車の買い替え

【2025年最新】値落ちしない国産車ランキング|リセールバリューが高い車ベスト10と選び方のコツ

どうも、サルヂエファミリーのパパです!

いやー、最近うちの怪獣たち(息子2人)がますますパワフルになってきて、今の車がちょっと手狭になってきたんだよな。
「パパー、次どんな車にする?」なんて子どもたちはワクワクしてるし、ママは「どうせならオシャレなSUVとか乗りたーい!」なんて雑誌を眺めてる。

車選びって、家族の一大イベントだからテンション上がるよな!

…でもな、俺はちょっと違う視点も大事にしてる。
そう、「手放す時のこと」だ。

ママ「えー、またその話?買う前から売る時のこと考えるなんて、テンション下がるわぁ」

いやいや、ママ、聞いてくれ。これが超重要なんだって!
例えば、同じ300万円で買った車でも、5年後に売る時に150万円の値がつく車と、50万円にしかならない車があるとしたら、どうだ?

ママ「えっ、なにそれ。100万円も違うの!?」

そうだろ? この「売る時の価格」、つまり「リセールバリュー」を意識するかどうかで、次の車に乗り換える時の負担がガラッと変わってくるんだ。

というわけで、今回のサルヂエファミリー「やってみた企画」は、理屈っぽいパパが徹底的に調べ上げた「値落ちしない国産車ランキング」だ!

「せっかく買うなら、手放すときに損したくない!」
「賢く乗り換えたい!」

そんな家族のために、2025年最新版として、なぜ値落ちしにくいのか?その「からくり」も含めて、徹底的に検証・解説していくぞ!

なぜ“リセールバリュー”が重要なのか?

さて、まずは基本の「き」だ。
ママ「はいはい、パパのうんちくタイムね」

うるさい(笑) でも、ここを理解してるかどうかで、家計に数十万円単位の影響が出るんだから、しっかり聞いてくれよ。

「リセールバリュー」って言葉自体は聞いたことあるかもしれないが、要は「再販価値」のこと。買った車を中古車として売る時に、どれくらいの価値が残っているかを示す指標だ。

これがなぜ重要なのか? サルヂエ家(特にママ)にも分かるように、3つのポイントで解説しよう。

購入時だけでなく「手放す時の価格差」が家計に影響

まず、一番分かりやすい「お金」の話だ。

車を買う時って、どうしても「本体価格」とか「ローンの金利」ばっかり気にしちゃうだろ?
ママ「そりゃそうでしょ。今、いくら払うかが一番大事じゃない」

もちろんそれも大事だ。でも、「車にかかる本当のコスト」っていうのは、「購入価格」から「売却価格」を引いた金額で考えるべきなんだよ。

【例】同じ300万円の新車Aと新車Bを5年間乗った場合

  • A車(リセールが高い車)
    • 購入価格:300万円
    • 5年後の売却価格:180万円
    • 実質的な負担額:120万円 (年間24万円)
  • B車(リセールが低い車)
    • 購入価格:300万円
    • 5年後の売却価格:100万円
    • 実質的な負担額:200万円 (年間40万円)

どうだ? どっちも新車価格は同じ300万円なのに、5年間で80万円も差額が生まれる。
月額に換算すると、約1万3千円も違う。

ママ「うわっ…月1万3千円って、結構デカいね…。それだけあれば、子どもたちの習い事代の足しになるじゃん」

そうだろ?
「節約」っていうと、日々の食費や光熱費を切り詰めることばかり考えがちだけど、こういう「大きな買い物の出口戦略」を考えることこそ、俺は最強の節約術だと思うわけだ。

リセールが高い=人気・信頼・需要の裏返し

じゃあ、なんでそんなに売却価格に差が出るのか?
ママ「古い車はどれも安くなるんじゃないの?」

それが違うんだな。
リセールバリューが高いということは、ものすごくシンプルに言うと、「中古車市場でも、その車を欲しい人がたくさんいる」ということの裏返しなんだ。

中古車市場の価格は、需要と供給のバランスで決まる。

  • 人気: デザインが古臭くならない、性能が優れている、使い勝手がいいなど、多くの人に支持され続ける「人気」がある。
  • 信頼: 「このメーカーの車は壊れにくい」「丈夫で長持ちする」という市場からの「信頼」がある。トヨタ車のリセールが全体的に高いのは、この信頼性が国内外で抜群に高いからだと言われている。
  • 需要: 国内はもちろん、海外(特にアジアやアフリカなどの新興国)で「丈夫な日本の中古車」として特定の車種がものすごく求められている場合がある。これがリセールを強力に下支えするんだ。

つまり、リセールバリューは、その車がどれだけ市場から愛され、求められているかを示す「客観的な通信簿」みたいなもんなんだよ。

同じ価格帯でも価値が残りやすい車とそうでない車がある

ここも勘違いしやすいポイントだ。
ママ「要するに、高い高級車を買っとけばいいってこと?」

いや、むしろ逆の場合もある。
大事なのは「新車価格がいくらか」ではなく、「数年後に中古車としてどれだけ需要が残っているか」だ。

例えば、一昔前にブームになった高級セダン。新車価格は500万、600万と高額でも、今の市場のメインストリームはSUVやミニバンに移っている。だから、中古車市場での需要が減って、値落ち(下落率)が非常に大きくなるケースも珍しくない。

逆に、軽自動車。新車価格は200万円以下でも、ホンダのN-BOXみたいに「軽の王様」として不動の人気を確立している車種は、中古でも「指名買い」する人が後を絶たない。だから、数年乗っても驚くほど値落ちしないんだ。

【ポイント】

  • ×:新車価格が高い車 = リセールが高い
  • 〇:中古車市場で需要が高い車 = リセールが高い

同じ「300万円のミニバン」でも、選ぶ車種によって5年後の価値が数十万円変わってくる。
この「からくり」を知っているかどうかで、次の車選びの「正解」が変わってくるんだよ。

2025年版|値落ちしない国産車ランキングTOP10

ママ「お待たせしました!パパのうんちくはここまでにして、いよいよランキングの発表ね!」

おう、待たせたな。
ここからは、俺が国内の中古車市場の動向や、各種メディアのデータを徹底的にリサーチしてまとめた「値落ちしない国産車ランキング」TOP10を発表するぞ。

「え、うちの車入ってる?」
「次これ狙おうかな」
なんて、サルヂエ家の次の愛車候補を探すつもりで見てくれよ!

(※ランキングは、一般的な市場傾向や需要の高さを基にした目安であり、特定の年式や状態を保証するものではありません。)

① トヨタ ランドクルーザー

ママ「いきなり王様キター!これ、パパが一番好きなやつじゃん」

まぁ待て(笑) 好き嫌いは置いといて、リセールバリューという観点でランドクルーザー(プラド含む)は「別格」だ。
「値落ちしない車」どころか、「買った時より高く売れる」なんていう異常事態すら起きる、まさに"リセールの王様"だな。

  • なぜリセールが高いのか?(パパの分析)
    • 圧倒的な海外需要: 最大の理由はこれ。特に中東やアフリカ、東南アジアでは「壊れない神話」が確立してる。悪路走破性と耐久性が尋常じゃなく高いため、「高くても欲しい」というバイヤーが世界中にいるんだ。
    • 国内人気も盤石: もちろん国内でも「キング・オブ・SUV」としての地位は揺るがない。
    • 供給不足: 常に人気すぎて新車の納期が長い(数年待ちとかザラ)。だから、状態の良い中古車は新車価格に近い値段で取引されるんだ。

② トヨタ アルファード

ママ「これも高いよねー。近所のママ友も乗ってるけど、すごい豪華!」

ミニバンの頂点、アルファード(兄弟車のヴェルファイアも同様)も、ランクルに匹敵するリセールモンスターだ。

  • なぜリセールが高いのか?(パパの分析)
    • アジア圏での絶大な人気: これも海外需要、特に中国やマレーシアなどアジアの富裕層に「日本の高級ミニバン」として大人気なんだ。彼らにとって一種のステータスシンボルになってる。
    • 国内でも「いつかはアルファード」: ファミリー層はもちろん、企業の役員送迎用(ショーファードリブン)としても需要が底堅い。
    • 豪華装備: 特に上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」なんかは、中古市場でも指名買いが多い。

③ ホンダ N-BOX

ママ「お、ここで軽自動車が来た!うちみたいなファミリーにも現実的!」

そうだろ。国内市場に限って言えば、このN-BOXが実質的なリセール最強クラスかもしれない。
日本で一番売れてる車だからな。

  • なぜリセールが高いのか?(パパの分析)
    • 国内需要の塊: 「軽自動車でいい」じゃなくて「N-BOXがいい」という指名買いが圧倒的に多い。
    • 完成されたパッケージ: 軽なのに室内はめちゃくちゃ広い、安全装備(Honda SENSING)も充実、燃費も良い。中古車で初めての車を買う層や、セカンドカーを探す層からの需要が尽きないんだ。
    • カスタム人気: 特に「カスタム」グレードは、中古市場でも若者を中心に人気が高く、標準モデルよりさらにリセールが高い傾向にある。

④ トヨタ プリウス

ママ「プリウス?なんか意外。タクシーとか営業車でよく見るけど」

それがミソなんだよ、ママ。
ハイブリッド車の代名詞であり、「燃費が良い車=プリウス」というブランドイメージは伊達じゃない。

  • なぜリセールが高いのか?(パパの分析)
    • 燃費性能への信頼: ガソリン価格が高止まりしてる今、中古車でも「燃費の良さ」は超重要。プリウスはその筆頭だ。
    • 耐久性と信頼性: タクシーで何十万キロも走れる耐久性が証明されてるだろ?これが中古市場での信頼につながり、海外(特にアフリカなど)でも「壊れないハイブリッド車」として需要が高いんだ。

⑤ スズキ ジムニー

ママ「あ、これカワイイ!ママこれ好き!」

(笑)直感的なママが好きそうなタイプだな。
このジムニー(と普通車版のジムニーシエラ)も、ランクルと同じで「納期が長い」ことがリセールを高めている代表格だ。

  • なぜリセールが高いのか?(パパの分析)
    • 唯一無二の存在: 軽自動車で本格的な悪路走行ができる「ガチのオフローダー」は世界中でジムニーだけ。
    • 趣味性の高さ: ファンが熱狂的で、デザインも機能も「これがいい」という層がガッチリ掴まれている。
    • 長い納期待ち: 新車が数ヶ月〜1年以上待ちなのが常態化してるから、すぐに手に入る中古車の価格がなかなか下がらないんだ。

⑥ トヨタ ハリアー

ママ「SUVキター!ハリアー、オシャレだよねぇ」

「都市型SUV」というジャンルを切り開いた先駆者だな。
デザイン性が高く、内装も豪華。

  • なぜリセールが高いのか?(パパの分析)
    • ブランド力: 「高級SUVといえばハリアー」というイメージが強い。
    • 海外(特に北米)での人気: 海外では「ヴェンザ」という名前で売られていて、トヨタの信頼性とデザイン性がウケている。
    • バランスの良さ: 大きすぎず小さすぎず、街乗りメインだけど高級感もある、という絶妙なバランスが中古市場でも評価されている。

⑦ ダイハツ タント

N-BOXと並ぶ「スーパーハイトワゴン(背が高い軽)」の代表格だ。特に「ミラクルオープンドア(助手席側の柱がない)」は子育て世代に根強い人気があり、中古市場での需要も安定している。

⑧ ホンダ フリード

ママ「あ、これちょうど良さそう!シエンタと迷うやつ!」
そう、トヨタのシエンタと並ぶ「ちょうどいいサイズ」のミニバンだな。スライドドアで7人乗れて、でも車体はコンパクト。この「絶妙なサイズ感」がファミリー層に刺さり、中古でも値崩れしにくい。

⑨ トヨタ シエンタ

フリードのライバル。こちらもコンパクトなスライドドア車として鉄板の人気だ。特にハイブリッドモデルは燃費も良く、中古市場での需要が非常に高い。

⑩ マツダ CX-5

ママ「マツダ車ってカッコイイよね。赤いやつとか」
そうだな。マツダのデザインと「クリーンディーゼル」という技術が評価されている。ディーゼル車は燃料(軽油)が安いし、トルク(力強さ)もある。この「ディーゼル+SUV」の組み合わせが中古市場でも人気で、リセールが安定しているんだ。

値落ちしにくい車の共通点と選び方のコツ

ママ「ふぅー、なるほどね。ランキング、よく分かったわ。結局、トヨタが強くて、みんなが乗ってる人気の車が高いってことね」

鋭いな、ママ。半分正解だ。
確かに人気車種はリセールが高い。でも、同じN-BOXやアルファードでも、「高く売れる個体」と「そうでもない個体」に分かれるんだ。

ママ「え?同じ車なのに?」

そう。新車を買う時に、ちょっとした「選び方のコツ」を知っているかどうかで、5年後の査定額がさらに変わってくる。
ここからは、理屈っぽいパパが調べ上げた、値落ちしにくい車の「共通点」と「賢い選び方」を伝授しよう。ここ、テストに出るぞ(笑)

① 需要が安定している(ファミリーカー・軽・SUVなど)

まず大前提として、中古車市場で「欲しい人」が少ないジャンルの車は、どうしても値落ちが早い。

ママ「例えば?」

昔はたくさん走ってたけど、今はちょっと下火な「セダン」タイプとか、趣味性が高すぎる「クーペ」や「オープンカー」とかな。

逆に、さっきのランキングを見ても分かる通り、値落ちしにくい車は今の日本の「売れ筋カテゴリー」に集中してる。

  • 軽スーパーハイトワゴン (N-BOX, タント):
    子育て中も、子どもが独立してからも便利。維持費も安い。セカンドカー需要も含め、国内需要がとにかく底堅い。
  • ミニバン (アルファード, シエンタ, フリード):
    言わずもがな、ファミリー層の鉄板。スライドドアは一度使うとやめられない。家族構成が変わるタイミングで必ず需要が生まれる。
  • SUV (ランドクルーザー, ハリアー, CX-5):
    見た目のカッコよさと実用性を両立。レジャーにも街乗りにも使える。世界的なブームだから海外需要も強い。

つまり、「数年後、中古車としてこの車を探す人は多そうか?」を想像するのが大事なんだ。
サルヂエ家みたいに怪獣2人を乗せるなら、やっぱりミニバンかSUV。この時点で、リセール面でも「正解」の土俵に乗ってるってわけだ。

② 人気カラー/人気グレードで選ぶ

ここが一番、ママと揉めそうなところだ(笑)
ママ「なによ。私は車買うなら絶対、情熱的な赤がいいんだけど!」

うっ…その気持ちは分かる。分かるが、リセールバリューを最優先するなら、その「赤」、数十万円の損につながる可能性があるんだ…。

中古車市場の「鉄板カラー」を知っておけ!

  1. パールホワイト系 (白)
  2. ブラック系 (黒)

この2色は、いつの時代も、どの車種でも圧倒的に需要が高い。
なぜなら「無難」だからだ。冠婚葬祭にも乗っていけるし、老若男女問わず好まれる。

逆に、赤、青、黄色などの原色系や、特殊な色は「好み」がハッキリ分かれる。中古車屋さんも「次の買い手が見つかりにくいかも」と考えるから、査定額が下がりやすいんだ。

ママ「えー、つまんないのー」

まぁ、車は好みで乗るのが一番だから、俺も強制はしない。
でも、「白か黒を選ぶだけで、5年後の査定が20万円高くなる」と言われたら、ちょっと迷わないか?

グレード選びも同じ理屈だ。
一番安い「ベースグレード」は、新車価格は安いけど、中古市場では「どうせなら装備が揃ってる方がいい」という人が多くて、意外と値下がりしやすい。

狙い目は、

  • 装備が充実した「中間~上級グレード」
  • 見た目がカッコイイ「エアロ系・カスタム系」(例: N-BOXカスタム, アルファードのS "Cパッケージ"やZ "G"エディションなど)

こういうグレードは中古市場でも人気が集中するから、リセールが強くなるんだ。

③ 中古市場で高く評価される「装備と燃費性能」

最後は「オプション」だ。
ママ「どうせ売るんだから、オプションなんて最低限でいいんじゃない?高いし」

甘い! ママ、甘いぞ!
新車購入時にしか付けられない「メーカーオプション」の中には、リセールを強力に下支えしてくれる「必須オプション」が存在するんだ。

【パパ調査】これは付けとけ!リセールUPオプション

  • 両側パワースライドドア (ミニバン系):
    これはもう「必須」。シエンタやフリードで片側だけだと、査定でかなりマイナスになる。
  • サンルーフ (ムーンルーフ):
    特にアルファードやハリアーなどの高級志向の車では絶大な人気。付いてるだけで査定が10万、20万と上がることもザラだ。
  • 純正ナビ・ディスプレイオーディオ:
    最近はスマホ連携が主流だが、やはり「メーカー純正」の安心感と画面の大きさは中古市場でも評価が高い。
  • 安全装備 (Toyota Safety Sense, Honda SENSINGなど):
    今は標準装備がほとんどだが、もしオプション扱いなら絶対につけるべき。安全装備の有無は査定に直結する。

そして、プリウスがランキングに入っていたように、「燃費性能」も重要だ。
ガソリン代がこれだけ高い時代、中古車を買う人だって燃費はシビアに見てる。
「ハイブリッドモデル」は、新車時の価格差(ガソリン車との差額)以上に、中古市場で高く評価される傾向が強いんだよ。

リセールを高く保つ乗り方・売り方の工夫

さて、ここまでは「買う時」の話をしてきた。
リセールが高い車種を選んで、人気の色やオプションも付けた。
ママ「よーし、これで完璧ね!5年後が楽しみ!」

いやいや、待て待て。勝負はここからだ。
いくら「値落ちしない車ランキング」1位のランクルを買ったって、乗り方が雑だったら、当然査定額はガタ落ちする。

ママ「えー、めんどくさい…。子どもたちがジュースこぼしたり、お菓子ボロボロ落としたりするのに、いちいち怒ってられないわよ」

ははは、うちの怪獣たちもまさにそれだからな(苦笑)
もちろん、ファミリーカーとして普通に乗る分には仕方ない。
でも、「知ってるだけで査定ダウンを防げる」ポイントと、「売る時のちょっとした工夫」で、さらに数十万円の差がつくんだ。

ここからは、車を手放す時まで価値をキープする「守りのテクニック」を検証しよう。

定期点検と純正パーツ維持の重要性

まず、基本中の基本。
ママ「はいはい、車検のことでしょ」

車検もそうだが、もっと大事なのは「定期点検記録簿(メンテナンスノート)」だ。

なぜ「点検記録簿」が査定に響くのか?

  • 車の「健康診断書」だから:
    査定士が中古車を見る時、外装や内装のキレイさと同じくらい、「中身(エンジンや足回り)」がちゃんとメンテナンスされてきたかを気にする。
  • 「誰がメンテしたか」も重要:
    特に重要なのが、「ディーラーで」定期的に点検・整備されてきた記録があるかどうか。これは「ちゃんとした専門家がお墨付きを与えている」という強力な証拠になるんだ。
  • 「記録簿なし」はマイナス査定:
    逆に、この記録簿がないと、「前のオーナー、乗りっぱなしだったんじゃないか?」「メーター巻き戻し(走行距離改ざん)とかしてないよな?」と疑われて、査定額を下げられる大きな要因になる。

「安く済むから」って近所のよく分からない整備工場で適当にオイル交換だけしてると、こういう「信用」の部分で損してる可能性があるんだ。

あと、意外とやっちゃうのが「非純正パーツ(社外品)」への交換。
ママ「え、でもパパ、昔乗ってた車で変な色のライトとか付けてなかった?」

(ギクッ)…それは若気の至りだ。
タイヤのホイールを派手なものに変えたり、マフラーを交換したり…。
よっぽど人気の高級パーツでもない限り、中古車市場では「純正(買った時のままの状態)」が一番高く評価される。下手にいじると、むしろマイナス査定になることすらあるから要注意だ。

「高く売れるタイミング」は〇年目?

次に「売るタイミング」だ。
ママ「そりゃあ、新しければ新しいほど高いんでしょ?」

その通り。でも、車の価値が「ガクンと下がるタイミング」がいくつかあるんだ。ここを避けるだけで、数ヶ月違うだけで数万円〜数十万円変わることもある。

  • ① 車検の直前
    これは分かりやすいな。「あと数ヶ月で車検が切れる」って車は、次のオーナーがすぐに車検代(十数万円)を払わないといけない。だから、その分をあらかじめ査定額から引かれてしまう。
    理想は「車検が半年~1年以上残っている状態」で売ることだ。
  • ② 3年目・5年目・7年目
    新車から3年目、5年目、7年目は「車検のタイミング」であると同時に、メーカーの「新車特別保証」が切れるタイミング(一般的に5年)でもある。市場的にも「3年落ち」「5年落ち」という区切りで見られやすく、ここを過ぎると一段階、価値が下がる傾向がある。
  • ③ 大台を超える走行距離
    「5万km」「10万km」。これが二大関門だ。
    4万8000kmと5万2000kmでは、車の状態はほとんど変わらなくても、査定士の心象と市場価格は「5万km超え」というだけで変わってしまう。売却を考えてるなら、この大台に乗る直前がベストタイミングだ。

ディーラー査定 vs 買取専門業者 vs 一括査定サービスの違い

さぁ、いよいよ最後の関門、「どこに売るか」だ。
ママ「え、そんなの、次の車買うディーラーで下取りしてもらうのが一番ラクじゃない?」

「ラクさ」で言えば、ディーラー下取りが一番だ。
でもな、ママ。「ラクさ」と「査定額」は、残念ながら反比例することが多いんだよ。

【サルヂエ家流・売却先のメリット・デメリット検証】

売却方法 メリット(パパ評価) デメリット(ママの懸念)
① ディーラー下取り ・手続きがとにかくラク(納車と同時に引き取り)
・新車の値引きと合わせて「下取り頑張りました!」と言われやすい
・査定額は低い傾向にある
(新車の値引き分を下取り額で調整されてる可能性も)
② 買取専門業者
(ガリバー、ビッグモーターなど)
・ディーラーより高く値がつく可能性が高い
(中古車販売のプロだから)
・その場で査定・交渉ができる
・1社だけだと、それが本当に高いのか分からない
・交渉がめんどくさそう…
③ 一括査定サービス
(カーセンサー、楽天Carなど)
複数の買取業者が競い合ってくれる
・自宅にいながら最高額が分かる
・相場が分からなくても「一番高いところ」を選べる
・申し込んだ直後から電話がスゴイって聞くけど…(※)

※(パパ補足)
確かに昔の一括査定は「電話ラッシュ」がすごかったらしい。
でも、最近のサービス、例えば『カーセンサー』みたいなやつは、申し込み時に「電話じゃなくて、メール連絡希望」を選べたり、そもそも「オークション形式」(『カーセンサー』の「[(※サービスの名称。例:おまかせ出品)]」など)を選べるようになってるんだ。

オークション形式なら、提携してる何千社もの業者がオンラインで入札してくれて、こっちはいちばん高い金額を提示した1社とだけやり取りすればいい。
これならママでもできそうだろ?

ママ「へぇー、そんなのあるんだ。それなら確かに、一番高く売れそうだし、ラクかも」

そうだろ。
ディーラーで「下取り30万円ですね」って言われた車が、こういうサービスを使ったら「50万円」になった、なんて話はザラにある。
この「20万円の差」を逃す手はないよな。

まとめ|買った後も価値を落とさない車選びを

ママ「はぁ〜、なるほどね…。車選びって、買う時だけじゃなくて、色(しろ・くろ)とか、オプションとか、売るタイミングとか…なんか、色々考えないと損しちゃうってことね」

その通り! 俺がずっと言いたかったのはそこなんだよ。
車って、家計の中でもトップクラスに大きな買い物だろ?
だからこそ、「買う時の価格」だけじゃなく、「乗ってる間のコスト(燃費・税金)」、そして「手放す時の価値(リセール)」までを全部ひっくるめた「トータルコスト」で考える。

これこそが、俺たちサルヂエファミリー流の「最強の節約術」だと、俺は思うわけだ。

将来の買い替えまで視野に入れた“資産価値”のある車

今回のランキングで紹介したランドクルーザーやアルファード、N-BOXなんかが、なぜあんなにリセールが高いのか。
それは、それらの車が単なる「移動手段(消費財)」としてだけでなく、「資産」としての価値も持っているからなんだ。

ママ「資産って…大げさな」

いや、大げさじゃない。
例えば、同じ300万円でも、5年後に50万円の価値しか残らない車は「250万円分の価値を消費した」ことになる。
でも、5年後に180万円の価値が残る車(N-BOXやシエンタの上級グレードとか)なら、「消費したのは120万円分」で済む。

目先の新車価格が安いからって、リセールが低い(=中古車市場で人気がない)車を選ぶと、手放す時に「うわっ、こんなに安いの!?」ってなって、結果的に「トータルでは高くついていた」なんてことになるんだ。

人気車種でもメンテ次第でリセールは大きく変わる

そして、もう一つ大事なこと。
いくら「値落ちしない車ランキング」上位の車を選んだからといって、安心してはいけない。

ママ「あ、あれでしょ。うちの怪獣たちがジュースこぼしたりする話」

それもそうだ(苦笑)
査定の時に一番見られるのは「車の状態」だからな。

  • 定期点検記録簿(メンテノート)がしっかり残っているか(特にディーラー整備)
  • 禁煙車か(タバコの臭いは致命的に査定が下がる)
  • ペットを乗せていなかったか(臭いや毛)
  • 内装に大きなシミや傷、破れはないか

ママ「うーん、うちは子ども2人いるし、キレイに保つのも限界あるわよ…」

もちろん、ファミリーカーとして普通に使ってつく汚れや傷は仕方ない。
でも、「ジュースこぼしたら、その日のうちに拭いておく」とか、「半年に一回は家族で大掃除する」とか、そういう日々のちょっとしたメンテナンスをやるかどうかで、5年後の査定額が数十万円変わることも普通にあるんだ。

買い方・売り方で「実質コスパ」は大きく変わる!

さて、最後のまとめだ。
「リセールが高い車」を選び、「キレイに乗る」努力をする。
そして、H2-4でも検証した通り、「売り方(どこで売るか)」で数十万円の差が出る。

ママ「うーん、理屈は分かったわ。リセール高い車を選んで、キレイに乗って、売る時は一括査定とかオークションとか使って競わせるのが一番トクなんでしょ?」

そういうことだ!さすがママ、理解が早い!

ママ「でもさ…正直、めんどくさくない?

……え?

ママ「だって、買う時も『本当は赤がいいけど、白か黒にしよう』とか、『サンルーフつけとかなきゃ』とか、ずーっと売る時のこと気にして乗るわけでしょ? 子どもがジュースこぼしたらイライラしそうだし。私、そういうのヤだわ」

うっ……(痛いところを突かれた)

ママ「もっと気楽に、好きな車に乗りたいんだけど。そういうのないの?」

…(パパ、しばし考える)…
なるほどな。確かに、「リセールを気にする」こと自体がストレスになるっていう視点はあるな。
売却価格(リセール)が変動するから、トータルコストがいくらになるか、結局「売る時」まで分からないわけだし。

だったら、発想を逆転させる手もある。
つまり、最初から「リセール(売却)」を考えなくていい乗り方を選ぶ、ってことだ。

ママ「なにそれ?」

例えば、最近よく聞く「車のサブスク」とか「カーリース」っていう選択肢だ。
月々の支払額が決まってて、その中に税金とか車検代とかもコミコミになってるプランが多い。
契約期間が終わったら車を返却するだけ(※条件による)だから、面倒な「売却査定」とか「リセールがいくらになるか」を一切気にする必要がない。

ママ「へぇ!月額定額で、売る時のこと考えなくていいなら、そっちのがラクかも!」

だろ?
俺たちサルヂエファミリーみたいに「トータルコスト」を重視するなら、

  1. リセール最強の車を買って、最高額で売る努力をする(今回のパパ案)
  2. リセールを気にせず、月額固定費で乗れるサブスク・リースを選ぶ(次なるママ案)

どっちが自分たちのライフスタイルに合ってるか、一度比較してみる価値はありそうだな。
車検とか税金のタイミングで「うわっ、今月出費がヤバい!」って焦るのが嫌なら、全部コミコミのサブスクは合理的だ。

よし、次のサルヂエ「やってみた企画」はこれだな!
俺たちも、次の車を「買う」のか「借りる(サブスク)」のか、この『Car-Doc(カードック)』のサイト(=このブログ)で、徹底的に比較検証してみるぞ!

参考

今、見積もりを取っているということは、
下取り前提で話が進んでいるのではないでしょうか?

でもその前に、
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