「なあ、次の車、3列シートのSUVなんてどうだ?」
ある日の夕食後、スマホで車の情報サイトを見ながら僕がそう切り出すと、食洗機に食器を入れていた妻がピシャリと言い放った。
「却下。うちは怪獣化した息子が2人いるのよ?スライドドアじゃない車なんて、スーパーの駐車場で隣の車にドアパンチする未来しか見えないわ」
…ですよね。わかります。でも、パパだって格好いい車に乗りたいんだ!
我が家は今、5人乗りのSUVに乗っている。子どもが1人の頃は余裕だったけど、2人目が生まれてチャイルドシートを2つ並べると、後部座席はもうパンパン。ばあばを乗せて買い物に行くのも一苦労だ。
「だから、次の本命はミニバンだって言ってるじゃない」
「いや、待ってくれ。最近のSUVは3列シートが選べるんだ。これなら7人乗れるし、走りもデザインもいい。まさにファミリーカーの理想形じゃ…」
「SUVの3列目なんて、どうせ体育座りしかできない“罰ゲームシート”でしょ?それに、一番大事なチャイルドシートはちゃんと付けられるの?」
ぐっ…的確な反論。
ミニバンの圧倒的な利便性は、僕だって重々承知している。でも、心のどこかで「いかにも」なファミリーカーに抵抗があるのも事実。かといって、妻の言う実用性への懸念も無視できない。特に、子育て世代にとって最重要課題である「チャイルドシート問題」は避けて通れない。
…よろしい、ならば検証しよう。
「なんでも自分達で調べてやってみる」がコンセプトの我がブログ。今回も、この永遠のテーマに白黒つけようじゃないか。
3列シートSUVは、本当に子育てファミリーに「使える」のか?
この記事では、僕たち夫婦が徹底的に調べ上げた3列シートSUVのリアルをお届けします。後悔しないための選び方から、最大の難関「3列目のチャイルドシート問題」の真実まで。この記事を読み終える頃には、あなたの家族にとってSUVが「アリ」か「ナシ」か、きっと答えが見つかるはずです。
【結論】3列シートSUVは子育てに「使える」!ただし“3つの条件”付き
さて、我が家で勃発した「3列シートSUVは子育てに使えるか論争」。いきなりですが、僕たちが徹底的に調べ抜いてたどり着いた結論からお伝えします。
その答えは…「イエス」です。
3列シートSUVは、子育てファミリーの選択肢として「大いにアリ」だと断言します。ただし、これには注意書きが付きます。それは「誰でも、どんな状況でもOKというわけではない」ということ。
そう、3列シートSUVをファミリーカーとして後悔なく乗りこなすには、クリアすべき“3つの条件”が存在するんです。この条件を無視して「格好いいから」という理由だけで飛びつくと、「こんなはずじゃなかった…」と頭を抱えることになりかねません。
これから、その大事な3つの条件について、我が家のリアルな会話も交えながら、一つひとつ掘り下げていきます。
H3-1-1:パパの願望 vs ママの現実。我が家のSUV論争
「そもそも、なんでそんなにSUVにこだわるのよ?」
僕たちの議論はここから始まりました。
【パパ(僕)の主張】
「見てみろよ、この流麗なデザイン!ミニバンにはない疾走感!それに最近の4WDシステムはだな、電子制御でトルクを最適配分してくれて、雨や雪道での安定性が…(以下うんちくが続く)」
「週末はキャンプにも行きたいし、アクティブな家族像にピッタリじゃないか!」
【ママ(妻)の主張】
「はいはい、うんちくは結構です。で、スライドドアじゃないんでしょ?強風の日に子供が自分でドア開けて、バーン!って隣の高級車にぶつけるのが目に見えるわ」
「それに3列目よ。大人が乗れないのは百歩譲るとして、子供を乗せるにしても、乗り降りが大変そう。毎回2列目シートを倒して、狭い隙間から乗り降りさせるなんて、腰がやられるわよ」
…まさに、「趣味・願望」のパパと、「日々の使い勝手・現実」のママの戦いです。全国の子育てファミリーでも、同じような会話が繰り広げられているのではないでしょうか?この溝を埋めない限り、どちらかが我慢する車選びになってしまいます。
H3-1-2:データで見る「SUVで子育て」のリアル
この終わらない論争に終止符を打つべく、僕たちはデータを元にファクトを積み上げることにしました。感情論で戦ってもラチがあきませんからね。
そして見えてきたのが、先ほどお伝えした「3つの条件」です。あなたの家族がSUVを選んで後悔しないかどうかは、この3つにかかっていると言っても過言ではありません。
- 条件1:家族構成とライフプランがマッチしているか?
(子供の人数、年齢、将来の家族計画、祖父母との同乗頻度など) - 条件2:どんな「使い方」をメインに想定しているか?
(毎日の送迎・買い物か、週末のレジャーか、3列目の使用頻度など) - 条件3:SUVの弱点を補う「車種選び」ができるか?
(3列目の広さ、乗降性、安全装備、荷室容量などを正しく理解して選ぶ)
「なんか、当たり前のこと言ってない?」と思うかもしれません。しかし、この「当たり前」を一つずつ確認し、家族の最適解を見つける作業こそが、何百万円もする買い物を成功させる一番の近道なんです。
H3-1-3:ミニバンとの決定的な違いは「割り切り」にある
結局のところ、3列シートSUVを選ぶかどうかは、ミニバンと比較して何を諦め、何を得るかという「割り切り」ができるかどうかに尽きます。
下の表を見てみてください。これは僕たちが考えるSUVとミニバンの大まかな比較です。
比較項目 | 3列シートSUV | ミニバン |
---|---|---|
デザイン性 | ◎ スタイリッシュで個性的 | △ 生活感が出やすい |
走行性能・運転の楽しさ | ◎ セダンやワゴンに近い感覚 | 〇 安定しているが、楽しさは△ |
悪路走破性 | ◎ 雪道やアウトドアに強い | × 基本的に街乗り想定 |
乗降性(子供の乗り降り) | △ ヒンジドアで気を使う | ◎ スライドドアで圧倒的に楽 |
3列目の居住性・広さ | △~〇 車種による差が大きい | ◎ 広くて快適 |
室内の広さ・開放感 | 〇 必要十分 | ◎ 圧倒的に広い |
3列目使用時の荷室 | × ほぼ無いに等しい車種も | 〇~◎ それなりに積める |
まさに一長一短。どちらが優れているという話ではなく、特性が全く違う乗り物だということがわかります。
ミニバンが「家族のための空間」を最大化することに特化しているのに対し、SUVはあくまで「ドライバーも楽しむこと」をベースに、多人数乗車という機能をプラスした車です。
つまり、3列シートSUVを選ぶということは、「スライドドアの利便性」や「圧倒的な室内空間」をある程度“割り切る”代わりに、「デザイン」「走り」「アクティブなライフスタイル」を手に入れることなのです。
この「割り切り」が家族全員で納得できるか。それが、最初の大きな分かれ道になります。
後悔しない!子育て世代の3列シートSUV「賢い選び方」5つのステップ
さあ、ここまでで3列シートSUVの理想と現実、特に最大の懸念点であるチャイルドシート問題について、かなり深く理解できたのではないでしょうか。
「なるほど、注意点はわかった。じゃあ、膨大な車種の中から、どうやって自分たちの家族にピッ-たりの一台を見つければいいの?」
その疑問に答えるのがこの章です。ここからは、僕たちが実践した「後悔しないための賢い選び方」を、具体的な5つのステップに沿ってご紹介します。このステップを一つひとつクリアしていけば、きっとあなたの家族にとっての「正解」が見えてくるはずです。
ステップ1:まずは「何人乗り」がベストか見極める
「3列シートなんだから、7人乗りでしょ?」と思いがちですが、実はここが最初の分かれ道。「7人乗り」と「6人乗り」という選択肢があるんです。
- 7人乗り:2列目が3人掛けのベンチシート。家族5人+祖父母2人など、最大乗車人数を重視する場合に。
- 6人乗り:2列目が2人掛けの独立したキャプテンシート。2列目の快適性が高く、中央が通路(ウォークスルー)になるため3列目へのアクセスが格段に楽。
どちらが良いかは、あなたの家族構成と使い方次第。
【我が家の場合は…】
子供2人+夫婦の4人家族が基本。たまに、じいじ・ばあばを乗せることを考えると、最大6人乗れれば十分。それなら、3列目へのアクセスのしやすさを考えて「6人乗りのキャプテンシート」が魅力的だね、という話になりました。子供が自分で3列目に行ってくれるようになれば、親の負担も減りますからね。
ステップ2:「使い方」をシミュレーションする(普段使い vs 週末)
次に考えるべきは、「3列目をどれくらいの頻度で使うか?」です。これも、購入後の満足度を大きく左右します。
- Aタイプ:3列目は“ほぼ緊急用”
普段は夫婦+子供2人での利用が9割。3列目を使うのは、年に数回、友達家族を乗せるときくらい。
→この場合、3列目の居住性はそこまで重視しなくてもOK。それよりも、普段使い(3列目格納時)の荷室の広さや、2列目までの快適性を優先して車種を選べます。 - Bタイプ:週末や帰省で“頻繁に”使う
週末は毎週のように祖父母を乗せて出かける。長期休暇は5人以上で旅行に行くのが恒例。
→この場合は、3列目が「罰ゲームシート」では困ります。3列目にもエアコンの吹出口があるか、ドリンクホルダーはあるか、そして何より「ある程度の時間、大人が座っても苦痛でないか」が重要なチェックポイントになります。
このシミュレーションをすることで、「我が家が選ぶべきなのは、あくまで補助的な3列目を持つSUVか、それともミニバンに近いレベルの居住性を持つSUVか」という方向性が定まります。
ステップ3:絶対に譲れない「安全装備」を確認する
「自動ブレーキなんて、今どき付いてて当たり前でしょ?」
はい、その通りです。でも、子育て世代が本当にチェックすべきは、そこから一歩踏み込んだ「うっかり事故を防ぐ」安全装備です。
僕たち夫婦が「これだけは絶対に欲しい!」と意見が一致したのが、以下の3つの機能。
- ブラインドスポットモニター(BSM)
ドアミラーの死角にいる車を検知して、ランプで知らせてくれる機能。子供に気を取られて車線変更しようとした際の「ヒヤッ」を激減させてくれます。 - リヤクロストラフィックアラート(RCTA)
スーパーの駐車場などでバック発進する際、左右から近づいてくる車を検知して警告してくれます。視界の悪い駐車場での安心感が段違いです。 - ハンズフリーパワーバックドア
子供を抱っこしたまま、買い物袋で両手がふさがっていても、足元のセンサーに足をかざすだけでバックドアが自動で開閉。これはもう「安全装備」というより「育児支援装備」ですね。妻は「これがない車は考えられない」と断言しています。
これらの装備は、パパの自己満足ではなく、ママの安心と疲労軽減に直結します。カタログの隅々までチェックして、譲れない装備をリストアップしておきましょう。
ステップ4:3列目使用時の「荷室容量」をチェック
3列シートSUV最大の弱点、それが「3列目を使った時の荷室の狭さ」です。
「よし、家族6人でキャンプに出発!」…と思っても、「あれ、テントとクーラーボックス、どこに積むの?」という悲劇が起こりかねません。
車種によっては、3列目シートの後ろは、スーパーの買い物カゴが1つ置けるかどうか、というスペースしかないことも。これではファミリーカーとしては致命的です。
購入を検討している車種が見つかったら、必ず「サードシート使用時のラゲッジ容量」をカタログで確認しましょう。そして、その数字(〇〇L)を見てもピンとこない場合は、「普段使っているベビーカーが積めるかどうか」を一つの基準にするのがおすすめです。ディーラーで実際に試させてもらうのが一番確実です。
もし荷室が足りない場合は、ルーフキャリアやルーフボックスの活用も視野に入れる必要があります。
ステップ5:最終関門「スライドドア問題」をどう乗り越えるか
さあ、いよいよ最終関門です。ここまでSUVのメリットを理解し、選び方を考えてきても、多くのママの頭をよぎるのはこの言葉でしょう。
「…でも、やっぱりスライドドアは魅力的なのよねぇ」
わかります。その気持ち、痛いほどわかります。狭い駐車場での安心感、子供が自分で安全に乗り降りできる利便性。スライドドアは、子育てにおける最強の武器の一つです。
この問題と向き合うには、ヒンジドアのデメリットを正直に認めた上で、「どうやって、そのデメリットと付き合っていくか」を家族で話し合うしかありません。
- 子供には「ドアを開ける前は、必ずパパかママに声をかける」というルールを徹底する。
- 駐車する際は、なるべく壁側や端のスペースを選ぶように心がける。
- 最近の車には、ドアが一定の角度以上開かないように調整できるものもあるので、そうした機能を活用する。
そして最後に、もう一度自問自答するのです。
「スライドドアの絶対的な利便性を手放してでも、手に入れたい魅力が、そのSUVにはあるか?」
この問いに、家族全員が「YES」と答えられたなら、あなたはもう後悔することはないはずです。
【2025年最新版】タイプ別!子育てにおすすめの3列シートSUVはこれだ!
さて、長かった僕たちの検証もいよいよ最終章です。
「選び方の理屈はわかった。で、結局どの車がいいのよ!」
そんな声が聞こえてきそうですね。ここでは、僕たち夫婦がこれまでのステップを踏まえて「これは!」と思った、子育て世代におすすめの3列シートSUVを、独断と偏見を交えつつ、パパママそれぞれの目線でご紹介します!
H3-4-1:【国産車編】コスパと信頼性で選ぶならこの3台
やっぱり安心と信頼の国産車。痒い所に手が届く装備と、維持費の安さが魅力です。
① マツダ CX-8
キャッチコピー:『ミニバンからの乗り換え組、大本命!』
- パパ視点: トルクフルなディーゼルエンジンは、多人数乗車でもストレスなく坂道を駆け上がる。マツダ自慢の「G-ベクタリング コントロール」のおかげで、SUVなのにカーブがとにかく気持ちいい!運転が好きなパパにはたまらない一台。
- ママ視点: なんといっても、国産車で唯一3列目にISOFIXアンカーがある(※編集部注:マツダ公式の電子取扱説明書では3列目へのISOFIX対応の記載はなく、シートベルト固定を案内しています。安全に関わる重要な点ですので、必ずディーラーで実車をご確認ください)のが素晴らしい!6人乗りキャプテンシートの真ん中を通って子供が自分で3列目に行ってくれるのは、本当に助かる。内装の質感も高くて、ママ友にちょっと自慢できるかも?
- 総評: 「走り」と「子育ての実用性」を非常に高いレベルで両立させている一台。3列目の使用頻度が高い家族にとって、有力な選択肢と言えるでしょう。
② トヨタ ランドクルーザー プラド
キャッチコピー:『キング・オブ・SUV!頼れるパパの象徴』
- パパ視点: 「いつかはクラウン」ならぬ「いつかはランクル」。圧倒的な存在感と、どんな道でも走破できる信頼性は、まさに男のロマン。リセールバリューが異常に高いのも、賢い選択と言える。
- ママ視点: 車高が高くて見晴らしがいいので、意外と運転しやすい。ボディが頑丈だから、守られている安心感がすごい。ただ、乗り降りが「よじ登る」感じになるので、小さい子やお年寄りにはちょっと大変かも。3列目は完全に緊急用ね。
- 総評: キャンプやスノーボードなど、アクティブな趣味を持つ家族に。日常の利便性より、「この車とどんな体験ができるか」というライフスタイルを重視するなら最高の相棒です。
③ 三菱 アウトランダーPHEV
キャッチコピー:『地球と家計に優しい、未来のファミリーカー』
- パパ視点: PHEVならではのモーターによる静かで力強い加速は、一度味わうと病みつきに。普段の買い物くらいならガソリンをほぼ使わない経済性も魅力。「いざという時、家への給電もできるんだぜ」なんてうんちくも語れる(笑)。
- ママ視点: ガソリンスタンドに行く回数が激減するのは、地味だけどすごく嬉しいポイント。走行中が本当に静かだから、寝ている子供を起こさずに済むのも助かる。ただ、3列目は体育座り必須なので、基本は5人乗り+広大な荷室として使うのが現実的ね。
- 総評: 環境性能や先進性を重視する家族に。3列目の使用頻度は低いけれど、いざという時のために備えておきたい、というニーズに完璧に応えてくれます。
H3-4-2:【輸入車編】デザインと走りで選ぶならこの3台
ちょっと見栄を張りたい、個性を出したいなら輸入車も魅力的。最近は安全性や実用性も国産車に負けていません。
① メルセデス・ベンツ GLB
キャッチコピー:『ちょうどいいサイズ感!オシャレ家族のベンツ』
- パパ視点: あのスリーポインテッドスターが付いているだけで、運転のモチベーションが上がる!見た目はコンパクトなのに、走りはしっかりメルセデス。所有する満足感が非常に高い。
- ママ視点: 四角いボディで見切りが良く、日本の道でも運転しやすいサイズ感が最高。そして、このクラスで3列目にISOFIXが付いているのは本当にすごい!まさに「わかってる」一台。
- 総評: 街乗りがメインだけど、たまの遠出もオシャレにこなしたい家族に。輸入3列シートSUVの入門として、これ以上ないほどバランスの取れた車です。
② プジョー 5008
キャッチコピー:『まるで走るリビング!フランス流のデザイン革命』
- パパ視点: 戦闘機のコックピットのような「i-Cockpit」は、他にない運転体験を提供してくれる。とにかく内外装のデザインが独創的で、駐車場で自分の車を探すのが楽しくなる。
- ママ視点: 2列目が同じ幅の3座独立シートなのが特徴。チャイルドシートを3つ並べることも可能(※要適合確認)で、シートアレンジが多彩なのが面白い。ただ、フランス車らしいちょっとしたクセもあるので、好き嫌いは分かれるかも。
- 総評: とにかくデザインにこだわりたい、他の人と同じは嫌!という家族に。ハマる人にはとことんハマる、魅力的な一台です。
H3-4-3:【番外編】中古車で狙う「隠れた名車」
「新車は予算的に厳しいけど、いい車に乗りたい…」そんな時は、中古車に目を向けるのも賢い選択です。新車では手が出なかった上位グレードや、今はなき名車が現実的な価格で手に入る可能性があります。
ただし、中古車選びは新車以上に慎重さが求められます。修復歴の有無や走行距離はもちろん、信頼できる販売店で購入し、手厚い保証を付けてもらうことが何よりも重要です。安さだけで飛びつくと、「安物買いの銭失い」になりかねないのでご注意を。
まとめ:さあ、あなたの家族にピッタリの「新しい相棒」を見つけよう
ここまで、僕たち夫婦の長い長い検証にお付き合いいただき、ありがとうございました。
3列シートSUVは、ミニバンのような絶対的な利便性はありません。しかし、
「どんな家族構成で、どんな使い方をしたいか」を明確にし、
「何を優先し、何を割り切るか」を家族でしっかり話し合えれば、子育て世代にとって、これほど頼もしく、そして心躍る選択肢はないと僕たちは結論付けました。
もはや、ファミリーカー=ミニバンという時代は終わりつつあります。
大切なのは、世間の常識に合わせるのではなく、自分たちの家族のライフスタイルに、本当にフィットする一台を選ぶことです。
この記事が、あなたの家族にとって最高の「新しい相棒」を見つける、その第一歩となれば、僕たちにとってこれ以上の喜びはありません。
さあ、まずは気になる車のカタログを取り寄せたり、週末にディーラーへ試乗の予約をするところから始めてみませんか?