ミニバンの中でも大きさによってコンパクトミニバン、Mサイズミニバン、Lサイズミニバン、LLサイズミニバンとあります。
この表の中にはトヨタのエスティマ、ホンダのオデッセイ、日産エルグランド、三菱デリカといったL~LLクラスミニバンは価格帯も大きさ的にも割と中途半端なこともあって人気も低く今回選択肢に入っていませんが、また機会があればそれらも紹介したいと思います。
各クラスのミニバンの特徴と代表的車種の紹介
コンパクトミニバン|子供が1人でママさんが大きい車が不安なら
エムクラスミニバンがファミリーカーで王道といましたが、ミニバンはなかなか抵抗がある人も多いと思います。(※写真はトヨタのシエンタ
特に多いのが、ミニバンのような大きい車だと運転が不安だというママさんの意見。
その前に候補になってくるのが6人乗りから7人乗りのコンパクトミニバンというジャンル。
具体的な写真めでいうと、トヨタのシエンタ、ホンダのフリードが代表的です。
コンパクトカーの最大の利点は、文字通り車体をコンパクトながら車内空間を広く作ったところ。
社会が小さいのでエムクラスやエルクラスタ比べると燃費もいいですし、車両価格もリーズナブル。
ただし1つ注意点として、3列目にはね上げ式のシートを出して座席にすることができますが、かなり狭いです。
あくまで3列目の座席は簡易的なものとして考えておく必要があります。
基本はセダンと同じ5人乗りで、後ろの収納の容量が大きくなっただけというイメージでいたほうがいいですね。
子供が2人以上になってくるとかなり手狭ですが、1人の場合にはコンパクト性と大きな収納力という点で魅力的な車タイプの1つです。
Mクラスミニバン|ファミリーカーの王道ライン
上の表はMクラスミニバンの全5車種です。
まずポイントとしては、ヴォクシー、ノアに関しては外観のデザインが少し違うだけであとはすべて一緒。エスクァイアもヴォクシー、ノアと一緒ですが内装や外観が少し豪華になっているため若干価格もなくなっています。
ということで、このトヨタの3車種に関しては同じ車としてひとくくりで考えます。
同クラスのミニバンは多少差はありますが価格帯としては同じなので、表の縦軸は人気とネームバリュー、横軸はファミリーカーとしての機能性として表を作成していました。
また、以下のこういったポイントを考慮してファミリーカーとしてのMクラスミニバン5車種を徹底比較しました。
ここからは実際に試乗に行って体験してみたそれぞれの車の特徴について写真を交えながら紹介していきたいと思います。
また、それぞれのの車種の紹介の最後に7つの評価基準で独自に表してみました。
- A:優=2点
- B:良=1点
- C:可=0点
として評価して最後に合計ポイントを総合評価として出しています。
こちらも良かったら参考にしてみて下さい。
人気・ネームバリューはヴォクシー
人気やネームバリューで言うとダントツ一はヴォクシー。現在出回っている国産ミニバンの半分以上がヴォクシーとも言われています。
トヨタブランドと相まってネームバリューも高いので、ステップワゴンやセレナと比べて売却するときに値くずれしにくいという強みもあります。
シートに関してもステップワゴンやセレナと比べてしっかりしてるなという印象がありました。
ただし、対人の自動ブレーキがなかったりスライドドアもハンズフリー出なかったりと、先進技術や機能面で言うとステップワゴン焼かせれなに遅れをとっていると言わざるを得ません。
そういった機能面が必要ないという方、つくりがシンプルで後々高く売れる車がいいという場合はヴォクシーがオススメ。
ヴォクシー、ノア、エスクァイアの選び方
では、トヨタ車にする場合にヴォクシー、ノア、エスクァイアこの3車種のどれを選べばいいかというとこについて少し紹介したいと思います。
繰り返しになりますが、この3車種に関しては兄弟社になっているので違いと言えば、外観だけでほかの機能面などは全く一緒。
つまり、完全に見た目の好みだけで選ぶということになります。
見た目の違いを分かりやすく言うと、ヴォクシーは若者のイケイケな感じ。ノアはヴォクシーよりも落ち着いた感じ。エスクァイアはノア、ヴォクシーよりもゴージャス感があって外観はどっちかというとアルファードに似た感じです。エスクァイアに関しては、標準装備で内装も少しゴージャスになっているので、比較するグレードによりますがノアやヴォクシーよりも少し価格も高めになっています。
また、、ヴォクシーはネッツ系、ノアはカローラ系、エスクァイアはカローラ系やトヨタ系といったように販売ディーラーがそれぞれ違ってくるので、値引きなど担当者の対応は違ってくるはずです。
こういった複数のディーラーを回って、競合させより値引きを引き出しておいて、その対応を見たうえで車種を決めるのもいいと思います。
実燃費 | 荷物の収納力 | 子供の乗せやすさ | 車内の広さ |
B | B | B | A |
荷物の取り出しやすさ | 運転しやすさ | 安全性能 | 総合評価 |
C | C | C | 6点 |
走りや機能性はステップワゴン
ステップワゴンの強みとしては、ガソリンエンジン車にターボがついており加速之創庫を助けてくれるところ。
このターボがついていることにより、排気用が1,500シーシーと小さくできたためヴォクシーやセレナと比べて、車両税の負担が5千円ほど減ります。
最初はこのターボってどんなもんなのかなというふうに思っていましたが、実際にターボエンジンを市場で体感してみると非常に快適でした。
ミニバンって、背も高く重量も重いため結構動きがもっさりしていたり、なかなか加速感も感じにくかったりするのですが、このステップワゴンのターボエンジンは止まっているところからの家族も非常にスムーズでかなり良かったです。
逆にハイブリットのステップワゴンはターボエンジンがついていないため、の快適さはありませんでした。
また、後ろのバックドアが横に半分観音開きのように分けることができるため、後ろが狭くてもベビーカーを立ったまま載せたり落としたりができます。
シートは、ヴォクシーと比べると少し小さかったかなぁとゆふな印象です。
ステップワゴン選ぶなら絶対にターボ付きのガソリン車だなというふうに思いました。
燃費 | 荷物の収納 | 子供の乗せやすさ | 車内の広さ |
B | B | A | A |
荷物の取り出しやすさ | 運転しやすさ | 安全性能 | 総合評価 |
A | A | B | 11点 |
安全性能・先進機能はセレナ
最後にセレナですが、セレナの一番の強みと言えばやっぱりその先進技術と多機能性。
対物、対人の自動ブレーキはもちろん、オプションですが自動運転のプロパイロット機能や自動駐車機能や駐車時に上空から車体を見れるアラウンドビューモニターもつけることができます。
自動運転や自動駐車機能も誌上で実際に体感してみましたが、これはほんとにすごかったですね。
うちは年に2回か3回ほど、便利そう家族旅行も兼ねて車で遠出をするのですが、その時の高速道路で自動運転は非常に便利そう。実際に使っている人からも話を聞いたのですが、高速道路などでの長距離運転は全然疲れ方が違うそうです。
また、スライドドアも両手で子供や荷物を持っていても足をかざすだけでドアが開いてくれるハンズフリードアが付いてるところもポイント。
そこまではいらないなーと思う方も多いそうなのですが、特に赤ちゃんが寝ている時なんかは本当に両手が使えませんし、ガサガサと鍵を探すことも億劫です。そういうところからもやっぱりハンズフリーはわたし的には外せないなというふうに思っています。
燃費 | 荷物の収納 | 子供の乗せやすさ | 車内の広さ |
B | A | A | B |
荷物の取り出しやすさ | 運転しやすさ | 安全性能 | 総合評価 |
A | B | A | 11点 |
- 安全性やファミリーに優しい機能なら日産セレナ
- デザイン性やブランドはトヨタ勢(ノア、ヴォクシー、エスクァイア)
- 税金など経費が若干安かったりターボ付きでミニバンらしからぬ走りならステップワゴン。
Lクラスミニバン|LLクラスとMクラスの狭間(中途半端)の世代?
ファミリーカーとして人気の高いヴォクシーやステップワゴン、セレナなどのエムクラスミニバン。そして、高級感溢れる室内空間や快適性を誇るヴェルファイアやアルファードなどのLLクラスミニバン。
そのちょうど中間に位置するのが今回紹介する、Lクラスミニバンです。
具体的な車種としては、
- エスティマ(トヨタ)
- オデッセイ(ホンダ)
- デリカ(三菱)
こういったところが該当します。
一つ下のMクラスと上のLLクラスとの比較で最も違うところとしては、車体の大きさや排気量、3列目シートといったところでしょうか。
ちょうどこの2つのクラスのミニバンの良いとこどりといえば聞こえはいいですが、ともすればどっちつかずの中途半端なクラスとも言われがちなライン。
販売台数や人気としても、MクラスとLLクラスと比べるとかなり下火になっているというのが本当のところ。
ただし、その中でもLクラスミニバンの特徴や良い部分などもしっかり紹介していきたいと思います。
LLクラスミニバン|ラグジュアリーな最高クラスミニバン
ミニバンにはLクラスというMクラスの1つ上のランクのミニバンがありますが、Lクラスになると内装も豪華になり価格帯も一気に上がります。
小さな子供がいる場合にはシートや車内も汚れてなんぼ傷がついてなんぼですので、うちのような家族構成ではちょっと現実的ではないかなという感じです。
逆に子供がある程度大きくなって、より快適なファミリーカーが欲しいという場合はLクラスのミニバンがいいですね。
ちなみに車種で言えば、Lクラスはトヨタのヴェルファイアやアルファード、日産のエルグランドあたりです。
トヨタのエスティマ、三菱のデリカ、ホンダのオデッセイなどもクラス的にもこのLクラスになるかもしれませんが、ベルファイヤやアルファードと比べると1つランクは下になります。
なので、やはりうちのような0歳、1歳、2歳くらいの赤ちゃんや子供が2人以上いる家庭はMクラスミニバンがニーズにぴったり合ってきます。
コンパクト、Mサイズ、Lサイズというミニバンのランクを紹介しましたが、このランクの間で違ってくるのは車の大きさや室内空間の広さ、そして価格などです。
もちろん、コンパクト、Mサイズ、Lサイズという順番で車大きさ大きくなっていきますし、価格も上がっていきますが一番のポイントとしては、3列目シートです。
コンパクトミニバンの3列目シート
コンパクトミニバンの代表格、シエンタの3列目シートの写真です。
実際に乗ってみないと写真ではわかりにくいかもしれませんが、シエンタやフリードなどのコンパクトミニバンの3列目シートは一言で言うと補助いすに近いです。3列目シートは使わない場合には両サイドにはね上げて収納しておくことができます。
実際に大人が座ってみると、結構窮屈に感じます。それこそ長時間座ってるにはなかなかしんどいものがあります。
コンパクトミニバンの場合には3列目シートはあくまでも補助的な立ち位置で、3列目は主に荷物置きとして利用される感じの世間になってます。
Mクラスミニバンの3列目シート
コンパクトミニバンの3列目シートは補助いすのような簡易的なものでしたが、エムクラスになると大の大人の男性が座っても全く問題ない広さと快適性があります。これなら、長距離の移動でも十分に耐えれる感じです。
また、2列目のロングスライドなどシートアレンジが豊富なのもこのMクラスから。
2列目にチャイルドシートおく場合には、2列目シート最大まで舞い出すと足を思いっきり尻広げても大丈夫なほど広々な3列目シートが出来上がります。
こんな感じで2列目と真経をフラットにすることで、広々とした室内空間にも返信します。赤ちゃんのオムツ替えや、横になっての仮眠も全く問題なくできます。
LLクラスミニバンの3列目シート
ヴェルファイアやアルファードなどのLLクラスになると、3列目は本当にしっかりとした広々シートになります。
大人の男性が乗って長距離移動する場合でも全く問題ありませんし、Mサイズのところで紹介したシートアレンジもお手の物です。
Mクラスミニバンか?LLクラスミニバンか?
コンパクトミニバンの場合には大の大人が乗る椅子としての3列目シートはほとんど期待できないので、チャイルドシートを2列目に二台置いてしまうと、結局今のセダンの時と同じく4人しか乗れないことになります。(フリードはまだましですが、シエンタは本当に補助いす程度。)
ということで、うちのようなチャイルドシートを後部座席に2つ乗せることになる場合には、MクラスかLLのクラスミニバンのどちらかだなと絞りました。
300万円前後という予算から考えると、Mクラスのヴォクシーやセレナ、ステップワゴンの場合は新車で大体予算ドンピシャ。
LLクラスのヴェルファイアやアルファードになると、3年~5年落ちの中古で手が届くかな~というところです。(それでも下のグレードでギリギリ手が届くかな~、少し背伸びが必要かな~というとろです。)
実際、アルファードやヴェルファイアも試乗させてもらいましたが、やっぱり乗り心地や内装はほかのミニバンとは比較にならないほどよかったです。
ヴェルファイアとはアルファードは兄弟社なので、外観以外は全く一緒。
ベルファイアがどちらかというと、少し若者向けのスタイリッシュなデザインで、アルファードの方はもう少しシックで高級感を押し出したデザインになってます。
どちらかというと私はアルファードの顔は歯がむき出しにして笑っているような感じ(笑うセールスマンみたいな)であまり好きではないので、ヴェルファイアの方が私は好きですね。
ファミリーカーを中古車で買うのはアリか?無しか?
ただ私としては、中古車を購入したことがないため購入するときに気を付けた方が良いことや購入の仕方などもあまりよくわかりません。
そこで、ここでもやはり手間かかりますがしっかりと中古車購入のことについてあれこれと調べて勉強しました。
⇒中古ファミリーカーを選ぶときのポイントと中古車購入の際に気を付けること
詳しくは、上のリンクからいろいろと見て欲しいのですが結論から言うと、小さい子供を乗せるファミリーカーに関しては新車で購入する方が無難かな~ということになりました。
加えて1つだけ言うとするなら、中古車購入のコツは人の目につく前にどれだけ良質な車との出会いがあるかがポイント。
そういう意味では、一般的には流通していない非公開車両が確認できるサービスなんかはチェックしておきたいところです。
また、アルファードヴェルファイアは内装もかなりラグジュアリーですし、子供が小さいとかなり切り付けられたり汚されそう。。
現実的に考えて、子供がもう少し大きくなってからのお楽しみとして今回は見送ることにしました。
そこで、私たちが一番実用的でかつファミリーカーとしてたどり着いた結論としては、ヴォクシー、ノア、エスクァイア、セレナ、ステップワゴンなどのMクラスミニバンでした。
コンパクトミニバン
ミニバンの中でも最も大きさがコンパクトなのがこのクラス。
トヨタのシエンタやホンダのフリードが人気車種ですが、このクラスのメリットといえばやはり車体はコンパクトなのに、車内や収納の広さといったところです。
コンパクトカーでは少し物足りないが、大きいミニバンを運転するのが占ったり、そこまで大きい車は要らないという場合に選択肢として有効です。
ただし注意点としては、3列目シートは大人が乗るにしてはかなり手狭なので、あくまでも5人乗りの大きな収納が欲しい人向けだと思います。
Mクラスミニバン
代表的なMサイズミニバン
ミニバン中でも最もファミリーカーとして人気があるのがこのMサイズのミニバン。
代表者主として5つ挙げましたが、この中でもトヨタのヴォクシー、ノア、エスクワイアに関しては顔や内装が少し違うだけなので、事実トヨタ車とセレナ、ステップワゴンの3車種の中から選ぶことになります。
コンパクトミニバンと比べて、車内はゆったり乗れますし、3列目シートも問題なく大人が乗れます。
一つ上のLクラスミニバンと比べても、よりコンパクトで価格も手頃です。
最もばらさ取れたファミリーカーと言えるのではないでしょうか。
Lクラスミニバン
LLクラスミニバン
代表的なLLクラスミニバン
- トヨタのヴェルファイア
- トヨタのアルファード
- 日産エルグランド
ゆったりとした車内や顎から内装など、ワンランク上のファミリーカーを求めているならこのLLクラスミニバン。
ほかのミニバンと比べて最も車体が大きく、価格もハイクラス。
車体が重くなる分燃費が悪くなるのもネックの1つですが、ワンランク上の乗り心地や車内空間が重要ならおすすめのクラスです。
ただし、子供がまだ小さい場合にはせっかく号から車内や上質なシートでも、すぐに汚されたり傷つけられてしまうかも…。
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