カーリース

月2万円台は本当?カルモ中古カーリースの相場と選び方を徹底解説

(パパ)「うむ。今日も息子たちがリビングで怪獣ごっこをしておる。静かにせんか!」

(ママ)「まあまあ、パパ。元気なのはいいことよ。それより…ため息。また食品の値上げラッシュだって。ウチの怪獣たち、ただでさえエンゲル係数爆上げ中なのにさ。おまけに来月は車の車検よ?どうすんのよ、これ」

(パパ)「フン、ママはすぐに目先のことに囚われる。だが、確かに我が家のキャッシュフローにおいて、車の固定費は看過できん問題だ。息子たちのサッカー送迎や週末の買い出しを考えれば、車を手放す選択肢はない。かといって、このご時世に新車など論外だ」

(ママ)「でしょ?私もそう思う。でもさ、最近CMで『月々1万円から〜』とかやってるじゃない?あれってどうなの?…あ、またパパの眉がピクッとした。うんちくが始まる3秒前ね」

(パパ)「なっ!ママ、貴様!…コホン。あれは『カーリース』という仕組みだ。だがな、問題は『新車』か『中古』か、だ。新車リースは納期が絶望的に遅いというデータもある。そこで浮上するのが『中古カーリース』という選択肢だ」

(ママ)「中古ぉ?リースなのに中古って、なんかイヤだわ。誰かが使い古した車でしょ?すぐ壊れたり、変なニオイがしたりしたら最悪じゃない。そういう直感って大事よ」

(パパ)「直感で家計の重大事を決めるな!中古リースの本質は『コスト』と『納期』のバランスにある。問題は、その『安さ』が『リスク』に見合っているのかどうかだ。月額2万円台は本当なのか?『割高』なのか、それとも『賢い選択』なのか?徹底的に調べてみる必要があるだろう」

(ママ)「はいはい、パパの“調べてみた”企画ね。私は『すぐ乗れる』なら中古でもいいけど、『保証』とか『結局いくらなの?』がハッキリしないと絶対イヤだからね!」

(パパ)「うむ。望むところだ。というわけで、今回のサルヂエ家“やってみた”企画は、『中古カーリースは本当に家計の救世主か?』。特にネットでよく見る【カルモ 中古】の実態を、我々(主に私)がデータとロジックで丸裸にしてみるぞ。新車は高い、でも車は必要。そんなジレンマを抱えるパパ・ママ諸氏、ぜひ我々の検証に付き合ってほしい」


そもそも中古カーリースとは?仕組みと新車リースとの違い

(ママ)「ねえパパ。さっきから『中古リース、中古リース』って言うけど、そもそも『リース』自体がよく分かってないのよ、私は。サブスクみたいなもん?買うのと何が違うわけ?」

(パパ)「うむ。良い質問だ、ママ。そこを理解せずして、中古リースの本質は見えてこん。まず『カーリース』とは、平たく言えば『月々定額で車を“借りる”』サービスだ。自分のモノにはならないが、購入時に必要な頭金や、毎年の自動車税、車検費用などがコミコミ(※プランによる)で月額払いになる。これが最大のメリットだな」

(ママ)「ふーん。家計管理的には分かりやすいわね。で、『中古』って?」

(パパ)「そこだ。まずは中古リースの基本構造から解説しよう」

中古リースの基本仕組み(契約期間・残価・保証)

(パパ)「リースを理解する上で最重要単語が『残価(ざんか)』だ。これは『契約終了時の予想下取り価格』のことだな」

(ママ)「ざんか?」

(パパ)「そうだ。例えば、新車価格300万円の車を5年リースするとしよう。5年後の下取り予想価格(残価)が100万円だと仮定する。この場合、リース会社は車両本体価格300万円から残価100万円を引いた『200万円』をベースに、諸費用や金利を乗せて5年(60回)の月額リース料を算出するわけだ」

(ママ)「なるほど。先に将来の価値を引いてくれるから、丸ごとローン組むより安くなる…ってコト?」

(パパ)「理解が早いな、ママ。その通りだ。
では、これを『中古リース』に当てはめてみよう。中古車は、新車時に比べてすでに価値が下がっている。例えば、新車時300万だった車が、3年落ちで180万円の中古車になったとする。これを残り4年リースする場合、4年後の残価が仮に50万円なら、リース料のベースは『180万 - 50万 = 130万円』となる。
新車に比べて元々の車両価格が安い分、中古カーリースの月額料金は安くなる傾向にある。これがロジックだ」

(ママ)「でも、中古ってことは『保証』とか大丈夫なの?新車ならメーカー保証があるけど」

(パパ)「鋭い指摘だ。そこが中古リースの注意点でもある。新車リースなら新車保証(一般的に3年または5年)が適用されるが、中古車はすでにその保証が切れているか、残りわずかだ。だからこそ、中古リースではリース会社独自の『保証』が付いているかが極めて重要になる。この『保証』の範囲が、会社によって全く違うから注意が必要だ」

新車リースとの違いを比較表で整理(価格・納期・状態)

(ママ)「もー、パパの話は理屈っぽくて眠くなるわ。結局、新車リースと中古リース、どっちがいいのよ!パッと見で分かるようにしてよ!」

(パパ)「フン。直感的なママのために、主要な違いを比較表にまとめてやったぞ。今回は比較対象として『中古車購入(ローン)』も加えておく」

【サルヂエ家調べ】車の乗り方別 比較早見表

比較項目 中古カーリース 新車カーリース 中古車購入(ローン)
月額費用 安い 普通〜高い ローン返済のみ(税金等別)
初期費用 原則0円 原則0円 諸費用・頭金が必要
納車までの期間 早い(最短数週間) 遅い(数ヶ月〜1年超も) 早い(最短数日〜)
車両の状態 中古(ピンキリ) 新車 中古(ピンキリ)
車種の選択肢 少ない(在庫限り) 多い(全メーカーOK) 非常に多い
ナンバー 「わ」ナンバー(※) 「わ」ナンバー(※) 通常ナンバー
契約終了後 返却 or 再リース等 返却 or 新車乗換等 自分のモノになる
保証 リース会社の独自保証 新車メーカー保証 販売店保証 or なし
メンテ プラン加入で定額化 プラン加入で定額化 すべて実費

(※注:「わ」ナンバーはレンタカー用の区分ですが、リースでも一部事業者(特に短期)や契約形態により使用される場合があります。多くの長期個人リースでは通常ナンバー(「わ」以外)となりますが、中古リースでは確認が必要です。)

(ママ)「なるほど…。こう見ると、中古リースって『安くて早いけど、モノは中古で選べない』ってことね。新車リースは『キレイだけど、高いし遅い』。で、中古車購入は『初期費用がかかるし税金が面倒』…と。一長一短だわ」

中古車リースの“リスクゾーン”を理解する

(パパ)「その通り。特にママが懸念していた『車両の状態』こそが、中古カーリースの最大の“リスクゾーン”だ」

(ママ)「リスクゾーン!出たわね、パパのカタカナ用語。要は『ヤバい車が来るかも』ってことでしょ?」

(パパ)「その表現は乱暴だが、間違いではない。新車リースは全国どこの販売店でも同じ『新車』が届く。品質は均一だ。だが、中古リースは『在庫車両』が商品だ。つまり、1台1台コンディションが違う」

(ママ)「走行距離とか、修復歴とか?」

(パパ)「そうだ。走行距離が多い車、年式が古い車、あるいは(あってはならないが)修復歴を隠した車…そうした“ハズレ”を引くリスクが、購入する場合と同様に存在する。だからこそ、中古カーリースを選ぶ際は、単に『月額が安い』という点だけで飛びついてはいかんのだ」

(ママ)「うーん。じゃあ、何を信じたらいいわけ?」

(パパ)「そこが次の論点だ。信頼できる運営会社か、車両の状態をどこまで開示しているか、そして万が一の『保証』は十分か。我々が今回注目している『カルモ』の中古リースが、そのリスクゾーンにどう対処しているのか。そこを徹底的に分析する必要がある」


カルモ中古カーリースの特徴と他社比較

(パパ)「よし、ママ。『中古リース』の全体像とリスクは掴めたな。ここからは本題、我らが検証対象『おトクにマイカー 定額カルモくん』、通称カルモの中古カーリースについてメスを入れていくぞ」

(ママ)「待ってました。で、結局カルモは安いの?高いの?『月2万円台は本当か』が今回のテーマでしょ?」

(パパ)「うむ。結論から言えば、カルモの中古リースは『安さ』と『安心感』のバランスを狙ったサービスと言える。まずは具体的な価格帯から見ていこう」

カルモ中古リースの在庫と価格帯(月額2万〜4万円台中心)

(パパ)「まず押さえるべきは、カルモの中古リースは『在庫連動型』である点だ。新車リースのように『欲しい車を選んでから契約』するのではなく、『現在カルモが保有している(あるいは提携先が保有している)在庫の中から選ぶ』スタイルだ」

(ママ)「あ、それ知ってる。中古車屋さんと同じで『早い者勝ち』ってやつね。で、どんな車がいくらくらいであるわけ?」

(パパ)「私が公式サイトの在庫情報を分析した限りでは(※2025年11月現在)、確かに月額2万円台(ボーナス払いなし・最長契約期間)の車両は多数存在する。軽自動車(例:N-BOX、タントなど)やコンパクトカー(例:アクア、フィットなど)が中心だな」

(ママ)「お、2万円台は本当なんだ。ウチの家計的にはその辺がストライクゾーンだわ」

(パパ)「うむ。ただし、当然ながら年式や走行距離、グレードによって価格は変動する。例えば、高年式(3年落ち以内)や人気車種、走行距離が少ない(3万km以下)といった“優良在庫”は、月額3万円台〜4万円台になる傾向がある。
重要なのは、カルモは『ワンプライス中古車』というカテゴリーを設けている点だ。これは、あらかじめ状態の良い中古車を厳選し、月額料金に必要なメンテナンス費用(車検、税金、消耗品交換など)をコミコミにしたプランだ。少々割高にはなるが、ママが懸念する『後からの追加出費』のリスクを排除できる」

(ママ)「ふーん。コミコミで月額いくら、ってハッキリしてるのは分かりやすいわね。でも、他と比べてどうなのよ?カルモだけ見てても『安い』かどうか判断できないわ」

他社(ニコノリ・リースナブルなど)との料金比較表

(パパ)「良い視点だ、ママ。中古リースを提供している事業者は他にもある。ここでは代表的なサービスとカルモを比較してみよう。ただし、中古車は1台ずつ価格が違うため、あくまで『サービスの傾向』として比較するぞ」

【サルヂエ家調べ】主要中古カーリース サービス傾向比較

サービス名 カルモ(中古) ニコノリ(中古) リースナブル(中古)
月額価格帯 2万円台〜 1万円台〜 1万円台〜
在庫の特徴 ワンプライス(メンテ込)
厳選中古車
9,800円〜の低価格帯
自社在庫(ニコニコレンタカー)
低価格帯の在庫が豊富
メンテナンス メンテプラン込み
(ワンプライス)
オプション加入 オプション加入
保証 1年間の独自保証 2年間の独自保証 1年間の独自保証
契約年数 5年・7年・9年(プランによる) 3年・5年・7年など 1年〜9年(車種による)
サルヂエ評価 メンテ込みで安心。
価格は他社よりやや高めか?
とにかく安さ重視。
メンテ・保証は要確認。
短期(1年〜)も選べる。
在庫の質は見極めが必要。

(ママ)「あれ?パパ、見てよ。ニコノリとかリースナブルって『1万円台〜』って書いてあるわよ。カルモの『2万円台〜』より安いじゃない!」

(パパ)「(カチカチ…※電卓を叩く音)…ママ、早まるな。その『1万円台』にはロジックの罠が隠されている可能性がある」

(ママ)「罠!?」

(パパ)「そうだ。よく見ろ。カルモの『ワンプライス中古車』は、先ほど言ったように『メンテナンスプラン込み』の価格提示が基本だ。対して、他社の『1万円台〜』は、あくまで車両本体価格のみのリース料である可能性が高い。つまり、車検代やオイル交換代を別途オプションで付けると、結局カルモと同等か、それ以上になるケースも考えられる」

(ママ)「なるほど…。『月額の安さ』だけで飛びついちゃダメってことね。『総額でいくらか』を見ないと」

(パパ)「その通り。月額1万円台でも、2年後の車検で10万円払うなら、月額2万円台で車検コミコミの方が家計管理はラクだろう。この『何をコミコミにするか』が、リース会社の比較では最も重要だ」

カルモの「納期の早さ」と「車両状態保証」の仕組み

(パパ)「そして、我々が中古リースを検討する最大の理由の一つ、『納期』だ。新車リースが数ヶ月〜半年待ちがザラなのに対し、カルモの中古リースはどうか」

(ママ)「そこよ!私みたいに『車検切れる前に次の車!』って焦ってる人間には、納期が一番大事!」

(パパ)「カルモの公式サイトによれば、中古リースは『最短4営業日で納車可能』(※必要書類が揃った場合)と謳っている。これは、すでに『在庫』として現物が存在し、名義変更と簡単な整備だけで引き渡せる状態にあるからだ。新車のように工場に発注してから製造するプロセスがない分、圧倒的に早い」

(ママ)「最短4営業日!?それは爆速ね…。でも、そんなに早くて、変な車つかまされない?『状態保証』ってどうなってるの?」

(パパ)「そこが『リスクゾーン』だな。カルモはここに対策を講じている。
まず、カルモの中古車在庫は、『修復歴なし』『走行距離10万km以下』(※一部例外を除く)といった一定の基準でスクリーニング(選別)されているようだ。
さらに、納車後『1年間・走行距離無制限』の独自保証が付帯する(※ワンプライス中古車の場合)。これは、エンジンやトランスミッションなどの重要部品が故障した場合、無償で修理が受けられるというものだ」

(ママ)「1年か…。中古車屋さんで買うと『保証3ヶ月』とかザラだもんね。1年あれば、とりあえず大きな故障はカバーできそうかしら」

(パパ)「うむ。新車保証(5年)には劣るが、中古車としては標準以上の保証内容と言えるだろう。
つまり、カルモの中古リースは『月額1万円台!』といった表面的な安さで勝負するのではなく、『そこそこ安く(月2万〜)』『納車が早く』『メンテも保証もコミコミで安心』という、トータルバランスを重視するユーザー層…まさに我々のような、コストにシビアだが安心も欲しいファミリー層を狙っている戦略だと分析できる」


中古リースのメリット・デメリットを正直に整理

(ママ)「カルモがなんとなく良さそうなのは分かったけど、いい話ばっかりじゃ信用できないわ。私は直感で『怪しい』と思ったものはとことん疑うタイプなの。中古リースそのものの『ダメなとこ』、つまりデメリットもしっかり教えてくれないと納得しないわよ」

(パパ)「うむ。物事には必ず光と影がある。メリットだけを見て判断するのは愚者のすることだ。メリットの裏にあるデメリットを理解してこそ、初めて『賢い選択』ができるというもの。サルヂエ家の家計を預かる身として、そのリスク(影)の部分も厳しく精査しよう」

【メリット】初期費用ゼロ・早い・安い

(パパ)「まずは『光』の部分、つまり中古カーリースの明確なメリットから整理するぞ」

(ママ)「はいはい。どうせアレでしょ、『安い・早い・簡単』みたいな話でしょ。通販番組みたいに」

(パパ)「ママ、その例えは少々品がないぞ…。だが、当たらずとも遠からずだ。ロジカルに整理すると、メリットは大きく3つある」

  1. 初期費用(頭金)が原則0円
    これが最大のメリットだな。中古車を現金やローンで購入する場合、なんだかんだで車両価格の10%〜20%の諸費用(登録費用、各種税金、車庫証明代、納車整備費用など)が『初期費用』としてドカンと必要になる。30万円以上が消し飛ぶこともザラだ。我が家のような火の車の家計では、この数十万円を捻出するのがいかに困難か…。リースはこれら初期費用が月額料金に平準化されている」
  2. 納車が圧倒的に早い
    これが中古リースの“キラーコンテンツ”だ。新車の納期遅延が社会問題化している昨今(平気で半年〜1年待ちだ)、中古リースは『今すぐ車が必要』というニーズへのほぼ唯一の解と言ってもいい。カルモのように最短数週間(※)で納車可能というのは、まさに『来月の車検までに乗り換えたい!』という我々のような家庭には強烈な魅力だ」(※書類準備等がスムーズに進んだ場合)
  3. 月額費用が安く、家計管理がラク
    新車リースやローン購入に比べ、ベースとなる車両価格が安い分、当然ながら月額負担は軽い。特にカルモの『ワンプライス中古車』のように、メンテナンスプラン(車検・税金・消耗品交換など)がコミコミのプランを選べば、突発的な出費がほぼゼロになる。『ガソリン代以外は毎月定額』という状態を作れるのは、家計管理のロジックとして非常に優秀だ」

【デメリット】選べる車種が少ない・走行距離制限あり

(パパ)「だが、ここからが『影』の部分だ。目をそらさずに見ろ。これらのメリットは、すべてデメリットと表裏一体だ」

(ママ)「お、やっと本題ね。で、何がダメなのよ?」

(パパ)「中古リースが抱える、構造的なデメリット(制約)が大きく3つある」

  1. 車種・色・グレードが選べない
    これが中古リースの宿命だ。新車リースなら『あの色の、あのオプションがついたヤツ』と自由に注文できるが、中古は『在庫にあるもの』からしか選べない。希望の車種(例えばN-BOX)があっても、色が気に入らない(私は赤がいいのに白しかない!)とか、いらないオプションがついている(またはその逆)というケースは日常茶飯事だ。妥協は必須だ」
  2. 走行距離制限がある
    リースは『返却時の価値(残価)』を担保するために、年間の走行距離に制限(例:月1,000km、年間12,000kmなど)が設けられていることがほとんどだ。これをオーバーすると、契約終了時に追加料金(超過1kmあたり〇円、など)をビシッと請求される」
    (ママ)「げっ!ウチみたいに息子たちのサッカーの遠征で、毎週末高速乗ってたら…?」
    (パパ)「うむ。あっという間に超過する可能性がある。契約前に『自分たちが月平均何キロ走るか』を正確に把握しておかないと、数年後に『結局高くついた』という最悪のパターンに陥るぞ」
  3. 『自分のモノ』にはならない(=借り物である)
    契約終了後は、原則として車をリース会社に返却せねばならん。当然、カスタム(改造)は厳禁だ。
    (ママ)「うわ…。ウチの怪獣たちが、後部座席でジュースこぼしてシミだらけにしたり、泥だらけのスパイクで蹴りまくったら…」
    (パパ)「その通り。ペットを乗せたり、タバコを吸ったりして車内を汚損・臭気させた場合も、返却時に『原状回復費用』を請求されるリスクがある。買い取りオプションがあるプランもあるが、基本は『借り物』という意識を家族全員で持つ必要がある。これは精神的なデメリットだな」

実際の口コミ(良い点・悪い点)を中立的に分析

(パパ)「では、実際にカルモなどの中古リースを利用した人々の『声』はどうなっているのか。ネット上の口コミをいくつかピックアップし、我々なりの分析を加えてみよう」

(ママ)「出た、パパのネットサーフィンまとめ。で、みんどう言ってるのよ?」

(パパ)「まず『良い口コミ』で目立つのは、やはり『納期の早さ』と『手軽さ』だ」

【良い口コミ例】

  • 「新車を諦めて探していたら、カルモ中古で状態の良い軽が見つかった。契約から2週間で納車されて、子供の送迎に間に合って助かった」(30代・ママ)
  • 「月額3万円弱でメンテも車検も全部コミコミ。ガソリン代以外は考えなくていいから、家計簿がシンプルになった」(40代・パパ)
  • 「頭金ゼロで乗れるのがデカい。急な転勤ですぐ車が必要だったが、審査もネットで完結して楽だった」(20代・パパ)

(パパ)「ママが重視する『早さ』や、私が重視する『家計管理の容易さ』は、実際に評価されているようだ」

(ママ)「ふんふん。じゃあ、悪い方は?そっちが聞きたいわ」

(パパ)「対して『悪い口コミ・注意点』として挙がるのは、やはり先ほど挙げた『デメリット』に直結するものだ」

【悪い口コミ・注意点例】

  • 「サイトで見てた時は良さそうだったけど、実車を見たら思ったより使用感(小傷)があった。まあ中古だから仕方ないけど、新車気分では乗れない」(40代・パパ)
  • 「走行距離制限をうっかり超えてしまい、最後に精算金が発生した。思ったより乗ってたみたい…」(30代・ママ)
  • 「審査が思ったより厳しかった。パートだと難しいのかも?」(50代・ママ)

(パパ)「うむ。ここから導き出される結論は、『中古リースは“妥協”と“自己管理”が必要なサービス』だということだ。新車同様のピカピカな状態を期待したり、走行距離を気にせずガンガン乗りたい人には向いていない。だが、『割り切って使う』と決めれば、これほど便利なサービスもない、ということだろう」


中古リースで失敗しないためのチェックポイント

(ママ)「デメリットはよーく分かったわ。中古だから『選べない』『距離制限』『汚せない』…と。じゃあ、それを分かった上で、いざカルモの中古リースを選ぶってなったら、何をどう見ればいいわけよ!」

(パパ)「うむ。ママの懸念はもっともだ。中古車は新車と違い、1台1台コンディションが違う『一点モノ』だ。だからこそ、契約してから『こんなハズレ車だったなんて!』と後悔しないために、『最低限確認すべき防衛ライン』を知っておく必要がある。ここからは、中古リースで失敗しないための実践的なチェックポイントだ」

(ママ)「ネットで見て契約するなんて、ただでさえ不安なんだから、しっかり教えてよ!」

走行距離・年式・修復歴の確認ポイント

(パパ)「まず確認すべきは、その車の“履歴書”だ。具体的には『年式(いつ登録されたか)』『走行距離(どれだけ走ったか)』のバランスだな」

(ママ)「古いのはダメ、走りすぎてるのはダメ、ってことでしょ?簡単じゃない」

(パパ)「フン、ママは短絡的だな。重要なのは『バランス』だと言っている。一般的に、乗用車の標準的な走行距離は『1年あたり1万km』とされる。
例えば、『5年落ち(5年前の車)』なら、走行距離は5万km前後が“標準的”だ。
これがもし『5年落ちなのに走行10万km』だったらどうだ?これは通勤や営業でかなり酷使(過走行)されてきた可能性が高く、部品の消耗も激しいと推測できる」

(ママ)「なるほど。逆に『5年落ちで1万km』とかは?」

(パパ)「それは一見、あまり乗られていない“お買い得車”に見えるな。だが、極端に乗らなすぎてもバッテリー上がりやゴム部品の劣化を招く可能性はある。
重要なのは、この『1年1万km』という基準値から、その車がどういう使われ方をしてきたかを推測することだ。カルモの中古リースは『走行10万km以下』を一つの基準にしているようだが、我々消費者は『年式と走行距離のバランス』を自分の目でしっかり確認すべきだ」

(ママ)「じゃあ『修復歴』は?なんか響きが怖いんだけど」

(パパ)「『修復歴あり』とは、簡単に言えば、車の骨格(フレーム)部分を事故などで損傷し、修理・交換した車のことだ。これが『あり』の車は、いくら安くても絶対に避けるべきだ。後々どんな不具合が出るか分からん。まさに“爆弾”だ。
カルモの中古車は『修復歴なし』を原則としているようだが、これはリース契約する上で最低限の“信頼の証”として、必ず確認せねばならん最重要項目だ」

メンテナンスプランと保証範囲を理解する

(パパ)「次に重要なのが『カネ』の話、すなわち『月額料金に、どこまでが含まれているか』の確認だ」

(ママ)「出た!一番大事なとこ!カルモは『メンテコミコミ』って言ってたけど、本当なの?『これも別料金、あれも別料金』って後から言われるのが一番ムカつくのよ!」

(パパ)「うむ。『コミコミ』という言葉ほど曖昧なものはない。具体的に『何を』コミコミにしているのか、契約前に徹底的に洗い出す必要がある。
カルモの『ワンプライス中古車』を例に取ると、多くの場合、以下のものが含まれていることが多い」

【カルモのメンテプラン(例)に含まれるもの】

  • 車両本体価格
  • 登録時諸費用
  • 自動車税(契約期間分)
  • 重量税(車検時)
  • 自賠責保険料(車検時)
  • 車検基本料
  • 消耗品交換費用(エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード等)

(パパ)「だが、ママ、ここからが重要だ。注意すべきは『含まれていないもの』だ。例えば、『タイヤ交換』や『バッテリー交換』といった数万円単位の高額な消耗品は、月額料金に含まれていない(対象外)ケースがほとんどだ」

(ママ)「げっ!タイヤって4本替えたら5万とかするじゃない!それコミコミじゃないの!?」

(パパ)「そうだ。そこが落とし穴だ。リース期間が5年、7年と長くなれば、その間に必ずタイヤやバッテリーの交換時期が来る。中古リースで『月額2万円台!安い!』と喜んでいても、5年目にタイヤ交換で6万円の“突発出費”が発生すれば、家計は破綻する。
だからこそ、『保証(カルモなら1年保証)』と『メンテナンスプランの対象範囲』を契約書レベルで確認し、『何が含まれていないのか』を正確に把握することが肝要だ」

契約期間・返却条件・途中解約の落とし穴

(パパ)「最後のチェックポイントは『契約』そのものだ。特に『期間』と『解約』だな」

(ママ)「あー、スマホの“縛り”みたいなやつね。ややこしそう…」

(パパ)「リースは基本的に『途中解約(キャンセル)不可』だ。これが大原則だ」

(ママ)「え!?じゃあ、7年契約して、もしパパがリストラされて(!)払えなくなったらどうすんのよ!」

(パパ)「縁起でもないことを言うな!…だが、その通りだ。もし万が一、やむを得ない事情で解約する場合、高額な『違約金(中途解約金)』が発生する。これは『残りのリース料全額』か、それに近い金額を一括で請求されるケースが多い。つまり、実質的に解約は“不可能”と考えた方がいい」

(パパ)「だからこそ、契約年数は『絶対に乗り切れる期間』で設定せねばならん。月額料金を安くしたいがために、無理して9年契約(※カルモの最長クラス)など組むのはハイリスクだ。我が家の家計状況や、子供の成長(=車の使い方)をロジカルに予測して決める必要がある。
そして『返却条件』。デメリットでも触れたが、『原状回復』が基本だ。息子たちがつけた傷やシミは、返却時に精算(修理代請求)される。
カルモには『もらえるオプション』(月額料金追加で、契約終了時に車がもらえる)もあるようだが、それを選ばない限り、車は『キレイに返却する』義務があることを忘れるな」


「安さ」だけで選ばない!家計別おすすめ活用パターン

(パパ)「さて、ママ。中古リースのメリット・デメリット、そして『ハズレ』を引かないためのチェックポイントは全て洗い出した。だがな、知識だけでは不十分だ。我々サルヂエ家のように、限られた予算で怪獣(息子)たちを運搬せねばならん家庭が、この中古リースをどう『戦略的』に活用すべきか。そこまで踏み込んでこそ、今回の“やってみた”企画の価値がある」

(ママ)「待ってました!もう理屈はいいのよ。結局、ウチみたいな『節約したいけど、車は必須』なファミリーは、どうすりゃいいわけ?『月2万円台』の甘い言葉に踊らされていいの?ダメなの?」

(パパ)「うむ。ここからは『安さ』という言葉だけに惑わされず、我々の家計とライフスタイルに合わせた『最適解』を導き出すフェーズだ」

通勤・送迎メインのファミリー向けおすすめ設定

(パパ)「まず、我々サルヂエ家のような『通勤・子供の送迎・週末の買い出し』がメインのファミリー層だな。このパターンの特徴は、『短距離だが、高頻度で乗る』ことだ」

(ママ)「まさにウチね。平日は私がスーパーと息子のサッカー練習場の往復で1日10km。週末はパパが運転して、ちょっと離れた大型スーパーまで買い出しか、たまに試合の遠征…って感じ」

(パパ)「そうだ。ここで最重要チェックポイントとなるのが、デメリットでも触れた『走行距離制限』だ。ママ、直感で『ウチは月1,000kmも走らない』などとタカを括ってはいかんぞ」

(ママ)「げっ。…言われてみれば、こないだの県大会の遠征、片道60kmあったわ。往復120km。あれが月に2回あったら…」

(パパ)「そういうことだ。日々の『ちょい乗り』が積み重なり、週末の『遠出』が加わると、月1,000km(年間12,000km)の壁は意外と簡単に超えてしまう。
したがって、我々のようなファミリーが中古リースを選ぶ際の最適設定はこうだ」

  • ① 車種選定:
    見栄を張るな。N-BOXやタントなどの『軽ハイトワゴン(スライドドア)』か、シエンタやルーミーなどの『コンパクトスライドドア』が現実解だ。怪獣たちが乗り降りしやすく、荷物が積めればそれでいい。
  • ② 走行距離プラン:
    絶対に契約前に、現状の月間平均走行距離を正確に計算すること。もし標準プラン(例:1,000km/月)でギリギリなら、迷わずワンランク上(例:1,500km/月)のプランを選ぶべきだ。契約後の超過料金(1kmあたり〇円)で払う方が、結果的に高くつく。
  • ③ メンテナンスプラン:
    必須だ。カルモの『ワンプライス中古車』のように、車検・税金・主要な消耗品がコミコミのプラン以外を選んではいかん。我々の家計に『2年後に車検代10万円』という突発的な出費を許容するバッファ(余裕)はないのだからな。

セカンドカー・短期利用に最適な契約年数

(ママ)「じゃあさ、ウチみたいにメインでガンガン使うんじゃなくて、パパは電車通勤で、私が近所の買い物にしか使わない『セカンドカー』としてならどう?それなら距離も乗らないし、中古リースって最強じゃない?」

(パパ)「うむ。ママにしてはシャープな分析だ。まさしく、『用途が限定的(=走行距離が少ない)』なセカンドカー需要は、中古リースのメリット(初期費用ゼロ・安い)を最大化できる活用パターンだ。
あるいは、ママのその直感的な発想をもう一歩進めて、『短期利用』という視点もある」

(ママ)「短期?あ、例えば『子供が幼稚園に通う3年間だけ』とか?」

(パパ)「その通り!あるいは『単身赴任の2年間だけ』『親の介護で実家に帰る1年間だけ』といった明確な“期限付き”の利用だな。
リースは『途中解約不可』という最大の制約(縛り)がある。だが、裏を返せば、必要な期間が最初から分かっているなら、中古車をわざわざ『購入』し、諸費用を払い、数年後に『売却』する手間と価格下落リスクを負うよりも、リースの方が圧倒的に合理的だ。
この場合の最適設定は『契約年数』だ。
月額料金を下げたいがために、ダラダラと最長の9年契約などを選ぶな。『必要な期間=契約期間』となるよう、5年なら5年、3年なら3年(※選べるプランによる)と、出口を明確に定めて契約することが賢明だ」

5年乗るなら?“総額で見た得・損”シミュレーション

(ママ)「理屈は分かったわ。じゃあ、電卓オタクのパパ、本気見せてよ。
仮にウチが『5年落ちの中古N-BOX(車両価格100万円)』を見つけたと仮定する。
A案:カルモみたいな中古リースで『5年間』借りる。
B案:銀行ローン(金利アリ)で『5年間』かけて買う。
5年後の“総支払額”は、どっちが安いのよ!ハッキリさせて!」

(パパ)「フン、望むところだ。では、サルヂエ家恒例、家計シミュレーション(簡易版)だ。諸君、刮目(かつもく)せよ」

【サルヂエ家調べ】5年乗り比べ!中古N-BOX(100万円)総額シミュレーション

比較項目 A案:中古リース(メンテ込) B案:中古車購入(5年ローン)
初期費用(頭金・諸費用) 0円 約250,000円 (諸費用10万+頭金15万と仮定)
月額支払(5年計) 30,000円 × 60回 = 1,800,000円 15,000円 × 60回 = 900,000円 (ローン元本85万+金利5万と仮定)
税金(5年分) 0円(リース料に込) 約70,000円 (軽自動車税・重量税)
メンテナンス(5年分) 0円(リース料に込) 約200,000円 (車検2回・オイル交換10回等)
突発的費用(※1) 約100,000円 (タイヤ・バッテリー交換) 約100,000円 (タイヤ・バッテリー交換)
5年間の総支払額(A) 約1,900,000円 約1,520,000円
5年後の車両価値(※2) 0円(返却) 約200,000円 (10年落ち・下取り価格)
【実質総コスト】(A) - (B) 【約1,900,000円】 【約1,320,000円】

(※1)タイヤ・バッテリー代は、多くのリースプランで『対象外』のため、両パターンで同額計上。
(※2)5年落ち(100万)の車が、5年後(10年落ち)に20万で売れると仮定。

(ママ)「ちょ…!パパ!見てよこれ!
5年間の実質コスト、購入(B案)が132万なのに、リース(A案)は190万よ!リースの方が58万円も高いじゃない!全然ダメじゃないの!?」

(パパ)「(カチカチ…)うむ。ママ、落ち着け。数字の表面だけ見るな。確かに、シミュレーション上、5年間の『総額』は購入(B案)に軍配が上がる。これはロジカルな事実だ。
だが、B案を実行するためには、我々に何が必要だ?」

(ママ)「え?…あ。『初期費用 250,000円』…」

(パパ)「そうだ!B案は『今日、25万円の現金が手元にある』ことが大前提だ。さらに『月々のローン返済(1.5万)』とは“別に”、車検や税金のために毎年コツコツと『車用貯金』を続ける強靭な意志が必要だ。
対してA案(リース)のメリットは何か?『初期費用0円』、そして『月額3万円(+ガソリン代)以外は、タイヤ代を除いて何も考えなくていい』という『家計管理の圧倒的ラクさ』だ。
このシミュレーションが示すのは、中古リースは『総額の安さ』を追求する商品ではない、ということだ。
中古リースとは、『初期費用25万円と、将来の突発的出費(税金・車検)のリスク』を、『月額料金への上乗せ(=5年で58万円の“手数料”)』でヘッジ(回避)する金融商品なのだよ!」


まとめ:中古リースは「現実解」になり得るが、“見極め力”が必要

(パパ)「さて、ママ。導入から始まり、仕組みの理解、カルモの分析、メリット・デメリット、失敗しないチェックポイント、そして家計シミュレーションと、我々サルヂエ家は『中古カーリース』、特に『カルモ 中古』について徹底的に検証を重ねてきた」

(ママ)「いやー、長かったわ。パパのうんちくに付き合うのも疲れたけど、おかげで『月2万円台』の裏側がよーく分かったわよ。シミュレーションは衝撃だったわね…。結局、5年総額だと『買う』より50万以上も高いなんて…」

(パパ)「フン。だから数字の表面だけ見るなとあれほど…。あのシミュレーション結果こそが、中古リースの本質を示している。総額は高くとも、それに見合う『価値』があるのか。それが最後の論点だ。では、我々の検証の『まとめ』に入ろう」

新車にこだわらないならコスパ最強…は本当か?

(パパ)「まず、巷でよく聞く『中古リースはコスパ最強』という言説。これは半分ホントで、半分ウソだ」

(ママ)「出た、パパのどっちつかずな結論。ハッキリしてよ!」

(パパ)「ロジカルに考えろ、ママ。シミュレーションで示した通り、『支払総額』だけを見れば購入(ローン)に負ける。つまり、『資産としてのコストパフォーマンス』は悪いんだ。
だが、『コスパ』を『コストパフォーマンス』ではなく、『家計の安定性(Cash flow Performance)』と捉え直したらどうだ?」

(ママ)「家計の安定性?」

(パパ)「そうだ。我が家のように『今すぐ25万円の初期費用は払えない!』『2年後の車検代10万円という“突発的な出費”に耐えられない!』という家計にとって、初期費用ゼロで、月額に税金も車検もコミコミ(※プランによる)のリースは、『家計を破綻させない』という一点において、最強の“防衛策”となる。
新車にこだわらず、『車はあくまで送迎と買い物のための道具』と割り切れるなら、中古リースは『総額は高いが、家計は安定する』という、極めて現実的な“現実解”だ」

見積もり時に必ず確認すべき3項目(保証・期間・返却)

(パパ)「ただし、その『現実的な選択肢』を『賢い選択』にするためには、解説した“見極め力”が必須だ。もしママが一人でカルモのサイトを見て『安ーい!ポチッ!』などとやったら、我が家は即座に火の車だ」

(ママ)「なっ…!私だってそれくらい分かるわよ!ちゃんと見るべきはアレとアレと…えーっと…」

(パパ)「フン。これだけは忘れるな。最終的な見積もりを取る際、最低限確認すべき3項目だ」

  1. 【保証・メンテ】:「1年保証」の範囲はどこまでか?月額料金に『タイヤ代』『バッテリー代』は含まれているか?(※含まれていないことが大半だ)
  2. 【期間・走行距離】:契約年数は本当に『無理なく乗り切れる』期間か?走行距離制限(例:月1000km)は、我が家の実態(週末の遠征含む)に合っているか?
  3. 【返却条件】:契約終了時、車は『返却』か?(=傷や汚れに精算金が発生するか?)。それとも『もらえる』オプション(※月額アップ)を付けるか?

(パパ)「この3点を確認せずして、契約書にハンコを押してはならん。絶対だ」

サルヂエ家の結論:中古リースは“納得して使う賢い選択肢”

(ママ)「はぁ…。結局、中古リースって『安くてラク』なのか、『高くて面倒』なのか、ワケ分かんなくなってきたわよ…。で、パパ。結論として、ウチの次の車検、どうすんの?中古リース、アリなの?ナシなの?」

(パパ)「うむ。…(しばし沈黙)。
サルヂエ家としての結論を言おう。
中古カーリース(カルモ含む)は、アリだ。

(ママ)「えっ!?あんなに総額でソンするって言ってたのに!?」

(パパ)「そうだ。だが、それは『デメリット(総額の高さ・距離制限・中古感)』を我々が“納得して”受け入れることが前提だ。
シミュレーションした『5年で58万円の“手数料”』。これを『高すぎるボッタクリだ!』と考える人間には、中古リースは向いていない。中古車屋を駆けずり回って、25万円の頭金をなんとか用意し、ローンで買うべきだ。
だが、我々のように…」

(ママ)「『今すぐ頭金25万は無理!』『新車納期半年なんて待てない!』『車検とか税金の計算とか面倒くさい!』」

(パパ)「そうだ。その『無理・待てない・面倒くさい』を解決するための“手数料”として『5年で58万円(=月額約9,700円の上乗せ)』を払うことに合理性を見出せるなら、これほど賢い選択肢もない。
中古リースは『安さ』で選ぶな。『総額は高い』ことを知った上で、『初期費用ゼロと家計の安定』をカネで買うサービスだ。
我々も、来月の車検切れを前に、まずはカルモの中古車在庫に、我が家の条件(軽スライド・月額3万以内・メンテ込)に合う“出物”があるか、探してみることにしようじゃないか」

(ママ)「なるほどね…。『納得して使う』か。確かに、タダより高いものは無い、って言うもんね。よし、分かったわパパ!とりあえず、どんな在庫があるか、サイトをチェックしてみるわ!」

-カーリース