ガソリン代

【2025年版】出光でガソリンを1Lでも安く入れるための5つのコツ

いやはや、最近のガソリン価格、本当に家計に厳しいですよね。ママからも「ねえ、またガソリン代上がってない?先月より請求多くない!?」と、直感的ながらも鋭いツッコミが入りました。

確かに、我が家のように週末の買い出しや子供たちの送迎、たまの遠出(という名の怪獣鎮圧ドライブ)で車を頻繁に使う家庭にとって、ガソリン代は無視できない「ほぼ固定費」です。

「1Lあたり数円の違いなんて、大したことないでしょ?」

なんて思っていたら大間違い。理屈っぽく計算してみると、月100L給油する家庭なら、1Lあたり5円違うだけで年間6,000円の差。10円違えば12,000円…これ、家族でちょっと良い外食に行ける金額ですよ。

ママ:「えっ、そんなに?じゃあいつも入れてるあのスタンド、本当に一番安いの?」
パパ:「ふむ。確かに『いつもの場所だから』という理由だけで選んでいるな。これは“サルヂエファミリー”として、徹底的に調べてみる価値がありそうだ」

というわけで、今回の「なんでも自分達で調べてやってみる」企画は、出光(apollostation)でガソリンを1Lでも安く入れるための具体的なコツを徹底検証します!

特に、出光系列のSS(サービスステーション)を使っている方。「Drive On」という公式アプリや特定のカードをうまく使わないと、実はかなり損しているかもしれない…という仮説のもと、割引の仕組みを丸裸にしていきます。

「どうすれば他より安く入れられるか」
「アプリやクーポンの仕組みはどうなってる?」

そんな疑問に、理屈っぽく、分かりやすくお答えしていきますよ!

Drive Onアプリは必須!給油前にクーポンをチェック

さて、まずパパが目を付けたのが、出光が公式に提供している「Drive On(ドライブオン)」というスマートフォンアプリです。

ママ:「また新しいアプリ?スマホの容量ないんだけど…」
パパ:「まあまあ、そう言うな。この手の公式アプリは、使わない人には何の価値もないが、使う人には“明確な割引”を提供するのがセオリーだ。まずはその仕組みから見ていこう」

出光系列の公式アプリ「Drive On」とは?

「Drive On」は、一言で言えば「出光(apollostation)専用のデジタル会員証兼クーポン配布アプリ」です。
以前は「DrivePay」や「EasyPay」といったキーホルダー型の決済ツールが主流でしたが、今はスマホアプリに機能が集約されつつあります。

主な機能は以下の通り。

  • モバイルDrivePay(決済機能): アプリ画面のQRコードをかざすだけで給油・決済が完了する。
  • クーポン受信: 事前に登録した「マイ店舗(お気に入りのSS)」から、ガソリン割引クーポンが届く。
  • 利用履歴の確認: いつ、いくら給油したかがアプリで一目瞭然。
  • メンテナンス通知: オイル交換や車検の時期をお知らせ(これはSS側の営業戦略でもあるな)。

注目すべきは、もちろん「クーポン受信」機能です。

マイ店舗登録でクーポン配布が始まる仕組み

このアプリの最大の“キモ”は、「マイ店舗」を登録しないと、お得なクーポンがほぼ届かないという点です。

ママ:「え、どういうこと?アプリ入れただけじゃダメなの?」
パパ:「その通り。ここが重要な分岐点だ。アプリをインストールしたら、まず『自分が一番よく使う出光のSS』を検索して、マイ店舗に登録する必要がある」

仕組みとしてはこうです。

  1. ユーザーがアプリで「マイ店舗」を登録する。
  2. 各SS(店舗)が、マイ店舗登録してくれたユーザー(=常連客候補)に対して、独自の割引クーポンを配信する。
  3. ユーザーは給油前にアプリを起動し、届いているクーポンをチェック。
  4. 給油時にアプリのQRコード(モバイルDrivePay)をかざせば、自動的にクーポンが適用されて割引価格になる。

つまり、全国一律の割引ではなく、各店舗が「再来店してほしい」という意思で個別に値引きを行っているわけです。だからこそ、マイ店舗登録が必須なんですね。

1Lあたり▲3〜7円の実例も。使わない手はない!

「で、結局いくら安くなるの?」とママが一番気になるところでしょう。

これは店舗や時期によって本当にマチマチですが、Web上の情報や口コミを調査してみると、以下のようなクーポンが配布されているケースが多いようです。

  • ガソリン・軽油:1Lあたり3円~5円引き
  • 週末限定やキャンペーン時:1Lあたり7円引き
  • 初回登録時:1Lあたり10円引き(※これは一度きりのボーナス)

仮に「1Lあたり5円引き」のクーポンが定常的に手に入るとしましょう。
月100L給油する我が家の場合、毎月500円、年間で6,000円の節約になります。アプリをインストールして、マイ店舗をポチッと登録する。この“ほんの数分の手間”だけで、年間6,000円が浮く計算です。

ママ:「年6,000円…!それ、息子たちの新しい靴代になるじゃない!」
パパ:「だろ?使わない理由がない。むしろ、出光で入れてるのにDrive Onを使ってないのは、自ら割引を放棄しているのと同じだ。これは、出光でガソリンを安く入れるための“必須装備”と言っていいだろう」

もちろん、すべての店舗が太っ腹なクーポンを頻繁に出しているとは限りません。自宅や職場の近くに複数の出光SSがあるなら、複数をマイ店舗に登録(最大5店舗まで可能)し、一番割引率の良いクーポンを選んで給油しに行く、という“賢い”使い方も理論上は可能です。

まずは「Drive On」をインストールし、最寄りの店舗を登録してみる。これが、出光での節約生活の第一歩ですね。

「ねびきプラス」「apollostation card」でカード割引を最大化

Drive Onアプリの重要性は分かった。だが、パパの“理屈っぽい”探求心はまだ満たされていません。アプリ(クーポン)とは別に、もっと根本的にガソリン代を安くする仕組みがあるはずだ…。

ママ:「アプリで安くなるなら、それで良くない?またクレジットカードの話?カード増やすの、管理が面倒だからイヤよ」
パパ:「ふっ。ママの直感も分かる。だがな、もし我が家が『今後も出光をメインで使い続ける』と決めた場合、このapollostation card(アポロステーションカード)という選択肢を検討しないのは、合理的ではない」

出光系列でガソリン代の割引を狙うなら、この「apollostation card」の仕組み、特に「ねびきプラス」というオプションを知っておく必要があります。これはアプリのクーポンとは全く別の“割引ロジック”です。

出光カードで受けられる基本割引(SHELLとは別物)

まず基本から押さえよう。
「apollostation card」は、出光SSで利用すると、それだけでガソリン・軽油が1Lあたり2円引き、灯油が1Lあたり1円引きになる、というのが基本機能です(※入会後1ヶ月間は1Lあたり5円引きなど、入会特典がつく場合が多い)。

ママ:「なーんだ、たった2円?それならDrive Onのクーポン(3~5円引き)の方がすごいじゃない」
パパ:「待て待て、早まるな。これは“基本”だ。重要なのはここから。出光のカード割引戦略は、他社(例えばENEOSカード)とは少し毛色が違う。『ねびきプラス』という仕組みが本命だ」

「ねびきプラス」の継続給油で追加割引がつく仕組み

このカードの真価は、「ねびきプラス」というオプションサービス(年会費550円/税込)にあります。

「え、年会費がかかるの?じゃあダメじゃん!」と思うのはまだ早い。この年会費を払ってでも、お釣りがくる可能性があるのが、車をよく使う家庭です。

「ねびきプラス」とは、「月間のカード利用額(※ガソリン代以外も含む)」に応じて、翌々月のガソリン割引単価が変動する仕組みです。

「ねびきプラス」の割引単価テーブル(例)

  • 月間利用額 3万円以上 → 1Lあたり 4円引き
  • 月間利用額 5万円以上 → 1Lあたり 6円引き
  • 月間利用額 8万円以上 → 1Lあたり 8円引き
  • 月間利用額 10万円以上 → 1Lあたり 10円引き

(※割引上限は月100Lまで)

パパ:「どうだ?もし我が家がこのカードで月10万円の決済(食費や日用品、光熱費など)を集中させれば、ガソリン代が常に1Lあたり10円引きになる計算だ」
ママ:「10円!?それは…さっきの年間6,000円どころの話じゃないわね…」

そう。月100L給油する家庭が1Lあたり10円引きになれば、月1,000円、年間12,000円の割引です。
年会費550円を払っても、余裕で元が取れる計算になります。

注目すべきは、これが「給油量」ではなく「カード利用額」で決まる点です。出光SSでの利用が少なくても、普段の買い物でカード利用額が多ければ、割引単価が上がるわけです。

カード+アプリの連携で“二重取り”も狙える

ここで最大の疑問が出てきます。
「じゃあ、Drive Onアプリのクーポン(例:5円引き)と、apollostation cardのねびきプラス(例:10円引き)は、両方使えるの?」

結論から言うと、基本的には「併用不可」です。
給油時に適用できる割引は、原則として「最も割引額が大きいもの一つ」が選ばれます。

ママ:「なーんだ、結局どっちかしか使えないのね。じゃあ意味ないじゃん」
パパ:「いや、それがそうでもない。SS(店舗)の戦略によっては、このロジックが崩れることがある」

調査したところ、多くのapollostationでは、「apollostation card」をDrive Onアプリの決済手段(モバイルDrivePay)に登録しておくと、「カードの基本割引(2円引き)」と「アプリのクーポン(5円引き)」が両方適用されるケースがあるようです。

ただし、「ねびきプラス」の強力な割引(10円引きなど)と、アプリのクーポン(5円引き)は、さすがに併用できない(割引率の高い方が優先される)場合がほとんど。

しかし、こう考えてみましょう。

  • パターンA(ライトユーザー):
    カードは作らず、「Drive On」のクーポン(3~5円引き)だけを利用する。これでも十分お得。
  • パターンB(ヘビーユーザー):
    「apollostation card」を作り、「ねびきプラス」を申し込む。カード決済を集中させ、常に「10円引き」を狙う。アプリのクーポンは、ねびきプラスの割引額を下回るため使わない。
  • パターンC(中級者):
    「apollostation card」は作るが、「ねびきプラス」は申し込まない。Drive Onアプリにカードを登録し、「カード基本割引(2円)」+「アプリクーポン(5円)」=合計7円引きを狙う。

パパ:「どうだ?自分の家の給油量やカード利用額によって、最適な“戦術”が変わってくる。実に理屈っぽくて、やりがいがあるじゃないか」

もし出光をメインで使うと決めているなら、自分の家庭が月間いくらカード決済しているかを計算し、「ねびきプラス」の年会費を払っても得になるかどうか、一度シミュレーションしてみる価値は、大いにありそうです。

ポイントカードや提携優待の“重ね技”でさらに節約

パパ:「Drive Onアプリ、apollostation card、ねびきプラス…。ふむ、出光の主要な割引戦略は理解した。だが、アフィリエİ—ターとしての勘が言う。まだ“穴”があるはずだ」
ママ:「え、まだあるの?もうお腹いっぱいよ…」
パパ:「ママ、節約とは“チリも積もれば山となる”だ。ガソリンスタンドは、今や様々なポイント経済圏の“陣取り合戦”の場でもある。1円でも多く節約するために、これらの“重ね技”もチェックしておく必要がある」

そう、ガソリンスタンドでの支払いは、ガソリン代そのものの割引だけでなく、「ポイント還元」という側面も無視できません。

楽天ポイント・dポイント・Pontaとの連携店舗がある

ここが少しややこしい点ですが、出光(apollostation)のSSは、店舗によって提携している共通ポイントが異なります

ENEOSが「Tポイント、楽天ポイント、dポイント」のどれかを選べる(または併用できる)店舗が多いのに対し、出光系列は、

  • 楽天ポイントが使えるSS
  • dポイントが使えるSS
  • Pontaポイントが使えるSS

と、どのポイントに対応しているかが、店舗ごとにバラバラなのです。
(※旧昭和シェル石油のSSがapollostationに転換した経緯などから、Pontaが使える店舗も多いのが特徴です)

ママ:「えー!めんどくさい!じゃあ、私dポイント貯めてるけど、最寄りの出光が楽天ポイントにしか対応してなかったら、意味ないってこと?」
パパ:「その通り。だからこそ、Drive Onアプリや公式サイトの「SS検索」で、自分がよく行く店舗がどの共通ポイントに対応しているかを、事前に調べておく必要がある」

もし、よく行くSSが自分が貯めている共通ポイント(楽天、d、Ponta)に対応していればラッキーです。
Drive Onアプリのクーポンやカード割引でガソリン代を下げつつ、支払額に対して共通ポイントもしっかり貯める。これが“重ね技”の基本です。

JAF・LINE・自治体のキャンペーンも見逃せない

さらに、パパのリサーチは止まりません。
ガソリン代の節約は、公式アプリやカードだけではない。以下のような「提携優待」や「スポット的なキャンペーン」も見逃せません。

  • JAF(日本自動車連盟)会員優待:
    JAFの会員証を提示するだけで、ガソリン代が「1Lあたり2円引き」といった優待を受けられるSSが全国に存在します。これはDrive Onのクーポン等と併用できない場合が多いですが、何も持っていない人にとっては有力な選択肢です。
  • LINEクーポン:
    出光SSが独自にLINE公式アカウントを運営しており、そこで友だち登録するとクーポンが届くケースがあります。Drive Onアプリのクーポンとどちらがお得か、比較する価値はありますね。
  • 自治体やPayPayなどのキャッシュバック:
    これは不定期ですが、「〇〇市限定!PayPay支払いで20%還元」といった自治体キャンペーンの対象に、ガソリンスタンドが含まれていることがあります。

ママ:「あ、それ知ってる!この前スーパーで使ったわ」
パパ:「そうだ。もし近所の出光SSがそのキャンペーン対象になっていたら?… Drive Onやカード割引(例:10円引き)よりも、20%還元(例:1L 170円なら34円引き相当)の方が圧倒的にお得だ。こういう“瞬間最大風速”的な節約チャンスを逃さないことも、家計防衛には重要だ」

家族カードの登録で2台分の給油もまとめてお得に

最後に、これは「apollostation card」を選んだ場合の“運用テクニック”です。
もし我が家のように夫婦で車を1台ずつ(あるいはパパの通勤用と家族用)持っている場合。

パパ:「ママが軽自動車で給油するときはDrive Onアプリのクーポン、パパがミニバンで給油するときは『ねびきプラス』のカード…なんてやってたら、割引が分散してしまう

もし「ねびきプラス」で月間10万円のカード利用を目指すなら、家族カード(無料)を発行するのが合理的です。
ママが家族カードでスーパーの買い物をし、パパが本カードで光熱費を払う。そして、2台とも給油は「ねびきプラス」が適用されたカードで行う。
こうすることで、2台分のカード利用額が合算され、効率よく「10円引き」の条件を達成しにいけます。

ママ:「なるほど…バラバラに節約するんじゃなくて、一番お得な方法に“寄せる”ってことね。ちょっと理屈は分かってきたかも」
パパ:「うむ。ガソリン代の節約は、まさに“戦略”なのだよ」

セルフスタンド&時間帯の選び方で“無駄コスト”カット

さて、Drive Onアプリ、apollostation card、ポイント連携と、出光SSでの「割引の仕組み」については、かなり理屈っぽく解明してきました。

ママ:「もう十分じゃない?これでバッチリ節約できるでしょ」
パパ:「いや、まだだ。ママ、まだ“行動”による節約が残っている。いくらクーポンやカードで割引しても、元の価格(店頭表示価格)が高ければ意味がない。この“土台”の部分を見直す必要がある」

そう、私たちが給油するガソリンスタンドには、大きく分けて「フルサービス」と「セルフサービス」の2種類があります。そして、ガソリン価格は「時間帯」によっても変動することがあるのです。

セルフの方が1Lあたり2〜5円安くなる傾向

これはもう、サルヂエファミリーで検証するまでもない“常識”かもしれませんが、改めてデータとして認識しておく必要があります。
ご存知の通り、フルサービスのSSは、スタッフが給油から窓拭き、ゴミ捨てまで行ってくれます。一方、セルフはすべて自分で行います。

その「人件費」の差が、ガソリン価格に直接反映されます。

調査によれば、フルサービスとセルフサービスでは、1Lあたり2円~5円程度の価格差があるのが一般的です。
もし近所にフルサービスの出光SSとセルフのapollostationがあるなら、ほぼ間違いなくセルフの方が安いはずです。

ママ:「でも、フルサービスって楽じゃない。子供たちが寝てるときとか、窓拭いてもらえると助かるし…」
パパ:「その“楽”に、1Lあたり5円払っている計算だ。仮に50L給油したら、1回で250円。年間20回給油したら5,000円だ。どうだ?この5,000円を払ってでも“楽”を優先するか、自分で給油して5,000円を節約するか…」
ママ:「うっ…5,000円あったら、子供たちの(以下略)」

もちろん、どちらが良い悪いではありません。車の操作が不安な方や、手厚いサービスを受けたい方にとっては、フルサービスは価値があります。
しかし、「1Lでも安く入れる」ことを目指す我が家のような“節約検証一家”にとっては、セルフスタンドを選ぶことは大前提と言えるでしょう。

早朝・平日昼など“狙い目時間”を知っておく

次にパパが気になったのが「時間帯」です。
「ガソリンスタンドって、いつ行っても同じ値段じゃないの?」とママは言いますが、実はそうとも限らない。

特に、交通量の多い幹線道路沿いのSSや、競合店がひしめくエリアでは、1日のうちで価格を微妙に変動させているケースがあります。

  • 比較的安い傾向:
    • 平日の昼間: 交通量が落ち着き、競合店の価格を見ながら価格調整が入りやすい。
    • 早朝: 価格がリセットされるタイミングで、前日の「上げすぎ」が調整されることも。
  • 比較的高い傾向:
    • 週末(金曜夜~日曜): 「週末ドライバー」や「お出かけ需要」で需要が高まるため、価格を強気に設定しやすい。
    • 通勤ラッシュ時(朝・夕): 「急いでいるから価格を見ない」という層を狙い、価格が上がる(あるいは下がらない)ことも。

ママ:「え、そんなセコイことしてるの!?」
パパ:「セコイというか、これも“需給バランス”に基づいた立派な価格戦略だ。コンビニが夜中に値引きしないのと同じ理屈だな」

もちろん、すべてのSSがこれをやっているわけではありませんし、地域差も大きいです。
しかし、もし「いつも週末の夕方に混雑してる中、慌てて給油している」という自覚があるなら、その習慣を見直す価値はあります。

混雑を避けて効率もUP、一石二鳥の節約術

「平日の昼間」や「早朝」に給油するメリットは、価格だけではありません。
そう、「空いている」ことです。

ママ:「あー、確かに。週末のスタンドって、給油待ちの列ができてることあるよね。怪獣たちが『まだー?』って騒ぎ出すし…」
パパ:「だろ?あの待っている時間、エンジンをかけたままならアイドリングでガソリンを消費し、精神的なストレスも溜まる。まさに“百害あって一利なし”だ」

セルフスタンドが空いている時間帯を狙えば、

  1. 価格が安い可能性が高い。
  2. 待ち時間ゼロで、ストレスがない。
  3. 無駄なアイドリングをせず、燃費的にもエコ。

まさに一石二鳥、いや三鳥です。
Drive Onアプリやカードで「割引の仕組み」を整えたら、最後は「いつ、どこ(セルフ)で入れるか」という“行動の最適化”で、無駄なコストを徹底的にカットする。
これがサルヂエ流・節約術の仕上げですね。

「自分の給油スタイルに合った節約法」を習慣化しよう

さて、ここまでDrive Onアプリ、apollostation card(ねびきプラス)、ポイント連携、そしてセルフスタンドの活用まで、出光(apollostation)でガソリンを安く入れるための“うんちく”を、パパが延々と語ってきました。

ママ:「もう分かった、分かったわよ!理屈は十分!で、結局、ウチはどうすれば一番お得なのよ!」
パパ:「…ふむ。ママのその“直感的”な指摘、核心を突いている。そう、これら全てのテクニックを、全員がやる必要はない。むしろ、自分の“給油スタイル”に合わせて、最適な方法を“仕組み化”することが、節約を継続する最大の鍵だ」

面倒なことは続きません。怪獣化した息子たちのお世話と同じで、いかに「頑張らない」で「自動的に」お得になる仕組みを作れるかが勝負なのです。

月100L給油なら年間6,000円以上の差になることも

まず、なぜこんな理屈っぽいことを調べてきたのか、その「効果」を改めて可視化してみましょう。

  • ケース1:何もしていない人
    • 割引:0円
  • ケース2:Drive Onアプリだけ使う人
    • クーポンで「1Lあたり5円引き」を適用
    • 月100L給油 → 月500円、年間6,000円の節約
  • ケース3:apollostation card(ねびきプラス)を最大限活用する人
    • カード決済を月10万円集中させ、「1Lあたり10円引き」を適用
    • 月100L給油 → 月1,000円、年間12,000円の節約(年会費550円を引いても11,450円)

ママ:「うわっ…『何もしてない』と『ねびきプラス』じゃ、年間1万円以上も違うの…」
パパ:「そうだ。この差額で、家族で美味しい焼肉が食べられる。逆に言えば、知らずに給油を続けることは、毎年1万円を道に捨てているのと同じかもしれない」

この事実に気づけただけでも、今回の「なんでも自分達で調べてやってみる」企画の価値はあったというものです。

車通勤・家族2台持ちなら「節約効果2倍」

さらに、このシミュレーションは「月100L」という、ごく平均的な(あるいはやや多めな)家庭を想定したものです。

もし、パパが車通勤でガソリン代がもっとかかっている家庭や、我が家のように夫婦で車を2台持ちしていて、合計の給油量が月150L、200Lとなる家庭なら…?

当然、この節約効果は1.5倍、2倍と跳ね上がります。

「1Lあたり10円引き」の場合:

  • 月150L給油 → 年間18,000円の節約
  • 月200L給油 → 年間24,000円の節約

ママ:「2万4千円!?……ねえパパ、ウチ、apollostation card、真剣に検討したほうが良くない?」
パパ:「(ふっ、食いついてきたな…)そういうことだ。車を“たくさん使う人”ほど、この1Lあたりの数円の差が、年単位でとんでもないインパクトになる」

節約を“頑張ること”ではなく“仕組み化”する発想が鍵

さて、検証はここまで。
最終的にサルヂエファミリーが取るべき「最適解」は、自分のライフスタイルに合わせて以下から選ぶことです。

【出光での節約スタイル診断】

  • A)ライトユーザー(月50L未満・手間をかけたくない)
    • 結論: Drive Onアプリをインストールし、マイ店舗登録だけする。給油前にクーポンをチェックするクセをつける。
  • B)ミドルユーザー(月50L~100L・カード決済もそこそこ)
    • 結論: apollostation card(年会費無料版)を作り、Drive Onアプリに登録する。
    • 「カード基本割引2円」+「アプリクーポン(3~5円)」の合わせ技(計5~7円引き)を狙う。
  • C)ヘビーユーザー(月100L以上・カード決済をまとめられる)
    • 結論: apollostation cardを作り、「ねびきプラス(年会費550円)」に申し込む。
    • 家中の決済をこのカードに集中させ、常時「10円引き」の状態を作り出す。

パパ:「どうだ?これなら、どの家庭でも自分に合った節約法が見つかるはずだ」
ママ:「なるほどね。いきなり『ねびきプラス』を目指すんじゃなくて、まずは『Drive Onアプリ』から始めてみる、っていうのもアリね」

そう、大切なのは「節約を頑張る」ことではありません。
Drive Onアプリを一度インストールする、apollostation cardに一度申し込む。
その最初の「仕組み化」さえしてしまえば、あとはいつも通り給油するだけで、自動的に割引が適用され続ける

ガソリン代という名の「ほぼ固定費」を賢く削るための、我が家なりの“うんちく”検証。
皆さんのご家庭でも、ぜひ「自分のスタイル」に合った節約の“仕組み化”、試してみてはいかがでしょうか?

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