【第3章】車検業者の使い分けが費用最適化の最大のポイント。

私がたどり着いた1つの答えは、1つの業者にすべてを任せないこと。
具体的には「車検・点検・整備」と「整備・部品交換」をそれぞれ別にすること。

つまり、これがポイントの3つ目。

車検を受ける業者と、整備・部品交換をしてもらう業者を分ける

ということです。

それでは、それぞれの業者の選び方について私のたどり着いた答えを紹介します。


車検を受ける業者を決める基準

車検・点検・整備は法定56項目(24か月)点検で価格を比較する

まずは車検・点検・整備の部分ですが、この部分もさらに2つのパートに分かれます。
その内訳としては、

  • 事務手数料・代行手数料⇒車検を通すためにかかる料金(法定費用部分除く)
  • 整備・点検料⇒法定56項目(24か月)点検の料金

このように考えていればいいです。
つまり、

車検代行料金+法定56項目(24か月)点検料金

この合計で最も価格が安いところを選べばいいという結論になります。
このあたりの車検基本料金については下のリンクで詳しく説明しています。

部品交換をしてもらう業者の選び方

部品交換をしてもらう業者という風に書きましたが、実際には、部品交換は見積もりをもとに個別に購入し、業者に取り付けてもらうのが一番コスパはいいです。

そして、整備・部品に関してはみるところは部品の単価と工賃だけ。

  1. 金額の単価が高い部品に関しては、評判や価格を参考にしながらネットで部品を購入する。
  2. 実際の整備に関しては車検だけでなく、しっかりと予備整備をしてくれる業者の中で最安値を探す。

この2つは大事なポイントなので押さえておきましょう。

ただ、特に全く車のことが分からない方にとっては、部品を個別に購入することに関しては、かなりハードル高いと思う方がほとんどだと思います。

「部品の名称すらわからなしし、英語や数字の羅列でチンプンカンプン・・・」。
「それに、部品を購入したとしても自分で取り付け何て無理・・・・」

大丈夫です。
私もそうですから(笑)

実際、私も車オタクでは全くありませんし、部品の名前すらよくわかりません。
でも大丈夫、これも見積もりの段階で色々聞けば整備士さんがしっかり教えてくれますし、
具体的には

  1. 車に合った型番を聞いて、それをネットで検索すれば価格コムなんかにヒット。
  2. そこで評判も確認できますし、同じ製品が安い順に並んでいるのでそこから購入する。

という感じで全然大丈夫です。

取り付けにしても、オードバックスやイエローハットなどのカー用品店へ購入した商品を持って行って取付だけしてもらいましょう。

⇒部品持ち込みで取付だけしてくれる業者まとめと工賃目安

車検の整備の時にお願いした方が工賃は半分で済みますが、部品自体がマージンを乗っけられている可能性大なのでものによってはそっちの方が大分割安になります。
(※ものによっては、例えばブレーキフルードやミッションオイルなどは工賃がそもそも高いので、車検をお願いするところにお願いしてしまった方がいい場合もあります。その辺のさじ加減についてもまた別記事でしっかり紹介しますね。)

その基準をもとに実際に車検業者をもう一度洗い出して最終的に車検業者を決めます。
この流れで実際に私が選んだ車検業者と部品の購入~取り付けまでの流れを紹介したいと思います。