ファミリーカーとして圧倒的な人気を誇る日産セレナ。2回目・3回目の車検を迎える頃になると、「車検代っていくらかかるの?」「そろそろ買い替えたほうがいい?」と不安に思うオーナーも多いでしょう。
この記事では、セレナの2回目・3回目の車検費用の相場や費用増加の理由、実際のオーナーの事例、さらに安く抑える具体的な方法まで、徹底的に解説します。家計を守りつつ、快適なカーライフを続けるための情報をぜひチェックしてください。
セレナってどんな車?人気の理由と特徴を簡単におさらい
日産セレナは、1991年の登場以来、5ナンバーミニバンの代表格として君臨し続けてきました。現行のC28型では、e-POWERやプロパイロット2.0といった先進機能が搭載され、燃費・走行性能・安全性すべてにおいて高い評価を得ています。
特に子育て世代からの支持が厚く、「スライドドア」「低床設計」「収納スペースの多さ」「3列シートによる乗車定員の広さ」などが魅力です。そのため長く乗り続ける方が多く、車検費用も重要なチェックポイントになります。
セレナの車検スケジュール:いつ必要?
車検は新車登録から3年目に初回車検があり、それ以降は2年ごとに受ける必要があります。
- 1回目:新車登録から3年目
- 2回目:5年目
- 3回目:7年目
この2回目・3回目は走行距離や経年劣化の影響が顕著に現れるため、初回車検に比べて費用が高くなる傾向があります。
セレナの車検費用の相場は?2回目・3回目の目安金額
2回目の車検費用(5年目)
- ディーラー車検:13万〜16万円
- 民間整備工場・車検専門店:9万〜13万円
3回目の車検費用(7年目)
- ディーラー車検:15万〜20万円
- 民間整備工場:11万〜16万円
内訳例(ディーラー車検・e-POWERモデル・3回目)
費用項目 | 金額(概算) |
---|---|
自賠責保険(24ヶ月) | 17,650円 |
重量税 | 24,600円 |
印紙代 | 2,200円 |
24か月法定点検整備 | 25,000円 |
ブレーキパッド交換 | 12,000円 |
バッテリー交換 | 30,000円 |
冷却水交換 | 6,000円 |
検査・代行手数料 | 15,000円 |
合計 | 約132,450円 + 追加整備 |
セレナオーナーの実例紹介:実際の費用はどれくらい?
実例1:2018年式セレナ ハイウェイスター(2回目)
- 車検実施:日産ディーラー
- 走行距離:約45,000km
- 総費用:142,000円(バッテリー・ワイパーゴム・エアコンフィルター交換)
実例2:2017年式セレナ e-POWER(3回目)
- 車検実施:車検専門店(楽天Car経由)
- 走行距離:約80,000km
- 総費用:117,000円(エンジンオイル・ブレーキパッド・タイヤ1本交換)
実例3:2016年式セレナ S-HYBRID(3回目)
- 車検実施:街の整備工場
- 走行距離:約90,000km
- 総費用:160,000円(冷却水・ファンベルト・足回り整備含む)
セレナの車検費用が高くなる理由とは?
- 走行距離の増加による消耗部品の交換
- 3回目以降はゴム類・センサー系の劣化が目立つ
- ブレーキローターやショックアブソーバーなど、高額な部品交換が発生
ディーラー vs 民間整備工場:セレナ車検の選び方
項目 | ディーラー | 民間整備・車検専門店 |
安心感 | ◎(純正部品・専門知識) | △(店舗ごとに品質差) |
費用 | ×(高め) | ◎(割安) |
提案内容 | △(過剰整備提案も) | ◎(必要最小限でOK) |
納期 | △(1〜2日) | ◎(最短即日) |
セレナの車検費用を抑える5つの方法
- 複数の見積もりを取る(ディーラー+整備工場)
- 楽天Car車検・EPARK車検など割引サイトを活用
- 不要なオプション整備を断る勇気を持つ
- 日頃のメンテナンスで部品寿命を延ばす
- キャンペーンやクーポンを最大限活用
よくある質問(FAQ)
Q:e-POWERとS-HYBRIDで車検費用に差はある? → あります。e-POWERは駆動用バッテリー関連の点検が追加される分、整備費が高くなる傾向です。
Q:自分で整備すれば安く済む? → オイル交換やワイパー交換などは可能ですが、専門知識がないと車検NGになるリスクも。
Q:買い替え検討のタイミングは? → 3回目の車検(7年目)が分岐点。整備費が高くなるので、費用対効果を冷静に検討しましょう。
まとめ:セレナの車検費用は「知識と準備」で大きく変わる!
セレナの車検費用は、2回目で10万〜14万円、3回目では15万円超になるケースも珍しくありません。しかし、整備先の選定や事前準備次第で、数万円単位の節約が可能です。
長く乗る価値のあるクルマだからこそ、定期的なメンテナンスと賢い判断で、安全・快適なカーライフを送りましょう。