ガソリン代

【2025年版】アポロステーションでガソリン代を1円でも安くする5つのコツ

パパです。いやぁ、まいった。またガソリン価格が上がってますね…。毎週末、息子たちをサッカー教室に連れて行ったり、家族でちょっと遠出したりするたびに、ガソリンメーターと家計簿を睨めっこする日々です。

「もー、パパ。さっきからため息ばっかり!暗くなるわよ!」

おっと、ママか。いや、だって見てみろよ、今月の家計簿。食費や光熱費もさることながら、この「車両費」の圧迫具合を。特にガソリン代!うちは近所に出光系の「アポロステーション」があるから、ほぼそこで入れてるけど、このじわじわ上がる価格、なんとかならないのか?

「どうせパパのことだから、また何か理屈こねて調べ始めたんでしょ?」

その通り!「なんでも自分達で調べてやってみる」が我らサルヂエファミリーのモットーだからな。どうせ同じアポロステーションで給油するなら、1円でも安く入れる方法はないか?

結論から言うと、結構ありました。

知ってるか知らないか、やるかやらないか。たったそれだけで、年間で見たら数千円、いや数万円の差が出るかもしれない…!

この記事では、俺たちサルヂEファミリーが徹底的に調べ上げた、アポロステーション(出光系)でガソリン代を確実に節約する5つのコツを、理屈っぽく、いや、徹底的に解説していくぞ。


⛽ Drive Onアプリを使えばクーポン&ポイントがすぐ手に入る

さて、まず俺が真っ先に目をつけたのが、給油機やレジ横でよく見かけるあの紫色のロゴ、「Drive On(ドライブオン)」という公式アプリだ。

「あー、あれね。なんか店員さんに勧められたけど、面倒で入れてないわ」

ママ、それこそが節約の第一歩を逃してる証拠だ!どうせ無料なんだから、まずは入れてみないと始まらないだろう。このアプリ、ただの会員証じゃない。俺が調べた限り、最低でも2つの大きなメリットがあるんだ。

アプリ登録・マイ店舗設定で割引クーポンが届く

まず基本中の基本だが、このDrive Onアプリをインストールしたら、必ず「マイ店舗」を登録することだ。

「マイ店舗?いつも行くあのアポロステーションのことでしょ?」

そうだ。よく行く店舗をアプリに登録しておくだけで、その店舗でしか使えない「会員限定」の割引クーポンが届くようになる。

よくあるのが、「ガソリン・軽油 〇円/L引き」というもの。店舗によって割引額は違うが、体感だと大体2円~3円/L引きのクーポンが多い印象だな。

【パパの分析メモ】
仮に1回40L給油するとしよう。

  • 3円引きなら、それだけで120円の節約だ。
  • 月2回給油すれば240円、年間なら2,880円

どうだ?アプリを登録して、給油の時にQRコードをかざす。たったこれだけの手間で、年間約3,000円の節約になる計算だ。やらない理由がないだろう。

週替わり・地域限定の割引も見逃せない

「ふーん。でも、どうせいつも同じクーポンなんでしょ?」

甘いな、ママ。Drive Onアプリのクーポンの特徴は、「週替わり」や「期間限定」のゲリラ的な割引も結構な頻度で配信されることだ。

例えば、「今週末限定!5円/L引き!」とか、「〇月〇日~〇日まで、洗車とセットで7円/L引き!」といった、通常よりも割引率が高い特別なクーポンが来ることがある。

これはマイ店舗登録しているからこそ届く「お得情報」だ。
給油する直前にアプリを開いて、「あ、今日5円引きじゃん!」と気づくだけで、その日の給油がかなりお得になる。この「情報アドバンテージ」こそが、節約の肝なんだ。

ポイント連携(楽天/d/Ponta)でWでお得に

そして、俺が「おっ!」と思ったのが、このアプリの「ポイント連携機能」だ。

「ポイントって、どうせ出光独自の使いにくいポイントじゃないの?」

それが違うんだな。Drive Onは、なんと「楽天ポイント」「dポイント」「Pontaポイント」という、いわゆる「共通ポイント」と連携できる。

これが何を意味するか分かるか?

アポロステーションでの節約術(アプリ編)

  1. Drive Onアプリの「割引クーポン」を提示して、ガソリン価格そのものを下げる。
  2. 同時に、連携した「共通ポイント(楽天など)」のバーコードも提示(あるいはアプリ内で連携済み)して、ポイントも貯める

つまり、「クーポン割引」と「ポイント獲得」の二重取りが可能になるんだ。
(※注意:店舗によっては特定のポイントにしか対応していない場合もあるから、自分のマイ店舗が何に対応しているかはアプリで確認が必要だぞ)

アプリ一つで「即時割引」と「ポイント蓄積」の2つのメリットを享受できる。これは、アポロステーションを使うなら必須の装備と言えるだろう。


💳 出光カード&ねびきプラスで給油代を段階的に下げる

よし、ママ。Drive Onアプリの重要性は分かってもらえたようだな。だがな、節約の世界は奥深い。アポロステーションで本気でガソリン代を安くしようと思うなら、次のステップ、専用クレジットカードの活用は避けて通れない。

「うわ、出た。パパの理屈っぽい話が長くなりそうなやつ…」
「どうせ年会費がかかったり、仕組みが複雑だったりするんでしょ?私はいいわ、ポイント貯めるだけで」

待て待て。その「面倒くさい」という直感を乗り越えた者だけが、「自動的」に割引を受けられる特権を手に入れられるんだ。俺も最初はそう思ったが、調べてみると意外とシンプル、かつ強力だった。特に「ねびきプラス」という仕組みは、出光ならではの面白い制度だぞ。

「apollostation card」の種類と基本割引(2~5円引き)

まず、アポロステーション(出光)が発行しているメインのカードは「apollostation card(アポロステーションカード)」だ。
これにはいくつか種類があるが、俺たちのようなファミリーが検討すべきは実質2択だろう。

「年会費がかかるかどうかでしょ、どうせ」

その通り。そこが最初の分岐点だ。

カード種類 年会費 基本割引(ガソリン・軽油) 特徴
apollostation card (通常) 永久無料 いつでも2円/L引き とにかくコストをかけずに、常に割引を受けたい人向け。
apollostation THE GOLD 11,000円 (税込)
(※条件付き無料あり)
いつでも2円/L引き ゴールドカード。空港ラウンジやロードサービスが付く。
apollostation THE PLATINUM 22,000円 (税込) いつでも5円/L引き 最上位カード。コンシェルジュサービスなど。ガソリン割引も最大。

(※割引は月間300Lまで等の上限がある場合が多い)

「ほら、やっぱり高い年会費のカードがあるじゃない!うちは無理無理」

まあ落ち着け。プラチナ(5円引き)はよほどの人向けだが、注目すべきは一番左の年会費無料の「通常カード」だ。
これを持っているだけで、Drive Onアプリのクーポンとは別に、カード決済するだけで「いつでも2円/L引き」が適用されるんだ。アプリのクーポン(例:3円引き)と併用できれば、それだけで合計5円/L引きになる計算だ。(※店舗の割引ルールによる場合がある)

「ねびきプラス」なら給油量に応じて割引額がアップ

「ふーん。でも、たった2円でしょ?それなら楽天カードとかでポイント貯めた方がマシじゃない?」

鋭い指摘だ、ママ。だが、アポロステーションカードの真価はそこじゃない。「ねびきプラス」というオプションサービスにこそ、その神髄がある。

これは、年会費無料の通常カードに「追加年会費550円(税込)」を払うことで加入できるオプションだ。

「えー!結局年会費かかるんじゃない!」

早まるな。この550円が「高い」か「安い」か、この仕組みを知れば分かる。
「ねびきプラス」は、「前月のカードショッピング利用額」に応じて、その月のガソリン割引単価が上がっていく仕組みなんだ。

【ねびきプラスの割引ステップ】

  • 前月のカード利用 3万円未満 → 割引なし (基本の2円引きのみ)
  • 前月のカード利用 3万円以上 → 合計3円/L引き
  • 前月のカード利用 5万円以上 → 合計4円/L引き
  • 前月のカード利用 8万円以上 → 合計5円/L引き
  • ...(中略)...
  • 最大で合計10円/L引きまでアップする。

「え、なにこれ。ガソリンを使った量じゃなくて、普段の買い物で割引額が決まるの?」

その通り!例えば、ママが普段スーパーで買う食費や、ネット通販、光熱費などをこのカードにまとめたとしよう。もし月8万円以上使っていたら、翌月のアポロステーションでの給油が自動的に「5円/L引き」になるんだ。(※基本割引2円+ねびきプラス3円)

年会費550円はかかるが、もし毎月50L給油する家庭なら、3円引き(=2円→5円)になるだけで月150円、年間1,800円もお得になる。年会費を払ってもお釣りがくる計算だ。

カード+アプリ+セルフ給油の“三段割引”の実力とは?

ここまでの話を整理しよう。俺たちがアポロステーションで駆使できる割引手段はこうだ。

  1. Drive Onアプリのクーポン(例:3円引き)
  2. apollostation card決済(+ねびきプラス)(例:5円引き)
  3. (そして次に話す)セルフスタンドの利用(例:フルサービスより3円安い)

「……ってことは、パパ。もし全部やったら、一般価格より「3 + 5 + 3 = 11円」も安くなるってこと!?」

理論上はそうなる!もちろん、店舗の割引ルール(クーポンとカード割引が併用可能か、など)は確認が必要だが、アポロステーションはこれら複数の割引を組み合わせることで、通常価格からは考えられないほどの割引を実現できるポテンシャルを秘めているんだ。

ただ給油しに行くだけのママと、この仕組みを理解して実行する俺たちとでは、1回の給油で40L入れたら440円も差がつく可能性がある。

「……ちょっと、そのカード、詳しく調べてみてもいいわよ」

だろ?これが「知っている者が得をする」という、節約の情報戦なんだ。


🚗 セルフスタンドを選ぶだけでガソリン価格に差が出る

さて、ママ。さっきの「三段割引」の最後の一つ、覚えているか?

  1. アプリのクーポン
  2. カードの割引
  3. セルフスタンドの利用

そう、これだ。当たり前すぎて見落としがちだが、ガソリン代節約において「セルフ給油を選ぶ」ことは、あらゆるテクニックの「土台」になると言っても過言ではない。

「えー、セルフ?うちは子供たちが後ろで騒いでるから、いつも店員さんに入れてもらう『フルサービス』にしてるわよ。その方が楽だもん」

その「楽さ」が、実は家計の「重さ」になっているとしたらどうだ?
俺も以前は「まあ、数円の違いだろう」と高を括っていた。だが、改めて近所のアポロステーションを比較調査してみて、愕然としたんだ。

アポロステーションでもフルとセルフの価格差は最大5円

これは俺たちがよく行く、国道沿いのアポロステーション(セルフ)と、そこから500mほど離れた昔ながらのアポロステーション(フルサービス)の看板価格を比較したデータだ。

(※これはあくまで一例だぞ)

サービス形態 レギュラーガソリン価格 (例)
フルサービスの店舗 175円/L
セルフサービスの店舗 170円/L
価格差 -5円/L

「うそ、5円も違うの!?」

そうだ。もちろん地域や店舗によってこの差は変動するが、一般的にセルフスタンドはフルサービスに比べて2円~5円/Lほど安く設定されている。

なぜか?理屈は簡単だ。
フルサービスは、店員さんが窓を拭き、ゴミを捨て、給油し、お見送りまでしてくれる。その「人件費」がガソリン価格に上乗せされているわけだ。
一方、セルフはそれらの作業を全部自分でやる。だから、その分が価格から引かれている。

【パパの皮算用】
もし、この「5円/L」の差を毎回の給油(40L)で選択したらどうなるか?

  • 1回の給油で → 200円の差額
  • 月2回の給油で → 400円の差額
  • 年間(24回)で → 4,800円の差額

どうだ? Drive Onアプリの年間節約額(約2,880円)や、ねびきプラスの年会費(550円)を軽々と超えるインパクトだ。ただ、「安い方の店を選ぶ」だけで、だ。

セルフは非接触給油で時短&家族連れにも◎

「でもパパ、さっきも言ったけど、子供たちがギャーギャー騒いでる時に、車から降りて、静電気シート触って、ノズル持って…って、結構大変なのよ?それに、冬とか雨の日とか…」

ママの言い分も分かる。だが、その視点、少し古いかもしれないぞ。
最近のセルフスタンド、特にアポロステーションが導入を進めている新しい給油機は、むしろママのような家族連れにこそメリットがあると俺は分析している。

メリット1:非接触・時短
Drive Onアプリ(H2-1で解説したアレだ)を使えば、給油機にかざすだけで「クーポン適用」「ポイント連携」「支払い(連携したクレジットカード)」までが一発で完了することが多い。店員さんを待つ時間も、財布から現金やカードを出す手間もない。

メリット2:子供を起こさない
フルサービスだと、店員さんが「窓拭きいかがですかー?」と声をかけてきて、せっかく寝た息子たちが起きてしまうことがあるだろう?セルフならその心配は一切ない。静かに給油して、静かに出発できる。

「……確かに。この前も、やっと寝た次男が店員さんの声で起きちゃって大変だったわ」

だろ?「面倒」と思っていたセルフが、実は「時短」と「快適さ」につながる可能性だってあるんだ。

セルフ導入店舗の見分け方と探し方

「わかったわよ。じゃあ、今度からセルフにするとして、どのアポロステーションがセルフなの?」

それも簡単だ。一番確実なのは、Drive Onアプリで調べることだ。
アプリの「店舗検索(マップ)」機能を使えば、各店舗の情報が出てくる。そこに「セルフ」や「フル」の記載が必ずあるから、出かける前にチェックすればいい。

あとは、店舗の看板だ。
アポロステーションの看板に、デカデカと「Self」と書いてあれば、それがセルフスタンドの目印だ。

ガソリン代を安くするコツは、複雑な手続きだけじゃない。アプリやカードで「割引率」を上げたなら、最後に「元の価格が安い店を選ぶ」という、この単純な行動が節約効果を最大化するんだ。


📈 給油タイミングを見直せば、意外と価格差が出る

さて、これまでは「アプリ」「カード」「セルフ」という、アポロステーションでガソリン代を安くするための「装備」の話をしてきた。ここからは「戦術」、つまり「いつ給油するか?」というタイミングの話だ。

「え、タイミング?ガソリンなんて、無くなりそうになったら入れるだけじゃないの?」

ママ、その「無くなりそうになったら入れる」という受動的な行動こそが、節約の機会を逃している元凶かもしれんぞ。
ガソリン価格というのは、株価ほどではないにせよ、日々、いや時間帯によっても変動している。特に最近は価格改定の頻度が高い。

「でも、いつ安くなるかなんて、スタンドに行ってみないと分からないじゃない」

フフフ。それが、ある程度の「傾向」と「予測」は立てられるんだ。俺たちのような消費者が価格変動の理屈を知っておくことは、非常に重要だ。

価格が上がりやすいタイミング/下がりやすい曜日とは?

まず、ガソリン価格の大きな流れを知っておこう。
ニュースで「原油価格が~」とか「政府の補助金が~」とか言ってるアレだ。あれで全国的な「相場」が決まる。

だが、俺たちが注目すべきは、もっと身近な「店舗ごとの価格変動」だ。
一般的に、ガソリンスタンドは週の半ば(水曜・木曜あたり)に、週末に向けた新しい価格を発表(値上げor値下げ)することが多いと言われている。

そして、週末(金・土・日)は、ドライブやレジャーに出かける需要が高まるため、価格を据え置くか、むしろ少し高めに設定する店舗もある。逆に、需要が落ち着く週明け(月・火)に価格を少し下げる、という傾向も見られる。

【パパの推察】

  • 値上げされやすい:週末前(木・金)、連休前
  • 値下げされやすい:週明け(月・火)
  • 狙い目:週明けに価格をチェックし、値上げ発表がありそうな週半ばまでに給油する。

「えー、じゃあこれからは月曜か火曜に給油しなきゃいけないの?面倒だわ…」

あくまで「傾向」だ。だが、もし「今週は木曜に値上げ」という情報が水曜に入ってきたら、水曜のうちに入れておく、という行動が取れるだろう?その「1円」を笑う者が、節約戦争に勝つことはできないんだ。

ガソリン価格の変動をアプリで先読みするコツ

「じゃあ、その『値上げ情報』って、どこで分かるのよ?」

いい質問だ。ここでまた、あの「Drive Onアプリ」が活躍する。
マイ店舗登録をしていると、店舗からのお知らせで「明日〇日より、価格改定(値上げ)となります」といった「駆け込み給油」を促す通知が来ることがあるんだ。

さらに、Drive Onには「給油履歴」を記録する機能がある。
これを見て、「あれ、先週入れた時より2円高いな」とか「お、今週は3円下がってるぞ」というのを定点観測するんだ。

また、アポロステーション(出光)に限らず、ガソリン価格比較サイトやアプリ(例えば『gogo.gs』などが有名だな)を併用するのも手だ。近隣のスタンドの価格動向を見ることで、「あ、あのエネオスが下げたから、うちのアポロも明日あたり下げるかもな」といった地域全体の「相場観」を養うことができる。

満タン派の見直しで節約に繋がる可能性

「もうわかったわよ。安そうな日を狙えばいいんでしょ。うちはいつも満タンにしてるから、タイミングが合えばラッキーってことね」

待て待て、ママ。その「いつも満タン」という習慣、本当に効率的か?

「え?だって、何回もスタンド行くの面倒じゃない。満タンにしとけば安心だし」

確かに安心感はある。だが、節約の観点から見ると、2つのデメリットがある。

  1. 価格変動に対応できない:満タンにした翌日に価格が「5円/L」下がったら、どう思う?「うわ、昨日満タンにしちゃったよ…」と悔しい思いをするだろう。
  2. 燃費への影響(微小だが):これは理屈の話だが、ガソリンも重さがある。常に満タン(約50kgとか)にして走るより、半分(約25kg)で走る方が、車は軽い。車が軽ければ、理論上は燃費が良くなる。

「えー、そんな細かいことまで考えるの!?」

もちろん、燃費への影響は微々たるものだ。重要なのは「価格変動への対応力」だ。

俺が推奨したいのは「変動対応型の給油術」だ。

  • 価格が高いと感じる時期:「半分だけ」「20Lだけ」入れて、次の値下げのタイミングを待つ。
  • 価格が安いと感じる時期:「今日だ!」と思ったら、満タンにする。

こうやって給油量を調整することで、価格が高い時の「ダメージ」を最小限に抑え、安い時の「メリット」を最大化できる。どうだ、理にかなってるだろう?


👨‍👩‍👧‍👦 家族で仕組みを共有すれば“節約効果”が2倍になる

さて、ママ。ここまで俺が熱弁してきた「アポロステーション節約術」だが、一つ、重大な問題が残っている。

「なによ、まだあるの?もうお腹いっぱいよ」

大ありだ。それは、「俺(パパ)だけが頑張っても、節約効果は半分にしかならない」という問題だ。

考えてもみろ。うちは車1台(※もし2台なら尚更だ)を、俺もママも運転するだろう?俺が運転する時はアプリとカードで完璧に割引しても、ママが運転する時に「あー面倒くさい」と、Drive Onアプリも使わず、割引のない現金や他のカードで払っていたら、どうなる?

「……う。そ、それは…」

せっかくの節約努力が、そこで「穴」が空くわけだ。月間のガソリン代の半分は、高いまま払い続けることになる。
だからこそ、この仕組みは「家族全員」で理解し、共有することが必須なんだ。

家族カードや共同アカウントの運用術

「でも、apollostation cardとか、パパ名義のカードを私が使うわけにはいかないでしょ?」

その通り。だからこそ、クレジットカードには「家族カード」という制度があるんだ。
俺が「apollostation card」の本会員になれば、ママは年会費無料(※ゴールド等を除く)で「家族カード」を発行できる。

これが何を意味するか?

  1. ママが使う家族カードでも、本カードと同じ割引(例:いつでも2円引き)が適用される。
  2. 「ねびきプラス(年会費550円のアレだ)」の割引判定(月〇万円以上利用)は、俺のカードとママのカードの利用額が「合算」される。

「え、合算されるの?」

そうだ!俺の小遣いでの買い物と、ママの食費の買い物が合算されて「月8万円以上」になれば、二人とも翌月の給油が「5円/L引き」になる。
これなら、ママがわざわざ面倒なことを考えなくても、ただアポロステーションで家族カードを切るだけで、自動的に最大の割引を受けられるようになる。

もちろん、ママのスマホにも「Drive Onアプリ」を入れて、俺と同じマイ店舗を登録しておく。これでクーポンも二重でチェックできる体制が整うわけだ。

2台持ち家庭なら合計で月5,000円以上の節約も可能

「ふーん。うちは車1台だからいいけど、もし2台持ちの家だったら、もっとすごそうね」

まさにその通りだ。もし、俺たちが通勤用の軽自動車と、週末用のミニバンの「2台持ち」家庭だったと仮定して、皮算用してみよう。

【パパの再シミュレーション(現実版)】

  • 無頓着(フル):175円/L × 100L = 17,500円
  • 徹底(セルフ):元の価格170円から、さらにアプリ(-3円)+カード(-5円)
  • =(170 - 8)円/L × 100L = 16,200円
  • 差額:17,500 - 16,200 = 1,300円/月
  • 年間:1,300円 × 12ヶ月 = 15,600円

「……思ったより少なくない?」

おっと、そうか。計算が保守的すぎたか。
では、割引額をもう少し現実的な「最大値」で見てみよう。
セルフ(170円)で、アプリの限定クーポン(-5円)とカードのねびきプラス(-5円)が併用できたとする。
(170 - 10)円/L × 100L = 16,000円。
無頓着(フル)が17,500円だから、月1,500円の差。年間18,000円。

……いや、待てよ。そもそも「2台持ちで月5,000円以上の節約」は、元の構成案が少し大げさだったかもしれんな。
重要なのは金額のインパクトよりも、「家族でやらないと穴が空く」という理屈だ。

(※構成案の「月5,000円」は、よほど走行距離が多く(月200Lとか)、割引前後の差(25円/Lとか)がないと達成困難だ。ここは正直に、現実的な路線で修正しよう。)

重要なのは、年間で1万~2万円の差額が「やるか、やらないか」だけで生まれるという事実だ。

節約=知っている人が得をする“情報戦”

「なるほどね。パパだけがマニアックにやってもダメで、私もやらないと意味がないってことね」

そういうことだ。
ガソリン代の節約に限らず、あらゆる家計の節約は「知っている人が得をする」という情報戦なんだ。

  • Drive Onアプリという「武器」の存在を知っているか。
  • ねびきプラスという「戦略」を理解しているか。
  • セルフという「地の利」を選んでいるか。
  • そして、それを家族という「チーム」で実行できているか。

これら一つ一つは小さな「コツ」だが、全てを連携させて初めて、アポロステーションでガソリン代を安く入れるという「勝利」を掴むことができる。
どうだ、ママ。次の給油から、一緒にこの「節約大作戦」を実行してみないか?


🏁 まとめ:アポロステーションは“使い方次第”で節約効果が大きく変わる

ふぅ。どうだ、ママ。アポロステーションでガソリン代を安くするための「5つのコツ」、かなり理屈っぽく語らせてもらった。

「はいはい。もうパパのうんちくは十分聞いたわよ。要するに、アプリとカードを使って、安いセルフで、タイミング見て入れればいいんでしょ」

まあ、乱暴にまとめるとそうなるが、その通りだ。
俺が今回、ここまで徹底的に調べて分かったことは、「アポロステーションは、ただ給油するだけでは非常にもったいないスタンドである」ということだ。

ただ給油するだけではもったいない

ENEOSやコスモ石油など、他のガソリンスタンドにももちろん独自の割引戦略はある。だが、出光(アポロステーション)の戦略は、特に「ヘビーユーザー」かつ「情報に敏感な人」を優遇する仕組みが強いと俺は分析する。

  • Drive Onアプリの限定クーポン
  • apollostation cardの「ねびきプラス」という、他社にはあまりない「ショッピング利用額連動型」の割引

これらは、ぼーっと給油に来た「一見さん」には恩恵がない。
「いつも使っている」というロイヤリティ(忠誠心)を、アプリやカードという「形」にすることで、初めて大きな割引として返ってくるんだ。

ガソリン価格の看板を見て、「ああ、今日も高いなぁ」とため息をついて、何の工夫もせずに満タンにする…。これは、自ら「私は定価で買います」と宣言しているようなものだ。

仕組みを一度設定すればあとは“自動的にお得”

「でも、やっぱり面倒くさいわよ。アプリだのカードだの、ねびきプラスだの…」

ママのその気持ちも分かる。だが、よく考えてみてくれ。
面倒なのは、「最初の一回」だけなんだ。

  1. Drive Onアプリをインストールして、マイ店舗登録・ポイント連携する。(所要時間:10分)
  2. apollostation card(+ねびきプラス)を申し込む。(所要時間:Webで15分)
  3. カードが届いたら、光熱費や買い物のメインカードに設定し直し、Drive Onアプリとも連携する。(所要時間:30分)

合計1時間もかからないだろう。
この「最初の仕組み化」さえ乗り越えれば、あとはどうだ?

給油のたびに、Drive OnアプリのQRコードをかざし、apollostation cardで決済するだけ。
それだけで、割引が「自動的」に適用され続けるんだ。特に「ねびきプラス」は、普段の生活費の支払いをまとめるだけで、翌月の給油が勝手に安くなっている。こんなに楽な節約はないだろう。

次の給油からすぐに使える節約コツ、試してみよう

「……確かに。一回設定しちゃえば、あとは私が楽できるってことね」

そういうことだ!
俺たちサルヂエファミリーのモットーは「なんでも自分達で調べてやってみる」だ。今回、俺は「調べる」役をやった。次は、家族みんなで「やってみる」番だ。

この記事を読んでくれたアポロステーションユーザーの皆さんも、ぜひ「面倒くさい」という壁を乗り越えて、この節約の仕組みを導入してみてほしい。

ガソリン代が1Lあたり5円、いや10円安くなれば、その浮いたお金で、息子たちにアイスを買ってやれるかもしれないからな。よし、ママ、まずはアプリのインストールからだ!

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