「パパ、またガソリン価格、上がってない!?」「昨日入れたとこ、今日見たら2円も高いんだけど!」
「うーん、本当にな…。毎週末、怪獣(息子)たちを公園に連れて行くだけで、みるみるガソリンメーターが減っていくもんなぁ…。」
わが家サルヂエファミリーも、車の維持費、特にこの高騰し続けるガソリン代には頭を悩ませています。かといって、車を手放すわけにもいかないのが現実。
「あーあ、どこかにガソリンが湧き出る油田でもないかしら…」
「ママ、そんな非現実的なことを嘆いていても、ガソリン代は1円も安くならないぞ。こういう時こそ、わが家のコンセプト『なんでも自分達で調べてやってみる』の出番だろう?」
「出た、パパのうんちくタイム…」
「(無視して)例えば、ウチがよく使ってるあのキグナス石油。なんとなく『安い日』に入れてるつもりかもしれないが、本当に『一番安く入れる方法』を実践しているか?」
「え?キグナスって、ENEOSとか出光みたいに派手なCMもやってないし、なんか地味じゃない?安くする方法なんてあるの?」
「ふふん、その『地味』に見えるところにこそ、知ってる人だけが得をする節約術が隠されているんだ。今回は、俺たちサルヂエファミリーが徹底的に『キグナス石油で1円でも安く給油する方法』をリサーチしてみたぞ!
カギになるのは、やっぱり専用カードの活用、アプリやクーポンの有無、そしてセルフスタンドの選び方や給油のタイミングだ。この記事では、今すぐ実践できる具体的な方法を、パパの理屈っぽい解説(とママの鋭いツッコミ)を交えながら、5つの切り口で紹介していこう!」
⛽ キグナスカードを作ると会員価格で給油できる
「さて、キグナスで安く入れる方法、と聞いて真っ先に思い浮かぶのは?」
「うーん、やっぱり『専用のクレジットカード』とか?でも、それって結局、年会費がかかったり、ポイントの仕組みが複雑だったりして、面倒くさいのよね…」
「ママの直感は鋭いな。確かに『カード=面倒』というイメージはある。だが、そこを『調べてみる』のが俺たちのスタイルだ。キグナス石油の節約術において、この『キグナスカード』の活用は、避けて通れない王道なんだ。」
カードの種類と基本の割引体系とは?
「まず押さえておきたいのは、キグナスカードにはいくつか種類がある、ということだ。主に知られているのは、スタンダードな『キグナスカード』と、JCBブランドが提携している『シナジーカード』あたりだな。」
「種類があるってだけで、もうややこしいわ…」
「落ち着けママ。特徴はシンプルだ。重要なのは『自分の使い方にどっちが合ってるか』を見極めること。年会費の有無や、割引の方法(その場で割引か、後でキャッシュバックか)が異なるからな。」
【リサーチメモ】主なキグナス系カードの比較(一例)
| カード名 | 年会費(税込) | 主な特典(キグナスSSにて) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| キグナスカード | 1,375円 (初年度無料) ※ | 店頭で即時割引(会員価格) (例:2円/L引きなど ※店舗による) |
シンプルに「その場で安く」したい人向け。利用実績で次年度無料の場合も。 |
| キグナス・シナジーカード (JCB) | 2,200円 (初年度無料) ※ | 請求時にキャッシュバック (月間利用額に応じて最大7円/L) |
給油量が多く、キグナス以外でもJCBカードを使う人向け。 |
※年会費や割引額、条件は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
「ほら見ろ。年会費がかかるタイプもある。だが、『キグナスカード』の方は、年間の利用額によっては翌年の年会費が無料になるケースもあるようだ。一方、『シナジーカード』は利用額が多いほどキャッシュバック率が上がる仕組みだが、年会費はしっかりかかる。自分の月間給油量と、年会費を天秤にかけて計算する必要があるな。」
「うわ、もう計算って言葉が出た…」
ENEOSカードとは違う“即時割引”の仕組み
「まぁ待て。ママが一番注目すべきは、さっき言ってた『面倒くささ』の部分だ。他のガソリンカード、例えばENEOSカードや楽天カードでの給油は、『請求時に割引』や『ポイントで還元』が多いだろう?」
「そうそう!ポイントって結局、使い忘れたり、交換するのが面倒だったりで、本当にお得なのか分からなくなるのよね。」
「だろう? だが、スタンダードな『キグナスカード』の最大のメリットは、『店頭での即時割引』を採用しているスタンドが多いことなんだ。」
「そくじわりびき?」
「そうだ。給油するその場で、一般価格よりも安い『会員価格』が適用される。つまり、給油機の表示やレシートを見た瞬間に『あ、安くなってる』と実感できるわけだ。これならママでも分かりやすいだろ?」
「…それは、まぁ、分かりやすいわね。家計簿もつけやすいし。」
請求明細で割引実感!実質いくら得になる?
「その『分かりやすさ』が大事なんだ。じゃあ、実際にどれくらいお得になるのか。パパの得意なシミュレーションタイムだ。」
「待ってました(棒読み)」
「仮に、いつも行くキグナスの一般価格が170円/Lで、キグナスカード会員価格が167円/L(3円/L割引)だったとしよう。この『たった3円』を侮ってはいけないぞ。」
【パパの皮算用】月間給油量別・年間節約シミュレーション(3円/L割引の場合)
| 月間給油量 | 年間給油量 | 年間節約額(目安) |
|---|---|---|
| 30L (週末だけ乗る) | 360L | 1,080円 |
| 50L (通勤・送迎で利用) | 600L | 1,800円 |
| 80L (家族でよく出かける) | 960L | 2,880円 |
| 100L (長距離・複数台) | 1,200L | 3,600円 |
「どうだ? もし月100L給油する家庭なら、年間で3,600円。これがもし5円/L割引なら、年間6,000円だ。年会費無料の条件を満たせば、この金額が丸々節約になる。逆に言えば、カードを持っていないだけで、毎年この金額を『余分に』払っているとも言えるんだ。」
「む…年間6,000円かぁ。それ、怪獣たちの新しい靴、一足分くらいにはなるわね…。」
「そういうことだ。もちろん、これは『一般価格』で入れ続けた場合との比較だぞ。だが、どうせ同じキグナスで入れるなら、この『即時割引』の恩恵を受けない手はないだろう? まずはこれが、キグナス給油節約術の第一歩だ。」
📱 アプリやWeb登録でクーポンが手に入るスタンドも
「ふぅん…『キグナスカード』がその場で安くなる『即時割引』タイプだってのは、まぁ分かったわ。でもね、パパ」
「なんだママ、まだ何か不満か?」
「当たり前じゃない! そもそも、ガソリンのためだけに新しいクレジットカードを作るのって、心理的ハードルが高すぎるのよ! 管理するカードが増えるのも嫌だし、もし年会費無料の条件を達成できなかったら、逆に損しちゃうかもしれないじゃない!」
「ぐっ…確かに、その視点は否定できん…。年会費は確実に計算しなきゃいけないリスクだ。カードを持たずに、もっと手軽にスマホで『ピッ』と安くなる方法はないのか、だって?」
「そう!それよ!今どき、みんなスマホ持ってるんだから、そういうのあるでしょ?」
「よし、その疑問、パパが徹底的にリサーチしたぞ。実は、ここがキグナスの面白いところであり、少し『分かりにくい』と感じる部分でもあるんだ。」
一部スタンドではLINEや自社アプリでクーポン発行あり
「まず大前提として、キグナス石油は、ENEOSの『EneKey』や出光の『DrivePay』のような、全社統一の強力な決済ツールや『公式アプリ』というのが、今のところあまり前面に出ていないように見える。」
「えー、そうなの?じゃあやっぱり安くならないんじゃ…」
「早まるな。だからこそ、『各ガソリンスタンド(を運営している会社)が独自に』集客施策を打っているケースが多いんだ。その代表格が、LINE公式アカウントや、その店舗(または運営会社)独自のアプリ(やWeb会員登録)だ。」
「LINEなら、カードより全然ハードル低いわね!」
「そうだろ? 例えば、よく行くキグナスのスタンドで『LINE友だち登録で、今すぐ使える5円/L引きクーポンプレゼント!』みたいなポスターを見たことはないか? あれだ。登録しておけば、定期的に「週末限定クーポン」や「洗車割引」なんかが送られてくる可能性がある。」
「あ、見たことあるかも!でも、どうせ大したことないと思ってスルーしてた…」
「それが『知ってる人だけが得をする』の正体だ。もちろん、全てのキグナススタンドがやっているわけじゃないぞ。あくまで『一部スタンドでは』という注釈付きだが、自分の生活圏にあるスタンドが対象かどうか、一度チェックしてみる価値は絶対にある。」
アプリ登録不要のQRクーポン配布事例も紹介
「さらに、パパのリサーチは止まらないぞ。もっとアナログ、いや、直感的な方法を採用しているスタンドもあった。」
「なによ、アナログって。」
「給油した後のレシートだ。」
「レシート?あんなの、すぐ捨てちゃうわよ。」
「宝を捨てているかもしれんぞ、ママ! スタンドによっては、そのレシートに『次回給油時5円引き』などのQRコード付きクーポンが印刷されている場合があるんだ。次回、給油機でそのQRコードをかざすだけで割引が適用される、というシンプルな仕組みだ。」
「え、それだけ?アプリ登録もいらないの?」
「そうだ。これなら、スマホが苦手な人でも、レシートさえ失くさなければ確実に割引が受けられる。まさに『次もウチで入れてね』という、スタンドからの直接的なメッセージだな。」
「アプリ×会員価格」の併用も可能?
「ちょっと待って、パパ。だんだん頭がこんがらがってきたわ。」
「ほう、どうした?」
「H2-1では『キグナスカードの会員価格(例:常時3円引き)』がお得って言ったじゃない。で、今度は『アプリやレシートのクーポン(例:今回だけ5円引き)』が出てきた。…これ、**両方使ったら最強なんじゃないの!?**」
「……ママ、天才か? だが、現実はそう甘くない。」
「やっぱり?」
「これはリサーチした中でも一番の『ジレンマ』だった。結論から言うと、『会員価格とクーポンの併用は原則不可』としているスタンドがほとんどのようだ。」
「なーんだ、ケチね。」
「ビジネスだからな。どちらか『割引率が高い方』を選んで適用する、というのが基本ルールだ。例えば、こうだ。」
【給油前の判断ゲーム】どっちがお得?
- パターンA: キグナスカード(常時3円/L引き) vs 今回のクーポン(2円/L引き)
- → キグナスカードで払うべき(3円引きが適用される)
- パターンB: キグナスカード(常時3円/L引き) vs 今回のクーポン(5円/L引き)
- → クーポンを使うべき(5円引きが適用される)
※この場合、支払い方法は「クーポンを使った上で、現金や他のクレジットカードで払う」ことになる。
「うわ、面倒くさい!給油機の前でそんな計算しなきゃいけないの?」
「そうだ。だからこそ、カード(会員価格)の割引額と、今日使えるクーポンの割引額を把握しておくことが重要なんだ。カードを持っていない人にとっては、これらのクーポンこそが『キグナスで安く入れる方法』の生命線になるわけだな。」
🚗 セルフスタンドを選ぶだけで価格に差が出る
「カードがどうとか、クーポンがどうとか…そういう『登録』とか『計算』とか、もう全部面倒くさい!」
「おっと、ママがついに思考停止モードに入ったか。じゃあ、ママに究極の質問だ。いつも行くキグナスは、『セルフ』か? それとも『フルサービス』か?」
「え?どっちだったかな…あ、でも最近、車から降りないで『レギュラー満タン!窓拭きもお願い!』ってやってもらったから、フルサービスかも。だって、怪獣たちが後部座席で暴れてる時に、私が車から降りて給油なんて無理よ!」
「…ママ、それだ。それこそが、ガソリン代節約の『大前提』を見落としている証拠だぞ。」
「なによ!子育て中の親の苦労も知らないで!」
「いや、苦労は分かる。だが、その『楽』の対価として、我々は『高いガソリン代』を支払っている可能性があるんだ。キグナスで安く入れる方法を考えるなら、まず『セルフ』を選ぶ。これは基本中の基本だ。」
キグナスでもフルよりセルフが2〜5円安い傾向
「これはキグナスに限った話ではないが、一般的にガソリン価格は『フルサービス』よりも『セルフサービス』の方が安い。これは、窓拭きや灰皿の清掃、タイヤの空気圧チェックといったサービスの人件費が、ガソリン価格に上乗せされていないからだ。」
「そんなの知ってるわよ。でも、具体的にいくら違うのよ。」
「リサーチによると、地域や店舗によって差はあれど、大体2円/Lから、場所によっては5円/L以上もセルフの方が安いケースがあるようだ。どうだ、ママ? さっきのキグナスカードの『即時割引3円』が霞んで見えるほどのインパクトだろ?」
「ご、5円…!?」
「仮に5円/L違うとして、50L満タンにしたら、それだけで250円の差だ。250円あったら、怪獣たちにジュースの1本でも買ってやれるだろう。」
「……確かに。フルサービスで窓拭いてもらってる間に、250円失ってたかもしれないのね…。」
子連れ給油や通勤途中に便利な店舗選びのコツ
「そうは言うけど、パパ!さっきも言ったけど、子供たちがギャーギャー騒いでる中、車を降りて、静電気除去シートに触って、ノズルを持って…なんて、想像するだけでストレスよ!」
「うむ、そこがサルヂエファミリー最大の課題だな。だが、そこは『工夫』で乗り切るのが俺たちのスタイルだ。例えば、こうだ。」
「(また、うんちくが始まった…)」
「まず、『子供が寝ているタイミング』を狙う。車が止まると起きるリスクもあるが、寝静まった後なら、ママも落ち着いて給油できるだろ? もしくは、『パパ(俺)が運転している時』に、セルフスタンドに寄るようにする。これならママは車内で怪獣たちを抑えていればいい。」
「…まぁ、パパがやってくれるなら、それが一番楽だけど。」
「あるいは、『通勤途中』にセルフスタンドがあるなら、一人で乗っている時にサッと済ませる、というのも手だ。とにかく、『子供と二人きりで、焦って給油しなきゃいけない』という最悪のシチュエーションを避けるルート設計が肝心なんだ。」
セルフ店舗検索ツールも活用しよう
「分かったわよ。セルフが安いのはもう分かった。でも、そもそも家の近くのキグナスが、セルフだったかどうかも覚えてないわ…」
「だろうと思ったぞ。そういう時は、ネットの力を借りるんだ。キグナス石油の公式ホームページには『SS検索(サービスステーション検索)』という機能がある。」
「SS?」
「サービスステーション、ガソリンスタンドのことだ。ここで、地域(都道府県や市区町村)を指定して、さらに『こだわり条件』として『セルフ』にチェックを入れて検索するんだ。」
「あ、そんな便利なのあるんだ。」
「そうだ。これを使えば、自分の生活圏内にある『セルフのキグナス』がどこにあるか、一目瞭然だ。もしかしたら、いつも通ってるフルのスタンドの1本裏の道に、もっと安いセルフのキグナスが隠れているかもしれないぞ? カードやアプリの前に、まずは『どの店で入れるか』を見直す。これが最も簡単で、効果が出やすい節約術の第一歩だ。」
⏰ 給油の“時間帯”や“曜日”を見直してみる
「よし、じゃあパパ!今度の週末、さっそく公式ページで『セルフのキグナス』を探して、そこで『クーポン(5円引き)』を使って給油してみるわ!」
「お、ママにしては随分と積極的だな。だが、待て。まだ焦るには早い。その『週末』というのが、落とし穴かもしれんぞ。」
「はぁ!? なによ、今度は!やれセルフだ、やれクーポンだ、今度は『曜日』まで指定するわけ!?」
「まぁ落ち着け。これはガソリンスタンドの『価格戦略』を読み解く、パパの得意なロジカルシンキングだ。ガソリンスタンドも商売だ。当然、『需要と供給のバランス』で価格を決めている。」
「じゅようと、きょうきゅう…(難しそうな顔)」
「簡単に言えば、『車でお出かけする人が多い日』は、ガソリン価格を高く設定しても売れる、ということだ。」
週末・祝日は高い?平日の昼間が安いことも
「考えてもみろ。週末や祝日、連休前は、みんな考えることが同じだ。『さあ、出かけるぞ!怪獣たちを乗せて、まずはガソリン満タンだ!』とな。」
「うっ…耳が痛い。まさにウチじゃない…。」
「スタンド側からすれば、そこが『かき入れ時』だ。わざわざ価格を下げなくても、客はひっきりなしに来る。だから、金曜の夜や土曜の朝は、価格がスッと引き上げられているケースが少なくないんだ。」
「じゃあ、いつ入れればいいのよ!」
「その逆を狙うんだ。つまり、『一番お客さんが来なさそうな時間帯』。具体的には、平日の昼間だな。」
「へいじつの、ひるま…(仕事中)」
「そうだ。あるいは、週明けの月曜日や火曜日。週末にガソリンを使い果たした車が減り、スタンドが『今日は暇だな…少し安くして、近所の法人客でも呼び込むか』と考えるタイミングだ。もちろん、これはあくまで一般的な『傾向』だぞ? 原油価格の変動もあるから一概には言えないが、『混雑する週末より、空いている平日』の方が安い可能性が高い、というのは合理的な推察だ。」
「給油は○曜日」と決めるだけでも節約になる
「うーん、でも平日の昼間なんて、会社休まないと無理よ。パパだってそうでしょ。」
「確かにそうだな…。じゃあ、こうしよう。わが家サルヂエファミリーは、『給油は火曜日の夜、会社帰りにセルフで』というルールを設ける。」
「ルール?」
「そうだ。『ガソリンが減ってきたから、今度の週末に入れよう』という“行き当たりばったり”をやめるんだ。そうではなく、『毎週火曜日に必ず残量を確認し、半分以下なら会社帰りに寄る』と決めておく。『週末に満タンじゃないと不安』という心理を捨てるんだ。」
「なるほど…『なんとなく週末』をやめるだけでも、高い価格帯を避けられるかもしれないわね。」
スタンドの価格改定タイミングを読み取るテクニック
「さらに上級テクニックとして、近所のキグナスが『何曜日に価格を変えているか』を観察する、という手もある。」
「なにそれ、ストーカーみたい…」
「情報戦だ、ママ! 例えば、いつも通る道にあるスタンドの価格看板を、月曜から金曜まで意識してチェックしてみるんだ。そうすると、『あ、木曜の夕方までは168円だったのに、金曜の朝になったら170円に上がったぞ』といった“クセ”が見えてくるかもしれない。」
「うわ、パパ、そういうの好きそうね…」
「ふふん。その『値上げの直前(この例なら木曜)』に給油するのが、そのスタンドにおける『最安』のタイミングだ。ここまでくれば、もはや『キグナスで安く入れる方法』を極めたと言っても過言ではないだろう。カードやクーポンといった『割引』だけでなく、『元値が安いタイミング』を狙う。この二刀流こそが、究極の節約術なんだ。」
👨👩👧👦 家族や複数台での“まとめ給油”を工夫しよう
「ふぅー…なんだか、キグナスで安く入れる方法、色々ありすぎてお腹いっぱいよ。カード作って、セルフ選んで、クーポン確認して、平日に給油…こんなにやることあるの?」
「ママ、節約というのは『塵も積もれば山となる』だ。一つ一つの効果は小さくても、組み合わせることで大きな力になる。…だが、確かにこれまでは『1台の車』をどう安く入れるか、という視点だったな。」
「え、どういうこと?ウチは車1台(と怪獣2匹)だけど。」
「今はな。だが、もし将来ママがパート用に軽自動車を買ったり、俺が趣味の(妄想の)スポーツカーを買ったりしたら、話は別だ。それに、実家の両親もキグナスを使ってる、なんて場合もあるだろう? そういう『家族』や『複数台』という視点で、節約術を見直すことも重要なんだ。」
「また話が大きくなってきたわね…」
同じカードで複数台登録できる場合も
「例えばH2-1で紹介した『キグナスカード』だが、こういったクレジットカードには『家族カード』を発行できるものが多い。」
「あ、聞いたことある。本会員(パパ)と同じような機能が使えるカードよね。」
「そうだ。もし俺がキグナスカードの本会員になり、ママがその家族カードを持てば、ママが一人で給油に行った時でも、俺と同じ『会員価格(即時割引)』が適用されるわけだ。これなら、ママが『クーポン見せるの忘れた!』となっても、カードで払うだけで自動的に安くなる。」
「あ、それは楽でいいかも。パパが本会員なら、年会費の管理もパパ(の小遣い)からやってくれるんでしょ?」
「(ギクッ)…ま、まぁ、引き落とし口座は一つにまとまるから、家計管理はしやすくなるな。複数台の車を家族で乗り分けている場合、それぞれの車に家族カードを常備しておく、というのも手だ。」
家族共有アカウントでポイント集約→支払いに充当
「なるほどね。じゃあ、H2-1で出てきたもう一つの『シナジーカード』みたいな、ポイントが貯まるタイプはどうなの?」
「いい質問だ、ママ。あれは『請求時にキャッシュバック』されるタイプだったな。こういうカードの強みは、『ポイント(または利用額)の集約』にある。」
「しゅうやく?」
「そうだ。例えば、月間のカード利用額に応じてキャッシュバック率が変わる(最大7円/Lとか)場合、俺1人の利用額では『ランク1(3円引き)』だとしても、ママの家族カード利用分も合算されることで、『ランク2(5円引き)』に到達できるかもしれない。」
「なるほど! 1人だと大したことないけど、家族パワーでランクアップを狙うわけね!」
「そういうことだ。キグナス以外の買い物もそのカードに集約させれば、より上のランクを目指せる。まさに『力を合わせて節約』だな。これは、H2-2で話した『スタンド独自の会員システム』でも応用できる。もしポイント制度があるなら、家族で同じ会員番号(アカウント)を共有するんだ。」
月間給油量100L超なら節約効果がグッと増す
「結局のところ、わが家サルヂエファミリーのように、毎週末怪獣たちを乗せて走り回る…つまり、月間のガソリン給油量が多い家庭ほど、こうした工夫の『リターン』は大きいんだ。」
「リターン?」
「節約できる金額のことだ。もう一度、H2-1の皮算用を思い出してみよう。」
【パパの皮算用・再掲】割引額別の年間節約シミュレーション
| 月間給油量 | 割引額: 3円/L | 割引額: 5円/L | 割引額: 7円/L |
|---|---|---|---|
| 50L | 1,800円 | 3,000円 | 4,200円 |
| 80L | 2,880円 | 4,800円 | 6,720円 |
| 100L | 3,600円 | 6,000円 | 8,400円 |
| 150L (複数台) | 5,400円 | 9,000円 | 12,600円 |
「うわ…こうして見ると、全然違うわね。」
「だろ? もし家族2台で月間150L給油するとして、家族カードで『7円/L引き』のランクを達成できたら、年間12,600円だ。何も考えずにフルサービスでバラバラに給油していたら、このお金は丸々『損』していたことになる。」
「12,600円…! それ、ちょっと良いとこの焼肉、行けるじゃない…!」
「(ゴクリ)…そうだ。だからこそ、『どうせキグナスで入れるなら』家族ぐるみで、ポイントや割引を『集約』することを考えるべきなんだ。」
💡 まとめ:キグナスユーザーこそ、今ある制度を“フル活用”すべき
「パパー、なんだか私、キグナス節約術に詳しくなった気がするわ!」
「ほう、ママもようやく『調べてやってみる』ことの面白さが分かってきたようだな。今回のリサーチで、キグナス石油で1円でも安く入れる方法は、確かに存在することがハッキリした。」
「最初は『キグナスって地味だし、安くする方法なんてないでしょ』って思ってたけど、むしろ逆だったのね。派手なCMや全社統一アプリがない分、スタンドごとに地道な割引を積み重ねているというか。」
「その通りだ。ENEOSや出光のように『このアプリ(EneKeyやDrivePay)さえあればOK!』という分かりやすさはないかもしれん。だが、だからこそ**『知っている人』と『知らない人』の差が、1Lあたり数円単位でハッキリと出てしまう**。それがキグナス給油の特徴なんだ。」
給油は“仕組み化”で安定して節約できる
「今日わかった5つの方法、もう一度おさらいするぞ。」
「えーっと、まず『キグナスカード』の即時割引(H2-1)、それから『LINEクーポン』とかレシートのQRコード(H2-2)よね。」
「うむ。そして、そもそも『セルフ』を選ぶという大前提(H2-3)、『週末を避けて平日』に入れるタイミング戦略(H2-4)。」
「最後は、私たち家族の力を合わせる『ポイント集約』(H2-5)ね!」
「完璧だ、ママ! 重要なのは、これらのうち『どれか一つだけ』をやるのではないことだ。これらを『組み合わせて、わが家のルールにする』こと。つまり“仕組み化”だ。」
「し、しくみか…?」
「そうだ。例えば、わが家サルヂエファミリーの『キグナス給油の新ルール』はこうだ。」
【サルヂエファミリーの新ルール(案)】
- 店は: 公式サイトで検索した、帰り道にある『セルフの』キグナスに固定する。(H2-3)
- 日は: 『火曜か水曜の夜』に給油する。週末は絶対に入れない。(H2-4)
- 割引は: まずは店の『LINE友だち登録』をして、クーポンの有無を確認。(H2-2)
- カードは: クーポン割引(例: 5円)が、カードの会員価格(例: 3円)よりお得ならクーポン優先。もし給油量が多いと判断したら、年会費を計算した上で『キグナスカード(即時割引)』の作成を検討する。(H2-1, H2-5)
「どうだ? これなら、給油のたびに『今日はどうしよう』と悩む必要はない。ルール通りに動けば、自動的に節約できる『仕組み』の完成だ。」
「なるほど…! 『仕組み化』って言われると難しそうだけど、要は『ウチのルール』を決めちゃうってことね。それなら私でもできそう!」
「知らないだけで損してる」状態から脱出しよう
「今回のリサーチで一番怖かったのは、パパがH2-1のシミュレーションで見せた『年間6,000円の差』とか、H2-3の『フルとセルフで5円/Lの差』よ。」
「そうだな。あれは逆に言えば、『知らなかっただけ』『面倒くさがっただけ』で、毎年数千円をドブに捨てていた(かもしれない)ということだからな。」
「うぅ…耳が痛すぎる…。」
「だが、今日こうして『調べてみた』ことで、俺たちはその『知らないだけで損してる』状態から脱出できた。これこそ、わが家のコンセプトの勝利だ。」
まずはカードとセルフを試してみて!
「よし、パパ!私、決めたわ!」
「お、なんだ?」
「まずは今週末、パパの運転で、新しく見つけた『セルフのキグナス』に行ってみる! そこでLINE登録して、一番お得なクーポンを使って給油する! そして、浮いたお金で…」
「(ゴクリ)…浮いたお金で?」
「怪獣たちにアイスを買ってあげる!!」
「(俺の焼肉じゃなかった…)ま、まぁ、家族の笑顔が一番の節約効果だからな! よし、キグナスを賢く使って、ガソリン高騰時代を乗り切るぞ!」