車検ビジネスのカラクリと過剰整備(費用の無駄)見極め。

ちょっと待って!その部品本当に交換の必要ある?

前のページ>>>【第1章】車検費用の内訳と複数業者の相見積もりの必要性。

 

 

もう一度改めて今まで行った車検屋さんに聞きに行ってその辺をしっかり確認しました。
また、新たに何社か見積もりも取ってもらいました。
見積もりを取ってもらう際には、あらかじめ他社の見積もり用紙を持参して違う点について、

 

「他社で見積もりに入っているここはどうして見積もりに入れなかったのか?」

 

「他社で見積もりには入っていないこの部分が見積もりに加わっているのはなぜか?」

 

「他社ではこう言われたんだけど?」

 

ということを徹底的に聞き倒して、なぜなのか?を突き詰めていったんですね。
業者さんの方からするとけっこう厄介な客だったと思うのですが、しっかりと誠実に話してくれたところもありました。
逆に、ちょっとめんどくさそうな対応をされた業者もあって、そこはたとえ安かったとして、それだけでお願いする気にはなれなくなったところもありました^^;

 

やっぱり最後は信頼関係というか、お願いする業者さんに信じて任せてもいいなと思えるかどうかが大事だなよなぁ・・とも思いましたね。

 

 

さらに新たな疑問が芽生えはじめる・・・

 

で、そうやっていろんな業者さんに質問をしまくっているとだんだんここが肝だな〜というのが分かってきました。
これだけ色々な業者の見積もりを見ていけば、嫌でも共通点と違う点が見えてきますよね。

 

そしてそれが2つ目のポイント、

 

部品交換のチョイスが本当に必要なものなのかどうか見極める

 

という部分です。

 

例えば、カーバッテリーに関してはバッテリーの強さを測る機械で測ってもらったところ、どの業者でも交換した方が良いという結果でした。
なので、バッテリーに関しては交換が妥当ということになります。

 

 

一方、ミッションオイルに関しては替えた方が良いというところと、替えなくてもよいという業者がありました。
どちらの意見を聞いても平行線だったので、最終的にディーラーに見積もりに行ったところ交換しなくてもいいという結果だったので、今のところ交換は必要なしという結論になりました。

 

こんな感じで、本当に必要な部品交換とそうでない部品交換とを見極めることです。
こういう風に1つずつ検証していくと、本当に交換するべき部品だけを抽出して、必要のない部品交換をおすすめされるがままにやってしまって余計な出費をしなくて済みます。

 

ただ、ここで最終的に最も大きな問題にぶち当たります。
それが、

 

なぜこんなに整備料金に違いが出てくるのか?
というところです。

 

1つ前提として言っておくと、車検業者の中に指定工場と認証工場のい2種類があって、指定工場の場合はその場で車検ができるのですが、認証工場の場合は、工場で整備をして実際に車検を通すのは陸運局まで車を持って行って手続きをしてもらう必要があります。※詳しくはこちら⇒車検認証工場と指定工場の違い

 

この手間の分だけ、事務手数料といった項目で料金が加算されるため、トータルの技術料(車検料金+整備技術料)は高くなる傾向にあります。(※厳密には手続きの際に必要な印紙代も若干ですが認証工場の方が高いです。)

 

また、特にディーラーの場合は距離項目料など独自の点検によって追加で点検料を摂る場合もあり、この辺もしっかりと確認しておきましょう。

 

ただ、実際の点検整備料の項目は各社とも料金にけっこうなばらつきがあります。
料金が安いとそれだけ点検項目が少ない(手抜き?)なのか、料金が高いところは点検などやっていることは一緒でも単純に料金が割高だったり、不必要な点検項目の水増しで料金が高くなっているだけなのか・・。

 

この整備費の部分各社独自の基準を設けていて、かなりブラックボックスになっているわけです。

 

>>>【第3章】車検業者の使い分けが最適車検の最大のポイント。へ続く


整備過多による料金高、整備不足による額面上の安さに惑わされない

 

  1. 整備料金(+α
  2. 部品交換代金(+工賃)

 

この2つをしっかりと見極めることが大事だということ。
逆に車検業者の立場から言うと、車検業者はいかにここで利益を上げるかが大事になってくるわけです。

 

なので、部品料金を上乗せするために、少し多めの部品交換をすすめてみたり、部品もより利幅の取れる価格帯の高いものを見積もりに入れ込んでみたり。(※部品の製品名などが書いてあればそれを実際にネットで検索して相場を確かめてみることをおすすめします。そういいった製品名も書いてないことの方が多いですが・・・。)
ディーラーでいえば伝家の宝刀「純正品」が最たるものですよね。

 

ディーラー純正品でない社外品は安全に問題がある?

 

ディーラーの純正品と社外品の違いですが、純正品はトヨタ車ならトヨタ、日産車なら日産が製造した製品ということで、社外品はそれ以外のメーカーが製造した部品ということですね。
基本的に社外品よりも純正品の方がかなり割高になるわけですが、何が違うのか?という部分を整備士さんに聞いてみたところ、

 

「安全性では問題ないが、性能、ポテンシャルを最大限まで引き出すためにはエンジンオイルとエンジンエレメントくらいは純正品の方がいいかもしれません。」

 

とのことでした。
つまり、社外品でも安全面でいえば全く問題ないとのことです。

 

それぞれの部品に対する工賃は単体で取り付けてもらうよりも車検時の一緒に取り付けをお願いした方が割安にはなりますが、取り付ける部品が多ければそれも業者側の利益となります。

 

また、整備料金を上乗せするために余計な洗車などの項目を入れ込んだりするわけです。
(※それも代車無料など初めからその料金が込みこみの値段なのに、書き方の違いで安く見えてしまったりもするわけですね。。)

 

補足:
ただ、私は業者のことを一方的に責めたいわけではありません。
業者の方もビジネス、商売なわけですからそうやって利益を出さなければいけないわけです。

 

それに、単純に安いことやコスパだけでなく、担当者との人間関係で選ぶのもありだと思います。
例えば、ディーラー車検はやっぱり高いですけど、そのあとも点検や何か困ったときに関係性ができていると何かと便宜を図ってくれることもあるかもしれません。
特に、こういったことを考えるのはめんどくさいし、別に車検のお金くらいけちけちしなくても・・という方はディーラー車検の方が向いていると思います。

 

ただ、こういったことを知っていることは非常に大事だなと思うわけです。
私自身、こうやって自分が当事者になって疑問と問題意識を持たなければこうやって調べることもなかったです。

 

最終的な判断は人それぞれで、私がとやかく言うことではないと思っていますが、こういったことをしっかり知った上であなた自身で選んでほしいと思います。


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