子育てカーライフ

【帰省・旅行だけ派に】チャイルドシートはレンタルで十分?費用・注意点・おすすめ3選

「車、持ってないし…チャイルドシートって必要なの?」
そう思ったこと、ありませんか?

子どもが生まれたら、病院の退院時から必要と言われるチャイルドシート。でも、日常的に車を使わない家庭や、カーシェア・レンタカー中心の人にとっては「たまにしか使わないのに買うの?」という疑問がつきまといます。

最近では、そんな「たまにしか使わない」家庭向けに、短期レンタルという選択肢が注目されています。実はこれ、旅行や帰省シーズンのパパママにとって、かなり使い勝手がいいんです。

この記事では、チャイルドシートを「一時的に使いたい」ケースに絞って、レンタルのメリット・デメリットや料金相場、失敗しない選び方までを中立的な目線でまとめました。

チャイルドシートを「短期だけ使いたい」ってどういうこと?

一時的な車利用が増えている現代の育児事情

昔と違って、今は「毎日車を使う家庭」ばかりではありません。都市部では特に、カーシェアやレンタカーで必要なときだけ車を利用するスタイルが増えています。その中で浮上するのが、「チャイルドシート、毎回どうする問題」。

たとえば──

  • 祖父母の家に帰省するたびに車を借りる
  • 旅行でレンタカーを使うときだけチャイルドシートが必要
  • 出産後の退院時に一度きりで使うだけ

こうした「スポット利用」のためだけに、2万円〜5万円のチャイルドシートを買うのは、さすがにコスパが悪い。とはいえ、安全面を考えると「なくてもいい」とは言えない…そんなジレンマを抱えるパパママは多いはずです。

パパの理屈:「買うよりレンタルの方が合理的じゃない?」

我が家のパパも、旅行のたびに「これ毎回レンタルした方が安いでしょ?」と持論を展開。年間に数回しか使わない上、最新モデルを使えるし、保管場所にも困らない…と理屈っぽく計算を始めます。

一方、ママの本音はこう。

「でも、毎回借りるのって面倒じゃない? そもそもちゃんと清掃されてるの…?」

レンタルという選択肢は「賢い妥協案」かも

このすれ違いをうまくつなぐ選択肢が「短期レンタル」です。必要なときにだけ借りられて、費用も抑えられ、保管も不要。しかも、業者によっては清掃・消毒済みで、チャイルドシートの種類も豊富に揃っています。

今後のセクションでは、実際にどんなサービスがあるのか、いくらくらいかかるのか、使ってみた人の声なども交えながら、じっくり見ていきましょう。

チャイルドシートをレンタルするメリット・デメリット

✅ メリット①:初期費用が安く済む

チャイルドシートは購入すると、安くても1〜2万円、高性能な回転式モデルや新生児対応のISOFIX対応品では4〜6万円以上することも珍しくありません。

対して、レンタルなら「1日500円〜1,000円」「1週間で2,000〜3,000円程度」で利用可能なサービスも多く、“数回しか使わないならレンタルの方が断然安い”という現実があります。

特に、以下のような家庭ではコスト差が顕著です:

  • 年1〜2回の帰省でしか車に乗らない
  • 出産後、退院時に1回使うだけ
  • 旅行で年数回レンタカーを借りる

これらの場合、購入しても“ほぼお蔵入り”になるため、レンタルの方が合理的といえるでしょう。

✅ メリット②:使い終わった後に保管の必要がない

使い終わった後のチャイルドシートって、地味に邪魔なんです。重量もあって大きく、保管場所を取る割に使う機会がない…。

特に、都市部のマンション住まいでは置き場に困ることも多いですが、レンタルなら使ったら返すだけ。収納スペースもいりません。

また、必要な時にその都度、成長に合ったモデルを選べるのもレンタルの利点です。

⚠ デメリット①:毎回借りる手間がかかる

旅行や帰省のたびに、「予約」「受け取り」「返却」の手間が発生します。特に人気の時期(お盆・年末年始など)は在庫切れもあるため、早めの予約がマスト

急な予定変更や延泊時にも、返却手続きが手間になることがあります。

⚠ デメリット②:清潔さ・安全性に不安がある

「中古品を使い回すって、大丈夫?」という不安は多くのママが抱えるもの。

多くのレンタル業者では、高圧スチーム・除菌処理を徹底しているところが多いですが、それでも「新品じゃない」ことへの心理的な抵抗感は拭えないかもしれません。

また、チャイルドシートの構造上、見えない部分の劣化や安全性についても気にする人は一定数います。

このように、レンタルにはコスパ面・利便性という明確なメリットがある一方で、心理的・手続き的な負担というデメリットも。
「自分たちの使い方に合うか?」をよく見極めることが大切です。

短期レンタルはどれくらい安い?費用と期間の目安

「1日いくら?」「1週間借りたら?」が丸わかり

チャイルドシートのレンタル費用は、利用期間とモデル(機種)によってかなり差がありますが、目安としては以下のような相場になります。

利用期間 費用の目安(一般モデル)
1日 500円〜1,200円
3日間 1,000円〜2,500円
1週間 2,000円〜3,500円
1ヶ月 3,000円〜5,000円

※送料込み or 別途かはサービスによって異なります

高性能モデル・新生児対応モデルはやや高め

ISOFIX対応、回転式、リクライニング機能付きなどの“高機能チャイルドシート”を選ぶと、上記より1.5〜2倍の価格帯になることが一般的です。

ただし、それでも「購入価格5〜6万円」クラスの製品が1週間3,000円前後で試せると考えれば、十分コスパは良好です。

購入 vs 中古購入 vs レンタルのコスト比較

以下は、利用期間別の概算コスト比較です。

使う期間 新品購入 中古購入 レンタル(目安)
1日だけ 約20,000円〜 約5,000円〜 500円〜1,200円
1週間 約20,000円〜 約5,000円〜 2,000円〜3,500円
1ヶ月 約20,000円〜 約5,000円〜 3,000円〜5,000円

1週間以内ならほぼレンタル一択でコスパ最強

「あれ、送料が高くない?」隠れコストに注意!

レンタルサービスを利用する上で見落としがちなのが、「送料」「返送料」「保証金」「クリーニング費用」などのオプション費用

特に1日〜3日などの短期利用では、送料が本体価格並みに高くつくこともあり、割安感が減少するケースもあります。

そこで、次のセクションでは「どのサービスが短期利用に向いているか」を比較していきます。

短期レンタルに強いおすすめサービス3選

どれを選ぶ?使いやすさ重視のサービス比較

短期利用に強いチャイルドシートのレンタルサービスは多数ありますが、「料金の安さ」「発送スピード」「選べるモデル数」「清掃・安全性」のバランスを見て、特におすすめできるサービスを3つ紹介します。

■ ベビレンタ:圧倒的な取扱点数と短期対応の柔軟さ

  • 最短1日からレンタルOK、しかも延長も柔軟
  • 新生児向け〜ジュニアシートまでモデル豊富
  • 高圧スチーム洗浄+全品アルコール除菌済み

サイトも見やすく、どの機種が何歳向けか明記されているので、初心者にも親切。価格帯も幅広く、300円/日〜と手軽です。

「とにかく選択肢が欲しい」「初めてでも安心して選びたい」という人に◎。

■ ホクソンベビー:業界老舗、即日発送が魅力

  • 40年以上の実績がある老舗
  • 当日12時までの注文で即日発送可(一部地域)
  • 全国送料無料(条件あり)、電話サポートもあり

旅行や帰省が目前に迫ってるとき、「間に合うか不安…!」という場面でも頼れる存在。
また、安全基準・検品体制が明確に記載されている点も安心材料です。

■ アカレン:設置サポートがある数少ないサービス

  • 有料で自宅やレンタカー店での設置サポートあり
  • 全国配送対応、1週間レンタルが3,000円前後
  • 清掃後の「衛生確認チェックシート」同梱で安心

特にチャイルドシートの設置に不安がある家庭にとって、「プロに任せられる安心感」は非常に大きなメリットです。

目的別に選ぶなら…

利用目的 おすすめサービス
種類の豊富さ・柔軟さ ベビレンタ
急ぎ・即日対応 ホクソンベビー
設置サポート・安心感 アカレン

こんな人は短期レンタルより買った方がいいかも?

レンタル=全員向け、ではない!

これまで「短期利用ならレンタルが合理的」とお伝えしてきましたが、実は買った方が結果的にお得なケースもあります
以下に該当する家庭は、レンタルよりも「購入」や「中古購入」を検討してみてもいいかもしれません。

① 月に1回以上車に乗る家庭

月に何度も車を使うような家庭で、都度レンタルしていたら、レンタル費用がかえって割高になります。
レンタルの料金が「1回2,000円×月3回=月6,000円」となるなら、半年で新品が買えるレベルに。

このような家庭では、使用頻度に応じたコスパ判断が重要です。

② 兄弟姉妹が生まれる予定がある

「上の子に買ったチャイルドシートを、下の子にも使い回す」ことを前提にするなら、長く使えるモデルを1台購入する方が経済的

また、年子や2歳差などで同時期に2台必要な場合でも、「1台は購入・1台はレンタル」などのハイブリッド利用も選択肢に入ってきます。

③ 「中古でもOK。長く使いたい」派

衛生面やデザインにそこまでこだわらず、とにかく安く長く使いたい場合は、中古購入が最も安く済むことも。

中古チャイルドシートはフリマアプリなどでも出回っていますが、安全基準の適合や経年劣化に注意が必要です。

信頼できる販売店からの購入であれば、数千円〜で入手可能で、長期利用前提ならレンタルよりトータルコストは抑えられます。

判断のカギは「使用頻度 × 使用年数」

レンタルと購入、どちらがお得かは、「使用頻度×使用年数」でざっくり計算できます。

例:
- 年3回・3年使用 ⇒ レンタル合計約20,000円
- 購入価格 ⇒ 同程度

→ このラインが“損益分岐点”の目安になります。

我が家はこうした!パパママのリアルな使い分け体験

実際に使ってみたらこうだった!リアルな声で検証

ここでは、実際に「チャイルドシートを短期レンタルしたパパママたち」の体験談を通じて、レンタル活用のリアルな一面を紹介します。

■ 帰省用にレンタルしたパパの声(東京・2歳児パパ)

「年末年始に義実家のある福岡に帰省する際、空港から実家まではレンタカー移動。1週間レンタルでベビレンタを利用しました。新品に近いモデルが届き、装着も簡単。費用は約3,500円で、買うよりずっと安かったです。」

旅行や帰省の1回きりの利用には最適。品質も問題なしで満足度◎。

■ カーシェアで毎回借りるママのケース(横浜・1歳児ママ)

「平日は徒歩生活だけど、週末にカーシェアで買い物に行くことが多くて。毎週借りてると、レンタル費用がかさんできたので、今は中古で買い替えました。」

月4回以上使うなら、レンタルより中古購入が正解だったケース。

■ レンタルの“落とし穴”体験(大阪・3歳児パパ)

「事前予約がギリギリだったせいか、希望のモデルが借りられず…。しかも返送用の段ボールが大きくて、返却もやや面倒。次はもっと早めに準備しようと思いました。」

在庫切れや返送手間など、注意点を事前に把握しておくことが大事。

「使い分け」が正解だったりもする

  • 帰省だけ→レンタル
  • 週末頻繁に乗る→中古購入
  • 新生児期→最新モデルをレンタルでお試し

など、「利用シーンごとに選ぶ」という柔軟なスタイルが、もっとも無駄のない選択になるかもしれません。

-子育てカーライフ