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ヴェルファイアの車検費用はいくら?18万円の見積もりに青ざめたママ友の相場検証と安くする方法

「車の維持費って、どうしてこんなに家計を圧迫するんでしょう……」

先日、近所のカフェでママ友のミカさんとお茶をしていたときのこと。彼女はスマホの画面を見せながら、この世の終わりみたいな顔でため息をついていました。

画面に映っていたのは、愛車であるヴェルファイア(購入から5年目)の車検見積もり。その額なんと、約18万円!
「ねえ、これって普通なの? ヴェルファイアだからってディーラーに足元見られてるんじゃないの? 来月は子どもたちの合宿代もあるのに、20万近く飛んでいくなんて絶対ムリ……。もう売っちゃおうかな」と涙目です。

実は我が家はヴェルファイアオーナーではないのですが、こういう家計のピンチとなれば、うちの理屈派パパの出番です。帰宅後、ミカさん家の見積もり書をパパに見せると、「あー、なるほど。これはなかなか『盛りだくさん』な見積もりだね。でも、ヴェルファイア特有の事情も絡んでるな」と、目をキラキラさせて分析を始めました。

この記事では、ミカさん家のように「ヴェルファイアの車検費用が高すぎて青ざめている」という方に向けて、パパがミカさん夫婦と一緒に徹底解剖した「費用のリアルな相場」と、「どこを削って安くできるのか」の実体験をお届けします。高額な見積もりに悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ヴェルファイアの車検費用相場はいくら?ママ友家のリアルな見積もり公開

「そもそも、ヴェルファイアの車検って相場はいくらなの?」
ミカさんの一番の疑問はこれでした。自分たちが提示された18万円という金額が、ぼったくりなのか、それとも妥当なのかが分からないから不安なんですよね。

パパが過去のデータや整備工場の情報などを調べ上げ、ミカさん夫婦に解説した「年数別のリアルな相場」は以下の通りでした。結論から言うと、ディーラーの18万円は「少し高めだけど、決してあり得ない数字ではない」という絶妙なラインだったんです。

初回車検

新車で購入してから3年目、初めての車検ですね。
この時期はまだ部品の劣化も少なく、基本的には法定費用(税金など)と基本的な点検費用だけで済むことがほとんど。パパの調べでは、だいたい8万円〜11万円程度に収まるケースが多いようです。ミカさん家も、初回の時は「意外と安かった」とホッとした記憶があるそう。ただ、この時の油断が、のちの悲劇を生むわけですが……。

2回目車検

そして今回、ミカさん家が直面したのが購入から5年目の2回目車検。ここから一気に跳ね上がります。
相場としては10万円〜15万円程度が目安になってきます。なぜなら、タイヤやバッテリー、ブレーキパッドといった消耗品が、ちょうどこの時期に交換時期を迎えるからです。ミカさん家の見積もりが18万円まで膨れ上がっていたのも、この「消耗品一斉交換」がディーラーの推奨プランにガッツリ組み込まれていたからでした。

3回目車検

さらに7年目となる3回目の車検。ここでは相場が12万円〜18万円、状態によっては20万円近くになることも覚悟しなければなりません。
ゴム製の部品(ブッシュ類)の劣化や、水回りの部品など、予防整備として交換を勧められる項目がドカンと増えます。ミカさんの旦那さんは「7年目でそんなにかかるなら、今すぐ買い替えた方がいいんじゃ……」と真顔で悩み始めていました。

10万km超えの場合

もし走行距離が10万kmを超えている場合、相場は15万円〜25万円以上と、さらに未知の領域に突入します。
タイミングチェーン周りや足回りの大掛かりなリフレッシュが必要になることが多く、ここまで来ると「車検を通すか、車を買い替えるか」の家族会議は必須。ただ単に「車検代」というよりも、「これからもこの車に乗り続けるための投資」という意味合いが強くなってきますね。

なぜこんなに高い?ヴェルファイアの車検が家計を圧迫する理由

相場を聞いて、「やっぱりヴェルファイアってお金がかかるんだ……」とうなだれるミカさん。でも、理由もわからずお金を払うのは一番のストレスですよね。
パパが「なぜヴェルファイアの車検は、一般的なミニバンよりも高くなりやすいのか」を解説したところ、ミカさんも「なるほど、そりゃ高いわけだ」と妙に納得していました。その主な理由は、以下の3つに集約されます。

車重が重い

一番の理由は「重さ」です。ヴェルファイアは堂々としたボディが魅力ですが、その分、車両重量が2トンを超えるグレードも珍しくありません。
車検の際に必ず払う「重量税」は、車の重さに比例して高くなります。一般的な中型車に比べて、ベースとなる税金そのものが一段階、二段階と高い設定になっているんです。パパが「まずはここが家計のボディブローになってるんだよ」と言うと、ミカさんは「あの広さと引き換えに税金払ってるのね……」と苦笑いしていました。

タイヤサイズが大きい

「えっ、タイヤ代だけでこんなにするの!?」とミカさんが見積もりを見て一番驚いていたのがこれ。
ヴェルファイアは足回りのデザインも迫力があるため、標準でも18インチなどの大きなタイヤを履いています。タイヤが大きいということは、それだけゴムの量も多く、値段も跳ね上がります。
しかも車重が重いため、タイヤの減りも意外と早い。いざ車検で「4本とも交換ですね」と言われると、それだけで数万円〜10万円近い出費が上乗せされてしまうんです。

交換部品が高額

最後は部品代そのものの高さです。
高級ミニバンであるヴェルファイアは、使われているパーツ一つひとつがしっかりしていて高価です。例えば、大きな車内を快適に保つための巨大なバッテリーや、重い車体を確実に止めるための高性能なブレーキ周りの部品など。
「普通の車の部品とはサイズも性能も違うから、どうしても部品代と工賃が割高になるんだよ」というパパの解説に、ミカさん夫婦は「そりゃディーラーの言いなりになってたら18万いくわな……」と深く頷いていました。

車検費用の内訳を徹底解剖!どこが削れるかパパが検証

「高い理由はわかったけど、じゃあどうすればいいの? このまま18万円を払うしかないの……?」
すっかり肩を落としてしまったママ友のミカさんに、うちの理屈派パパはニヤリと笑って見積もり書を指差しました。

「見積もり書っていうのはね、絶対に削れない『聖域』と、工夫次第でどうにでもなる『余白』が混ざっているんだよ。全部まるごと受け入れる必要はないんだ」

過去に何度も車検代で痛い目を見てきた我が家。その失敗から学んだパパいわく、車検費用は大きく3つの内訳に分かれているそうです。ミカさんの見積もりを例に、どこが削れるのかを解剖してみました。

法定費用(削れない聖域)

まずは「法定費用」。これは自賠責保険料、重量税、印紙代などの税金関係です。
国に納めるお金なので、ディーラーに出そうが、近所のガソリンスタンドに出そうが、自分で陸運局に持ち込もうが、金額は1円も変わりません。

ミカさんのヴェルファイアの場合、ここだけで約6万円〜7万円近くを占めていました。パパが「これは国へのみかじめ料みたいなものだから、諦めて払うしかないね」と説明すると、ミカさんは「そっか、18万円のうち7万円は税金なのね」と少しだけ納得した様子でした。

点検整備費用(お店によって変わる)

次に「点検整備費用」。これは車検を通すために必要な「24ヶ月定期点検」を行うための、お店の基本料金(工賃)です。
ここはお店によって価格設定が違います。ディーラーは安心感がある分、基本料金が高めに設定されていることが多く、だいたい3万円〜5万円程度。一方、車検専門店やカー用品店だと1万円台〜に抑えられることもあります。

「ディーラーは専用の診断機を使ったり、ヴェルファイアを知り尽くした整備士が見てくれる『安心代』が含まれてるんだ。だから一概に高いとは言えないけど、比較検討する余地はある部分だね」とパパ。

部品交換費用(ここが最大の削りポイント!)

そして、ミカさんの見積もりを18万円に押し上げていた最大の犯人が「部品交換費用」です。
ディーラーの車検見積もりには、今すぐ交換しなくても車検には通る「予防整備(おすすめ整備)」がたっぷり乗っかっていることがほとんど。

例えば、下回りのサビ止めコーティング、エンジンオイルの添加剤、さらには室内消臭のクレベリン施工まで……。「これ、車検関係ないじゃん!」という項目が積み重なって数万円単位で膨れ上がっているのです。ここを見直すだけでも、数万円は簡単に削ることができます。

ヴェルファイアで交換されやすい部品一覧と我が家の失敗談

「えっ、じゃあこの部品交換の項目って、全部やらなくていいの?」とミカさん。
「いや、車重が重くて負担の大きいヴェルファイアだからこそ、絶対に交換すべき部品もある。ただ、買い方が問題なんだよ」

実は過去に私たちサルヂエファミリーも、前の車の車検で「プロが言うなら……」と全部お任せにして大損した苦い経験があります。ミカさんの見積もりにも、あの時私たちが引っかかったのと同じトラップが潜んでいました。

バッテリー

ヴェルファイアのバッテリーは、大容量で非常に高額です。特にアイドリングストップ車となると、ディーラーで交換すれば部品代と工賃で4万円〜5万円と言われることも。
我が家も昔、ディーラーで「弱ってますね」と言われるがままに交換して5万円払いましたが、後日ネット通販で見たらまったく同じバッテリーが半額以下で売られていて、夫婦で白目をむいた記憶があります。ネットで買って持ち込み交換するか、自分で交換すれば大幅に節約できる筆頭です。

タイヤ

前述した通り、ヴェルファイアのタイヤ交換は高額です。見積もりに入っていると平気で10万円近く跳ね上がります。
ただ、溝が1.6mm以下だとスリップサインが出て車検に通らないため、限界なら交換必須。とはいえ、ディーラーでそのまま定価に近いタイヤを買うのはおすすめしません。「タイヤもネットやタイヤ専門店で相見積もりを取るのが鉄則だよ」とパパは力説していました。

ブレーキパッド

重い車体を止めるため、ヴェルファイアのブレーキパッドは想像以上に早く減ります。
「まだ車検には通る厚みだけど、次の車検までは持たないから交換しておきましょう」と提案されることが多い部品です。これは命に関わる部分なので、パパも「残り3mmを切っているなら、ケチらずにここで交換しておいた方が安心」とアドバイスしていました。

エアコンフィルター

ミカさんの見積もりを見て、私が一番「ああっ!」と声を上げてしまったのがコレです。
部品代と工賃で5,000円〜6,000円ほど計上されていましたが、エアコンフィルターなんてネットで2,000円台で買えて、グローブボックスの奥をパカッと開ければ素人でも3分で交換できます。
「ミカさん、これ絶対自分でやったほうがいい! 私でもできたから!」と、かつて無駄な工賃を払って悔しい思いをした私が熱弁を振るってしまいました。

ブレーキフルード

ブレーキの力を伝えるためのオイルです。これは水分を吸って劣化するため、一般的に車検ごと(2年ごと)の交換が推奨されます。
ヴェルファイアのように重い車はブレーキへの負担が大きいため、「数千円をケチってブレーキが効かなくなったら大事故になる。ここは素直にディーラーに任せて交換してもらおう」と、パパも削らないことを推奨していました。

ディーラーで18万円と言われたら?見積もり書のここをチェック!

「じゃあ、結局のところディーラーに『18万円です』って言われたら、ぼったくられてるってことなの?」

ミカさんが身を乗り出して聞いてきました。確かに、削れる部分があるとはいえ、ディーラーが提示してくる金額は素人にはそれが「適正」なのか「盛りすぎ」なのか、判断が難しいですよね。

かつて私たちも、ディーラーから提示された車検費用を前に「高すぎる! ぼったくりだ!」と憤慨し、近所の格安車検に飛びついて痛い目を見たことがあります。その時の失敗を教訓に、パパが編み出した「見積もり書の見極め方」をミカさん夫婦に伝授しました。

妥当なケース

「18万円」という金額だけを見て、すぐに高いと決めつけるのは危険です。
例えば、購入から7年目(3回目の車検)で、走行距離もそこそこ走っている場合。タイヤ4本がツルツルで交換必須、さらにバッテリーも寿命、ブレーキパッドも残りわずか……という状況なら、ヴェルファイアの部品代を考えれば18万円はむしろ「妥当」か「良心的」な部類に入ります。
我が家も以前、安さに釣られて格安店に持ち込んだら「ここも直さないと車検に通りません」と後からどんどん追加され、結局ディーラーより高くなってしまったという笑えない失敗があります。「本当に必要な整備が含まれての18万円なら、安全を買う意味でも適正価格だよ」とパパ。

高すぎるケース

逆に「これはちょっと盛りすぎだな」と判断できるケースもあります。
初回や2回目(3年〜5年目)の車検で、走行距離も2〜3万km程度なのに18万円を超えてくる場合です。こういう時の見積もり書を見ると、大抵は「まだ使えるけど、念のため交換しておきましょう」という予防整備や、車検とは全く関係のないサービスがてんこ盛りになっています。
ミカさんの見積もり書がまさにこれで、エアコン内部の洗浄クリーニングや、エンジンオイルの高級添加剤、下回りの防錆塗装などがフルコースで追加されていました。「これは高級フレンチのフルコースを頼んでるのと同じ。アラカルトに変えれば一気に安くなるよ」とパパが指摘すると、ミカさんも「えっ、防錆塗装なんて頼んでないのに!」と驚いていました。

見積書で確認したい項目

ディーラーから見積もりをもらったら、まずはパニックにならずに以下の項目をチェックしてみてください。私たち夫婦も、今では必ずこの3つに蛍光ペンで線を引いて確認しています。

  • 「推奨」「おすすめ」と書かれた項目はないか:車検に通るための必須項目ではない可能性が高いです。
  • 「〜洗浄」「〜コーティング」「〜添加剤」:これらは車の寿命を延ばすためのオプションであり、今の車検には直結しません。
  • 部品の単価:バッテリーやタイヤの型番をスマホでこっそり検索してみてください。ネットの価格とあまりに差があるなら、持ち込みや後日自分で交換することを検討しましょう。

ヴェルファイアの車検を安くする!我が家が実践した4つの方法

見積もり書の見方がわかってきて、少し顔色が明るくなったミカさん。「じゃあ、具体的にこの18万円からどうやって削っていけばいいの? 私にもできる?」

ここで、かつて「なんでもかんでもディーラー任せ」から脱却し、車検のたびに試行錯誤を繰り返してきた私たちサルヂエファミリーの出番です。ヴェルファイアのような大型車でも実践できる、我が家流の「車検代ダイエット法」を4つ紹介しました。

相見積もり

一番確実で、でも一番面倒くさいのがこれ。「相見積もり」です。
我が家も昔は「ディーラーの営業さんに悪いし……」と躊躇していましたが、思い切ってカー用品店(オートバックスなど)や、近所の車検専門店(コバックなど)に車を持っていき、見積もりを出してもらいました。
すると、基本料金(工賃)だけで数万円の差が出たんです。ミカさんにも「週末、パパさんに頼んでオートバックスでも見積もりもらっておいでよ。ディーラーの見積もり書を見せながら『これより安くなる?』って聞くだけだから」とアドバイスしました。相見積もりを取るだけで、ディーラー側も「あ、この人たちはちゃんと比較してるな」と、不要な項目をスッと引いてくれることがあります。

不要整備の見直し

相見積もりが面倒なら、今のディーラーに「不要な整備を外してもらう」交渉をするのが手っ取り早いです。
「交渉なんて無理!」と思うかもしれませんが、難しく考える必要はありません。我が家のパパがよく使う魔法の言葉は、「今回は予算が厳しいので、『車検に通る最低限の整備』だけにしてください」という一言。
これを言うだけで、見積もりからコーティングや添加剤が一掃されます。ミカさんも「それなら私でも言えそう!」とホッとしていました。ただし、ブレーキパッドなど「後回しにすると危険なもの」はプロの指示に従ってくださいね。

車検専門店の活用

ディーラーの安心感も捨てがたいですが、費用を抑えるなら「車検専門店」を利用するのも手です。
ただ、ここで我が家の失敗談を一つ。以前、とにかく安さを重視して超スピード車検のチェーン店にお願いしたところ、たしかに安くは済んだのですが、数ヶ月後にエンジンの調子が悪くなり、結局ディーラーに駆け込むハメになりました。
ヴェルファイアのように電子制御が多く、複雑な車の車検を任せるなら、安さだけでなく「大型ミニバンの整備実績が豊富か」を事前に確認することが大切です。「安いからって飛びつくと、結局高くつくから気をつけてね」と釘を刺しておきました。

部品持ち込み

そして、究極の節約術が「部品の持ち込み」です。
前述した通り、バッテリーやタイヤ、エアコンフィルターなどをネットで安く買い、車検の時に持ち込んで交換してもらう方法です。我が家はこれで、バッテリー代を半額以下に抑えることに成功しました。
ただし、お店によっては「持ち込みパーツの交換はNG」だったり、「持ち込みの場合は工賃が倍になる」という罠が潜んでいることも。ミカさんには、「ネットで買う前に、必ず『持ち込みで交換してくれますか? 工賃はいくらですか?』ってディーラーや整備工場に確認してね」と強く念を押しました。

車検を通すか乗り換えるか?夫婦で揉めた分岐点

車検費用を安くするテクニックを聞いて、少し希望の光が見えてきたミカさん。
でも、そこでもう一つの大きな壁が立ちはだかりました。

「実はね、うちの旦那が『どうせ安くしても10万円以上かかるなら、いっそ車検を通さずに乗り換えた方がいいんじゃないか』って言い出して、昨日も夫婦で揉めたのよ……」

ああ、わかります。その会話、数年前の我が家でも一言一句まったく同じことが繰り広げられました。
車検の時期になると必ず勃発する「このまま乗り続けるか、思い切って買い替えるか」問題。特にヴェルファイアのようにリセールバリュー(買取価格)が比較的高い車の場合、余計に判断が難しくなりますよね。

うちのパパが、過去に我が家で何度も繰り返された「乗り換え家族会議」の経験をもとに、ヴェルファイアを手放すかどうかの分岐点を解説しました。

7年目の場合

ミカさん家は現在5年目(2回目車検)ですが、次の7年目(3回目車検)が実は一番の「乗り換え適齢期」と言われています。
7年経つと、メーカーの特別保証も完全に切れ、ゴム製の部品や水回りのパーツなど、ちょっと大きな修理が必要になる時期に入ってきます。車検費用もグッと上がりやすくなります。

「7年目の車検前に、一度自分のヴェルファイアがいくらで売れるか査定に出してみるのが我が家の鉄則だよ」とパパ。
ヴェルファイアは人気車種なので、7年目でも驚くような値段がつくことがあります。「車検に15万円払って、さらに2年後に査定額がガクッと下がるくらいなら、今高く売って乗り換えた方が家計に優しい」という判断は、非常に理にかなっているんです。

10万km超えの場合

走行距離が10万kmを超えてくると、夫婦の意見の対立はさらに激化します。
「まだ走るんだから乗ろうよ!」という意見と、「出先で壊れたらどうするの!?」という意見のぶつかり合いです。

ヴェルファイアは頑丈な車ですが、10万kmを超えると、オルタネーター(発電機)やウォーターポンプ、エアコンのコンプレッサーなど、一つ壊れると数万円〜10万円コースの部品が次々と寿命を迎えます。
パパは「10万km超えの車検を通すなら、『あと2年、何が壊れても修理代を払って乗り続ける』という覚悟が必要。その覚悟がないなら、車検前に手放すのが正解」と、かなりシビアなアドバイスをしていました。

13年超の場合

もし13年以上乗り続けているなら、よほどの愛着がない限りは乗り換えを強くおすすめします。
なぜなら、日本の税制には「古い車には重い税金をかける」というペナルティがあるからです。13年を超えると、毎年の自動車税が約15%アップし、車検の時の重量税もドカンと跳ね上がります。

「ヴェルファイアクラスだと、この税金アップのダメージは家計に致命傷レベル。13年超えは『趣味の世界』だから、実用性とコスパを求めるなら買い替え一択だね」とパパ。ミカさんも「13年目まで乗ったら税金が上がるなんて知らなかった……」と驚いていました。

兄弟車アルファードとヴェルファイアで車検費用は違う?

乗り換えの話をしている途中で、ミカさんがふと思い出したように言いました。
「そういえば旦那が、『こんなに維持費がかかるなら、ヴェルファイアじゃなくてアルファードにしておけばよかった』ってぼやいてたんだけど、アルファードの方が車検って安いの?」

結論から言うと、車検費用はまったく同じです。
パパが笑いながら「アルファードとヴェルファイアは、見た目が違うだけで中身(エンジンや足回り)は完全に双子だからね。部品代も税金も工賃も、見事なまでに一緒だよ」と答えると、ミカさんは「なんだ、じゃあアルファードに乗り換えても車検代は安くならないんじゃない!」と、旦那さんへの反論材料を見つけて少し嬉しそうです。

ただし、パパがすかさず補足しました。
「維持費は同じなんだけど、『手放す時の価格(リセールバリュー)』はアルファードの方が高い傾向にあるんだ。特に海外でアルファードの人気が異常に高くて、買取価格で数十万円の差がつくこともある」

つまり、日々の車検代や税金は同じでも、「買ってから売るまでのトータルコスト」で考えると、アルファードの方が結果的にお得になるケースが多いのです。
「旦那さんが言いたかったのはそういうことかもね」とパパにフォローされ、ミカさんは「なるほど、じゃあもし次に乗り換えるならアルファードも候補に入れなきゃね」と納得した様子でした。

ヴェルファイアの車検によくある疑問をパパが解説

一通りの解説を聞いて、すっかり頭の整理ができたミカさん。でも、まだ心の片隅に少しだけモヤモヤが残っているようです。
「パパさん、あといくつか聞いてもいい? ネットで調べてたら色々出てきて、何が本当なのかわからなくなっちゃって……」

情報があふれる現代、ネットの口コミを見ると余計に不安になることってありますよね。過去の私たちもそうでした。最後に、ヴェルファイアの車検に関する「よくある疑問」について、パパが一問一答形式でズバッと回答しました。

車検費用20万円は普通?

ミカさん:「ネットの掲示板で『ヴェルファイアの車検で20万円超えた』って嘆いてる人がたくさんいたんだけど、これって普通なの?」

パパ:「普通ではないけど、珍しいことでもないよ。ディーラーで『おすすめ整備』を全部のせにして、さらにタイヤ4本とバッテリーを交換したら、20万円なんてあっという間に超える。ただ、それは『車の状態』というより『買い方』の問題。本当に必要な整備だけで20万円を超えているなら、それは相当ガタが来ている証拠だから、いよいよ乗り換えのサインだね」

ディーラー以外でも大丈夫?

ミカさん:「車検専門店やオートバックスみたいなカー用品店でも、ディーラーと同じくらいちゃんと見てくれるの?」

パパ:「日常的な点検や消耗品の交換なら、ディーラー以外でも全く問題ないよ。ただ、ヴェルファイア特有の電子制御のエラーや、ハイブリッドシステム(ハイブリッド車の場合)の複雑な異常なんかは、ディーラーの専用診断機じゃないと分からないこともある。だから、『今回の車検は費用を抑えて専門店で』『次の車検はしっかりディーラーで』みたいに、使い分けるのが我が家のおすすめスタイルかな」

10万km超えでも乗れる?

ミカさん:「うちの旦那、この車を10万kmまで乗り潰すって息巻いてるんだけど、本当に乗れるのかな?」

パパ:「今の車は頑丈だから、10万kmでも20万kmでも『ちゃんとお金をかければ』乗れるよ。でも問題はそこ。10万kmを超えると、ウォーターポンプやオルタネーターみたいな、一つ数万円〜10万円する部品が順番に壊れ始める。それを『愛車への課金』として割り切れるなら乗れる。でも、修理のたびに『またお金が飛んでいく……』って夫婦でため息をつくくらいなら、10万kmになる前に手放した方が精神衛生上も家計にも絶対にいいよ」

車検前に売る方が得?

ミカさん:「じゃあ、もし手放すとしたら、やっぱり今回の車検を通す前に売ったほうがいいの?」

パパ:「大正解! 車検を通してから売っても、車検にかかった費用(18万円)がそのまま買取価格に上乗せされることは100%ないんだ。せいぜい数万円プラスになる程度。だから、『車検代18万円を払ってから売る』のは大損。もし少しでも乗り換えの可能性があるなら、絶対に『車検を通す前』に査定に出すべきだよ」

まとめ:高額な車検費用に悩んだら、まずは現状の価値を知ろう

その後、ミカさん夫婦はパパのアドバイス通り、ディーラーに「予算が厳しいので今回は最低限でお願いします」と交渉。さらに相見積もりを取ることで、見事18万円の見積もりを12万円台まで下げることに成功したそうです。

「浮いたお金で、子どもたちの合宿代も無事に払えそう! 本当にありがとう!」と、カフェでの暗い顔が嘘のように明るい笑顔で報告してくれました。

ヴェルファイアは本当に広くて快適で、家族の思い出をたくさん作ってくれる素晴らしい車です。でも、いざ車検となると、その立派な体格ゆえに維持費が家計に重くのしかかってくるのも事実。

もし今、あなたのお手元にある車検見積もりが「15万円」や「20万円」を超えていて、「これ、本当に払う価値があるのかな……」と少しでも迷っているなら。
無理に削って危険な状態で乗り続けたり、思考停止でディーラーの言いなりになる前に、「今の自分の車が、本当はいくらで売れるのか?」を一度確認しておくことを強くおすすめします。

我が家も過去に「車検に15万円払った半年後に、修理費が重なって結局買い替えた(しかも査定額は車検前とほとんど変わらなかった)」という、血の涙が出るような失敗をしています。

車検費用が15万円を超えそうなら、判断を先送りせず、一度買取査定を比較してみてください。「こんなに高く売れるなら、車検代を払わずに次の車の頭金にしよう!」という、新しい選択肢が見えてくるはずですよ。

参考:国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト

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