車検費用の内訳

車検の整備・点検費用|業者によって価格差が出る比較ポイント

車検費用の内訳として、

  1. 法定費用
  2. 整備・点検費用
  3. 部品代金と取替工賃

の3つに分かれますが、今回は上から2番目の整備・点検費用について説明します。
ここは一番上の法定費用と違って、車検業者によって価格や内容が分かれてくるところです。
業者を比較する上でも肝となってくるのでしっかり理解しておきましょう。

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車検の整備・点検費用とは?

車検の整備・点検費用に関してですが、こちらも

  • 法定点検
  • 業者側が独自に行う予防点検

の2つに分けて考えると分かりやすいです。
それぞれについて説明していきますね。

法定24ヵ月(56項目)点検

法定24ヵ月点検、または法定56項目点検とも呼ばれたりしますが、これは車検をする際に国が定めた56項目についての点検で、車検を受ける際には必ずしないといけない義務点検となっています。
チェックする項目は決まっているので、これも業者によってチェック項目に違いは出ないのですが、法定点検の料金は業者によって違いがあります。

業者側独自の予防点検

また、法定点検とは別に業者によって独自に設けている予防点検があります。
これは、そのままでも車検は通るが、より安全により快適にこれからも車を乗っていくために必要な部品交換などの整備や点検を行うjものです。

法定点検についても業者によってばらつきがありましたが、この予防点検に関しても業者によって呼び方や内容などまちまちです。

整備・点検費用をまるっと一括りにして比較することが必要

ここまで内容の理解のために法定点検と業者の予防点検と正確に2つに分けて説明しましたが、実際の見積書を比較する際にはごっちゃになって記載されていることも多いです。

その時に、いちいちこれが法定点検費用で・・・これが予防点検費用で・・とやっていると余計に混乱してしまうため、私は法定費用も予防点検もまるっと一括りの車検基本料金として考えてしまいます。

車検基本料金=法定点検費用+独自の予防点検費用

基本料金と名前をつけたのは、見積書の中では変動のない(必ず必要になる)固定費にあたるからです。

車検業者の車検基本料金の呼び方と料金表

では、私が実際に車検の見積もりを受けた業者の車検基本料金の呼び方と実際の料金を紹介します。

 

業者名

整備・点検基本料金の呼び方

金額(税込)

コバック

基本料金

スーパークイック:9500円

スーパーテクノ:16231円

スーパーセーフティ:24552円

ホリデー車検

ホリデー立ち合い点検料+検査料+事務手数料

23300円

車検の速太郎

車検整備基本点検料

14040円

ビッグモーター

車検基本料金

14480円

オートバックス

点検、検査費用(国産)

14040円

イエローハット

安心整備付き車検+事務手数料

20520円

カーコンビニ倶楽部

基本検査料

10800円

日産ディーラー

法定24ヵ月点検料+距離項目料+保安確認検査料

31320円

ダイハツディーラー

車検(中乗用 B1コース)

35424円

トヨタカローラディーラー

定期点検及び継続検査

27108円


※日産のブルーバードシルフィの場合
※料金は実際に受ける店舗によって異なる場合があります。
今回車検の見積もりを受けたカーコンビニ倶楽部とトヨタカローラディーラーは認証工場になるので、この料金に加えてそれぞれ9720円の代行手数料が基本料金に上乗せされます。

まとめ

この記事では車検の整備・点検費用について説明しました。
整備・点検費用とは、法定費用+業者による独自の予防整備・点検費用を合計したもので、
法定費用とは違い業者によって内容や料金は異なります。

また、どの部品を取り換えるかに関わらず、その業者を利用するならば必ず必要になる固定費とも言えます。
一概に安ければいいとも言えませんが、この整備・点検費用の部分が高いと部品の交換などで調整して費用を抑えるということもなかなか難しいので、車検費用を抑えるのであればしっかりと比較するべきところです。

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