと深く割れているようなら、バーストの危険があるためマイナス評価になりやすいです。
我が家も、乗る頻度が少なかった時期の車は、見事に側面がヒビだらけになっていてショックを受けました。「溝はあるのに!」という期待は捨てて、冷静に状態をメモしておきましょう。
片減り・偏摩耗していないか
タイヤの外側だけ、あるいは内側だけが異常にツルツルになっていませんか?
これは「片減り」と呼ばれる現象です。パパがこれを発見した時、「ただの空気圧不足じゃないの?」と軽く考えていましたが、査定士さんには「車体のアライメント(骨格のバランス)が狂っている可能性がありますね」と指摘されました。
もし片減りを見つけたら、「足回りに何かしらの不具合があるかもしれない」と覚悟しておいたほうが、査定額を聞いた時のショックが和らぎます。
空気圧が極端に低くないか
意外と盲点なのが空気圧です。
査定士さんが車を動かした時、タイヤがベチャッと潰れていると「メンテナンスを全然していない車だな」という悪い第一印象を与えてしまいます。
我が家は査定の前日、近所のガソリンスタンド(歩いて行ける距離だったのでパパが携帯ポンプで入れました)で、規定値まで空気を入れておきました。これだけで、車全体がシャキッと見えて印象が良くなるので、お金をかけずにできる最低限の身だしなみとしておすすめです。
スペアタイヤや純正タイヤがあるか
もし、ツルツルになっているのが「後から買った社外品のタイヤ」で、ベランダや実家の倉庫に「新車時に付いていた純正タイヤ」が眠っているなら、大チャンスです!
パパが実家に保管していた純正タイヤ(溝はバッチリ残っていました)の存在を思い出し、査定当日に引っ張り出してきたところ、「あ、これがあるならマイナス評価は無しで大丈夫ですよ!」と満面の笑みで言われました。
スタッドレスタイヤと一緒に純正タイヤを保管している方は、絶対にその存在をアピールしてくださいね。
タイヤ状態が悪い車でも高く売るためのコツ
「タイヤがマイナス評価になるのは仕方ないとして、じゃあそれをカバーして少しでも高く売るにはどうすればいいの?」
家計を握るママとしては、ここが一番知りたいところですよね。我が家も最初は「タイヤがツルツルだから買い叩かれても文句は言えない…」と弱気になっていましたが、いくつもの業者さんと交渉するうちに「マイナスを補って余りあるプラスの引き出し方」があることに気づきました。
失敗だらけだった私たちが、最終的にたどり着いた「ツルツルタイヤの車を1円でも高く売るための鉄則」をまとめます。
査定前に新品タイヤへ交換しない
もう耳にタコができるほどお伝えしていますが、これが一番の鉄則です。「マイナス査定を避けるために数万円払ってタイヤ交換をする」のは、家計にとって百害あって一利なし。
パパが良かれと思ってやった「4万円の激安タイヤ交換」で大赤字を出した事件は、今でも我が家の戒めになっています。「タイヤ交換前に車を売るのはアリ?」と迷っている方がいたら、全力で「そのまま査定に出して!」と背中を押したいです。
複数社で査定額を比較する
タイヤのマイナス分を吹き飛ばす一番手っ取り早い方法は、「業者同士を競争させること」です。
A社では「タイヤがツルツルなんで、この金額が限界ですね」と言われた車でも、B社やC社からは「うちなら自社工場で安くタイヤ交換してすぐ再販できるんで、もっと出せますよ!」と全く違う評価を受けることが多々あります。
特に「MOTA車買取」のような一括査定サービスを使えば、足元を見てくるような安い見積もりは最初から弾かれます。「タイヤが悪いから…」と1社で妥協せず、必ず複数社の査定額を比較してくださいね。
車検前なら早めに動く
タイヤが限界を迎えているということは、同時に「次回の車検が近い」というタイミングの方も多いのではないでしょうか。
「車検見積もりが20万円…修理して乗るべき?売却・買い替えの判断基準」の記事にもあるように、直すか手放すか迷う状況なら、とにかく車検が切れる前に早く動くことが重要です。車検が切れてしまうと公道を走れなくなり、選択肢が一気に狭まってしまいます。「古い車の車検費用が高い…直すより売った方がいいケースとは?」と悩んだら、車検が高すぎると感じたら?通す前に査定額を確認すべき理由を知り、まずは車を直すか売るか判断するための材料として現状の査定額を確認するのが賢いやり方です。
タイヤ以外のアピールポイントも伝える
タイヤがダメなら、別のところで点数を稼げばいいんです。
パパは査定の前日、半日かけて車内をピカピカに掃除し、子どもたちがつけたシートのシミまで一生懸命落としていました。「そんなことで査定額変わるの?」とママは笑っていましたが、査定士さん曰く「車内が綺麗だと『大事に乗ってきた車なんだな』と好印象になり、結果的にギリギリの価格交渉でプラスに働くことが多い」とのこと。
他にも、人気の純正カーナビがついている、安全装備が充実している、ETCやドラレコがついているなど、タイヤ以外の長所をしっかりリストアップして伝えましょう。
純正ホイールや保管タイヤがあれば伝える
先ほど「自分で確認しておきたいポイント」でもお伝えしましたが、もし社外品のホイールを履いていて、実家やベランダに「純正ホイール」や「スタッドレスタイヤ」が眠っているなら、それは最強の交渉カードになります。
「タイヤはツルツルで申し訳ないんですが、実は新品同様の純正タイヤとホイールのセットも別であるんです。一緒にお渡ししたら、いくらプラスになりますか?」
この一言で、査定士さんの目の色が変わることもあります。使える武器はすべて使って交渉に挑んでください。
まとめ:タイヤの溝が少なくても、まずは交換前に査定しよう
「こんなツルツルのタイヤじゃ、恥ずかしくて査定になんて出せない」
「足元を見られて買い叩かれそうだから、とりあえず安物タイヤに交換してから行こう」
かつての我が家と同じように悩んでいる方に、私たちが身をもって学んだ結論をお伝えします。
溝が少ないだけで売れないとは限らない
プロの買取業者は、私たちが思っている以上にタイヤの溝を気にしていません(マイナス評価にはなりますが、買取拒否の理由にはなりません)。
彼らにとってタイヤはただの消耗品。エンジンや骨格がしっかりしていれば、十分に価値はつきます。「どうせ売れないだろう」と自己判断で諦めてしまうのが一番もったいないですよ。
交換費用を払う前に査定額を確認する方が損しにくい
そして、少しでも高く売りたいなら「絶対に自分でタイヤ交換をしてはいけない」ということ。
査定額の減額幅よりも、あなたが自腹で払うタイヤ交換費用のほうが圧倒的に高くなります。「車検前にタイヤ交換を勧められたけど、買い替えも迷っている」という状況なら、余計なお金を払う前に、まずは今の状態でいくらになるのか査定額を出してもらいましょう。
安全に不安があるなら出張査定・引き取り対応を選ぼう
最後に、一番大切なのは「家族の安全」です。
スリップサインが出ているようなツルツルのタイヤで、雨の日や高速道路を運転して買取店を回るのは絶対にやめてください。もし事故を起こせば、車が高く売れるどころか、大切な家族や周りの人を傷つけ、家計も大打撃を受けてしまいます。
今の時代、無理にお店に行かなくても、無料で自宅まで来てくれる「出張査定」や、動かせない車を無料でレッカーしてくれる「廃車・引き取り対応サービス」がたくさんあります。
- まだまだ普通に走れる車なら、「MOTA一括査定」などで複数社に自宅へ来てもらい、一番高い業者を見つける。
- 10年以上前の古い車や、車検が切れてしまった車なら、「カーネクスト」などの引き取り無料サービスに任せる。
- 買い替えを検討しているなら、「ズバット車販売」で次の車の目星をつけながら、今の車の価値を測る。
車の状態に合わせてこれらのサービスを賢く使い分け、安全に、そして1円でも損しない賢い手放し方を実践してみてくださいね。我が家の痛い失敗談が、少しでもあなたの家計のお役に立てれば嬉しいです!